0125日経より所感


ニデックは24日、2024年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比3倍の1350億円になる見通しだと発表した。従来予想を300億円下方修正し、2年ぶりに最高益を更新する予想を見直した。中国の電気自動車(EV)市場の競争激化を受け、EV部品事業で構造改革費用を計上する。
永守重信会長兼最高経営責任者(CEO)は、中国市場について「競争相手もニデックもぜんぶ赤字。こんなのは50年の経営で初めて」と語った。EV部品事業は「人事を一新する」とした。
 1月1日付で中国向けEV部品担当だった常務執行役員を顧問にする人事を発令し、岸田光哉副社長が事業を統括する形にした。信賞必罰を明確にし反転攻勢を狙う。「若い人の体制でやっていく。ハードワークで勝つまでやる」(永守氏)

有価証券報告書のガバナンスリスクに依存のリスクが記載されるほどの永守会長の判断に左右されるといわれるNidecだが、最近は有名女優がcmに出るなどイメージ戦略も進めている印象。
永守会長に対しては賛否両論あるとは思うが、京都先端科学大学の学長を務めるなどもしており育成の分野で信念を持って取り組んでいるように思う。京都学院大学を買い取り名前を変えて2018年からスタートして5年。
以前の大学の雰囲気や思想が変わるまではもう少し時間がかかるだろうが、企業で使える人材を育成する、という信念は尊敬する。
大学でもしっかり資格や実学が学べる環境で第一線のビジネスマンと近いのはメリットがある。実態はどうかは、調べながら自分の子供が大学を目指すタイミングで、学校のレベルも上がっている事を切に願う。

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