安心感

今日は急遽空き日になったので、
地方のほかの班の仕事を見学しに行くことに。

同じく少人数で仕事をしている班なのだが、
リーダーである先輩はうちの🦍さんより年上で、もう定年間近の方だ。

物腰がとても柔らかく、言葉遣いにもトゲがない。
堅苦しい雰囲気を作らせないような方だった。

…うちの🦍さんとは大違いだ。
片付けを手伝っている間、
「スプリングちゃん、幸せにやってんのか?」って聞かれた。
私の彼も同じ職場だからなのか?そういうことなのか? 私が元気なさそうに見えるのか?
ふふふ。笑って返した。

片付け中もメンバーの声掛けに必ず返事してくださってるし、
荷物ひとつしか持たなくたって、
人数いるんだからひとつずつでもいいじゃないとか。  
声掛けがとにかく優しい。

それに答えるように同じ班の後輩の男の子もせっせと1人で車に積み出す。
先輩が先に俺着替えるぞーと声をかけてくれる。

…ああ、羨ましい関係性だなあ と思った。
私の班の方が規模が大きいので大変は大変なのだが、心のゆとりがなくて辛い。

うちの班だったら…
仕込みもバラシも何となく🦍さんが機嫌悪いから急がされて、
やれ効率よく動け、荷物一つだけで持ってくんな、運ぶな。
仕事を待つな。仕事は察して2.3手先を見て動け。お前の気遣いは感じているがそうじゃない。
俺が着替えるまで着替えるなよ!
同じこと何回も聞くな!意味を理解して働け。

…はあ。

帰り際、また先輩に、
「スプリングちゃん幸せなのかー?」と遠くからまた声をかけられた。
私は指でOKサインをして返した。

たぶん、色々含めた意味なのだと思う。
やはりとても素敵な人だと思った。

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