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オートン効果。ハイパスフィルターによるシャープネス処理を添えて。

おはこんばんピ

今日はほぼタイトルの通り、備忘録も兼ねて記事にします。


オートン効果について

調べたところに依ると、オートン効果は写真をふわっとした絵画調な感じに変えてしまう現像効果テクニックのことです。 1980年代に オートンという方が編み出したのものらしいとか。

一旦こいつを見てくれ。

RAWにDxOPureRAWだけ掛けたデータ。

先日もnoteに上げた「鍋冠山公園から見る、スペクトラムオブザシーズ」の現像前データですね。

一旦このデータに下名の心象風景を載せていきます。

テクスチャや明瞭度、かすみの除去はイジってない

鮮やかになったね。

オートン効果は、更にココから「テクスチャと明瞭度を下げて、かすみの除去を上げる」と良いらしい。

輪郭をぼかして、かすみを除去すると現実からすこし離れた幻想的な雰囲気になるそうだ。

それがこちら。

20230927-7IV08455-ARW_DxO_DeepPRIMEXD

これはテクスチャと明瞭度を-30ずつ、かすみの除去を30上げてる。

20230927-7IV08455-ARW_DxO_DeepPRIMEXD-オートン効果のみちょい強め

更に強めに効果を掛けていくとこう。

幻想的な絵になっているように感じます。

オートン効果についてはココを参照したので、共有です。

ハイパスフィルターについて

ここから先はPhotoshopで作業をします。

ココを参照してほしい。

先程、オートン効果を掛けたデータをPhotoshopで開き、レイヤーを追加してハイパスフィルターをON。

んで、フィルターの彩度を下げてみると

20230927-7IV08455-ARW_DxO_DeepPRIMEXD-HightPass

こうなった。解るだろうか。

さっきより、更にシャープになり幻想的でいてバキバキに解像しているかの様なイメージを持つのでは無いかと思います。

ニ枚のオートン効果を強めに掛けたデータでも試してみると

20230927-7IV08455-ARW_DxO_DeepPRIMEXD-オートン効果のみちょい強め-ハイパス

ちょっと諸々破綻しかけている気もするけど効果はわかりやすいかも。

こんな感じでシャープネス処理がとてもいい感じになる…ということらしい。

今更そんなの誰でも知ってるよ!とか思われるかもしれないが、これは自分用の備忘録も兼ねてるので許してくれ。。。

じゃあ、JPEG化するときのシャープネス処理も削った方がいんじゃね?

確かに。今のデータはLightroom側で出力する時にシャープネス掛けちゃってたのに気がついたワケです。

結果がこちら。

20230927-7IV08455-ARW_DxO_DeepPRIMEXD-LrCシャープネス無し-ハイパス

LrCでシャープネス掛けるよりシャープでは亡くなったけどある意味で自然な仕上がりには見える。見えるだけ。

また比較用に、オートン効果無しでハイパスフィルターだけ掛けてみたのがこちら。

20230927-7IV08455-ARW_DxO_DeepPRIMEXD-LrCシャープネス無し-ハイパスのみ


総評

元の題材が良くないのでぶっちゃけ好みの問題かも()

よく見ると確かに違うけど、もっと良い題材でやるとわかりやすかったかもしれない。

個人的には「なんとなくオートン効果+ハイパスフィルター」の方が好きかなという感じ。

この「なんとなく」がまだ言語化できないので、頑張ります。。。

というわけで次回は本来noteにまとめる予定だった積現像消化、動物写真作品編でお会いしましょう。


それでは。

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