自分の好きな「小さな世界」

小さい頃は、車とか戦隊ものにはあまり興味がなかった。関節が動くガンダムみたいな青いお気に入りのロボットはあったけれど、男の子が好きになるようなものはあまり通ってこなかった。

代わりに自分が好きだったのは、ガチャガチャとかシールとか、とにかく小さくて、集めたり出来るものが好きだった。

テレビチャンピオンでやっていたミニチュアの選手権が大好きで、小さい世界を表現できることが素敵だなと思っていた。

ウォーリーを探せのポケモンバージョンがあって、いろんなポケモンがいて、いろんなことをしているのに、一枚の絵に収まっているところが好きだった。そこに全てが詰まっているように思えた。

漫画とかでも扉絵でよくあるキャラクターの集合してる絵は好きで、世界が小さく、1枚にまとまっているのが好きだと自覚した。Vジャンプという、ジャンプの漫画やゲームの情報がまとめられている雑誌が好きだったのもそこに通じていると思う。

いつか自分の好きなものだけを集めた世界を作ってみたいと思っている。ミニチュアだったり、本であったりどういう形でもいいけれど。

そんな自分の好みにピッタリの絵を描く方を見つけた。junaidaという方で、とにかく絵が素敵。しかも、junaidaさんが大好きな伊坂幸太郎の本の表紙を描いた逆ソクラテスは自分にとって、たまらない組み合わせ。

自分の好きなものが分かっていて、それに当てはまるものを見つけた時の高まりは最高。

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