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職住一体という働き方(58/100回)

最近知ったのだけど「職住一体」という言葉がある。

文字の通り、住むところと働くところが一緒になっていて、自宅を会社にしたホームオフィスや、自宅ショップのような形を指すらしい。

僕はこの言葉を聞いて昔ながらの八百屋をイメージした。
1階が売り場で2階が家族の住居スペースになっていて、夫婦2人で切り盛りしているお店。

常連さんで成り立っていて、みんな店主や奥さんとおしゃべりをして買い物をする。
店の奥では小学生の息子が店が終わるのを宿題をしながら待っていて、買い物客に
「勉強がんばってるかー!?」と声をかけられる。

懐かしい昭和の風景だけど、こういった職住一体の働き方が見直されているらしい。


リモートワークが当たり前になり、家族との時間を大切にする人が増えた。
というより仕事と家族の時間は両立できることに気がついた、ということかもしれない。

自宅で仕事をしていると通勤時間が無いので、すぐに仕事に取り掛かることができるし、小さな子供の面倒を見ながら仕事の調整ができる。

それに事務所家賃などの固定費が抑えられるので、スモールビジネスには相性が良い。



昭和の八百屋は案外、今の時代にあった働き方なのかもしれない。

仕事は生活を支えるためのものではなく、生活そのものだと思う。
オンとオフに分けずに常に働き、遊び、家族と過ごす。

それくらいの距離感で「職」と「住」が仲良しになれば人はもっと幸せになれると思う。





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