【10分で解説】「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考(末永幸歩 / 著)

※まとめを読んでの感想なので、詳しく知りたい方は、参考元の本・YouTubeを読んで・見てください

「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考(末永幸歩著 / ダイヤモンド社): https://www.amazon.co.jp/dp/B08491KV9Z

□雑なまとめ


13歳ごろから図工の好きな人は減っている
現代人は「自分だけのものの見方・考え方」を失っている
SNSで世界を知ったり、LINEで人と話したような気持ちになったり、自分の気持ちがなくなっている
アート思考が求められている

◆1. アート思考とは何か
・自分だけのものの見方で世界を見つめる
・自分なりの答えを生み出す
・新たな問いを生み出す→仕事とは?アートとは?人生とは?と自問自答する

自分の頭で考え、意見を言え、伝えることができる
本当は自分のことは考えられていない

◆2. 「すばらしい作品」とはどんなものか?
植物よような構造
・表現の花 
 ・アウトプット・成果物
・興味のタネ
 ・興味、好奇心、疑問を抱くこと
・探究の根→一番大事
 ・アート作品が生まれるまでの過程

数学→明確で唯一の答えがある
数学 では、「正解 = 太陽を求める」

アート→雲のようなもの
答えはないので、自分なりの答えを出すことが大切
アートでは、自分なりの答えを見つける

アートを見たときにこの作品素晴らしいなって思う瞬間が大切
よく観察して、アウトプットすることが大切
気づいたこと・感想をアウトプットすることが大切。
14世紀のアートの時代に描きたいものを書くのが正しいのではなく、写実的に書くことが正解だった

素晴らしい仕事とは、言われたことをやるのではなく楽しいことを見つける
「探す」「求める」のプロセスを楽しむ

素晴らしい作品 = 個性・常識を覆す

◆3. リアルとは何か?
ピカソ:史上最多の作品を残した人
「アヴィニョンの娘たち」→今までのピカソの常識を崩した作品
今まで考え:遠近法
新しい考え:違う角度から表現してみる

動画の見方も、自分のために見るのか、後輩の立場から見るのか
仕事も、お客様、上司、世間、部下、株主の立場から見るのかで変わってくる
→マクロな視点が必要

ペットボトルも横、上、下、斜めからで変わる

□考察 & まとめ


・アート = 考え考察する姿
・植物構造の例えがすごいわかりやすい。花に目が行きがちだが、実際に大切な本質
・うちの親と書道展を見に行った時の話
・友達と美術館に行った話
・ものの見方。捉え方。ミクロからマクロ的な視点を持つことが大切

小中高とテストに向けて答えのあるテストを繰り返す中で、人の考える力・疑う力っていうのが落ちている。
自分の出身は工業高校で、周りは全然勉強していなかった。
高校のテストはほとんどノートの暗記で、上位の成績を取ることができた。

確かに、学生時代を振り返ってみて、答えのあるものを覚えることが多かった。
社会人になって、仕事の世界では、自分から考え、行動する機会が増えて、少し戸惑っていた。
その中でどうやって考える力をあげるか悩んでいた中で、この動画は非常にわかりやすかった。

素晴らしい作品を植物の花・タネ・根に例えていて、確かに!と思った。
考え方によっては、氷山に例えられることも多いが、作品として見えている部分は最後の一部でしかない。
氷山の例えとは違い、「興味、好奇心、疑問」「過程」と具体的に分けられていて、納得度が上がった。

書道の先生だった母に連れられて、小さい頃に書展に連れて行かれた経験があった。
当時は、嫌な思い出だったが、いつからか、母の姿を見て、人の字を見て何を考えているんだろう...と考えるようになった。
今では、デパートとかで書展や展覧会をしているとよって、見学していくようになった。

この動画の中で、「アートを見た感想をアウトプットすることがいいよ」と提唱していた。
友人と美術館に行って、感想をシェアできたときに自分の価値観と相手の価値観をシェアでき、非常に良い経験だったのを思い出した。
自分だけで完結させるのではなく他の人とシェアすると、自分以外の人の価値観・ものの見方が見えてきて非常に良い。

自分の中でも、他の人の気持ちになって考えることで、自分の幅が広がってくる。
動画の中で言っていたマクロ的な視点で考える話に近い。

この動画を見て、美術館に行って早く作品を見たいと思ったし、他の人と一緒に行って、意見交換したいな〜と思った。
早くコロナ治れ〜!!

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