ネタバレなしに4月公開のコナン映画とマリオ映画の魅力を語ろう

2023年4月14日は毎年恒例の名探偵コナンの映画公開日で、4月28日はスーパーマリオの映画公開日と、GWに観るべき作品が立て続けに公開しました!
劇場公開とほぼ同時に観に行き、両作品とも昨今のアニメ映画よりも楽しめる理由がいくつかあったので、行くか迷っている方はぜひ参考にしてください👍

コナン: 名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)

2018年公開の『ゼロの執行人』から劇場で必ずコナン映画を見ているのですが、今作品はダントツに面白かったです。ストーリーは分かりやすく、物語のスケールも大きい、そして後述する3点が非常に素晴らしいです。

主要な登場人物が初期メンバー

コナンの主要人物をどれくらい知っていますか?私の周りだと赤井秀一さんや安室透さんというキャラを詳しく知らない方も多く、昨今の映画は漫画やアニメを見ている方でないと楽しみづらい一面があります(そのために映画公開の3ヶ月前から、映画をより楽しめるための特別編が公開されています。現在は動画配信サイトでも視聴可能)

先述した赤井秀一さんや安室透さんは特に情報量が多いキャラクターで、もしコナンを久しぶりに観る方は完全についていけないです。
ところが、今作は灰原哀がCMなど担当していることからも分かる通り、灰原哀と黒の組織が中心となっています。
コナンを見たことがある人のほとんどが知っているくらいには、ほぼ初期から登場しているキャラクターが中心なわけです。
もちのろん、上記の動画を見たり漫画コナンの情報を追いかけてから観るともっと楽しめる映画でもあります。

ちなみに、コナンを知らない人が見ても面白いと思えるくらい、ストーリーが分かりやすくまとまっていました👏

犯罪内容が秀逸

コナンは謎解き要素も多く、犯罪の中で色んなトリックが使われるわけです。


名探偵コナン検定

上記はトリックに使われた原理を答える検定の問題です。作者の青山先生は現実でできるトリックを使われており、100巻以上続いている漫画で出来ることなのか疑ってしまうようなことを成し遂げています。
今回の映画も同様に現実でできるトリックなのですが、これが実に面白いです!

予告編の内容にあるように今回は海洋施設が舞台です。もうスケールが違うんですよ。渋谷の街、リニアモーターカー、東京タワーなどと聖地と呼ばれる実際にあるものを題材にしていたコナン映画で、まさかの海洋施設ですよ。海にでも聖地巡礼しろというんでしょうか?

それはさておき、この海洋施設で様々なトリックが登場します。非常に身近な犯罪も出てくるので、犯罪行為にも注目してみてください!

やっぱりコナン映画といえば爆発

コナン映画で爆発しなかった作品って極少数で大抵の作品で爆発します。
ゼロの執行人の予告編だと開始6秒で爆発しています。

テレビでしか爆発を見てこなかった人、映画館で見てください。
正直、私がコナン映画を見ている理由の7割は爆発シーンの壮大さにあります。





飛ぶぞ





マリオ: ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

この映画はずるいんです。
映画の中にありとあらゆるマリオのネタを入れてくる。
実際マリオの映画ですし、予告編にもマリオカートが出てくるので予想できました。
それでもマリオを120%愛しているスタッフがいないと出来ない映画ですこれは。

マリオが登場するゲームの1~2割くらいしかプレイしたことがない私でも、「懐かしい」と思ってしまったんですよ。
ゲームをプレイしていなくても、どこかで見たことがある。そんなマリオが色んなところに散りばめられている。完敗です。

キャラクターの性格がうまい

マリオに出てくるキャラクター、それぞれどんなイメージでしょうか?私はですね、

  • マリオ: 勇敢

  • ルイージ: 臆病

  • クッパ: 横暴

  • ピーチ: 華麗

上記のようなイメージです。マリオはスーパーマリオマリオサンシャイン、ルイージはルイージマンションで、クッパは言わずもがな。ピーチ姫はマリオパーティー大乱闘スマッシュブラザーズの動きからイメージしました。

https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nsmj/index.html

明確に設定されていないキャラクター像から、非常に上手に肉付けされているのが今作の映画です。
映画館だったので笑い声は控えましたが、つい笑いそうになる場面が出てくるくらいにユーモアなキャラクターになっています。

懐かしい

任天堂が生んだ世界一有名なゲームキャラクターのマリオ、みなさんも人生で必ず見たことがあるはずです。
実際にプレイしたことがなくても、家族がプレイしていたところや、インターネット、雑誌や漫画などでマリオを見たことがあるはずです。
最近は電車内のクイズにも出ていますね。

映画の約100分の中で様々なオマージュネタが出てきます。見たことがある景色と、聞いたことがあるBGMがありとあらゆる箇所で流れてきます。多くのメディアを通して40年弱存在するマリオを、いま【懐かしい】と思えるこの作品だからこそ、昨今のアニメ映画とは一味違う面白さがあります。

そして、私が映画館で映画を観る理由の1つに、最高の映像と最高の音響があります。映画館の最高の環境を通して感じる【懐かしい】は、きっと映画を観た後の1日を素晴らしいものにしてくれるでしょう。

最後に

この数年間、映画館に行くのも避けていた人が多かったと思います。
このGWは家族や友人と数年ぶりの映画館で過ごすのはどうでしょうか?それに相応しい映画が絶賛2本公開中です。

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