今年の振り返り「どうするおぜき」
おぜきです。
早いものでもう2023年も仕事納めとなります。
元々人生は波瀾万丈な方だと思いますが、思いがけず転職したこともあり、生活が何度も変わった1年でした。
ただ、精一杯生きてきたと胸を張って言える、そこだけは変わらないかな。。。
今年の大河ドラマ、「どうする家康」のように様々な局面に向き合い続け、1人の弱い人間として決断を繰り返してきた一年でした。
総括
仕事面では長く自分自身を模索した1年でした。新たな希望を見出したり、自分自身の能力やキャパシティの限界を感じたりと忙しく過ごしました。トータルとしては今後の人生への新たな息吹を感じています。
家庭面では子供の塾や習い事、家事対応で飲み会以外のオフの時間はほぼ使われることになり、またPTA副会長に就任し、地域や学校にも目を向けることになりました。
社会から様々な役割を与えられ、いろいろな人のいろいろな思惑に振り回されたり、自分のやるべきこと、やりたいこと、について邁進したり、と出来ることをコツコツと頑張ったかなと。
そして、何事にも挟まれ、向き合い続けた1年だったなと。
弱き家康が、理想を叶えるためにいろいろなことに向き合い進み続けて天下人になった道のりと自分を少しだけ重ね合わせてみたりもしました。
1年の振り返り
1月-3月 ヘルプデスク支援
2023年は、ヘルプデスクの建て直し支援から始まりました。ITSMツールを使わず、スプレッドシートとWFツールで社内業務が行われており、進捗が見えない、標準化されない、管理がシンドくて本当にITSMツールの有り難さが身に沁みた瞬間でした。(通算5度目くらいな気がする)
そして、年度末の組織再編作業が全て伝説かつ手動で行われ、昨年度のメンバーがいないため手探で何とか乗り越えた、という状況でした。
ITSMツールの大事さってどのように提案していくと、経営層を納得させられるのか。ServiceNOWがどんどんBIG Dealを決めているのは本当に頭が下がります。
私がもう10年くらい前にやっていた、ITSM導入CSF(重要成功要因)研究分科会では、トップの関与が大きなCSFであると定義付けましたが!まさにそうでないと、「これまでこうやってやってきたんだから、お前らもやれ!改善、そんなもんは面倒だからやらん!」とか言われちまう事態になりますよね。
セオリーって大事だけど、セオリーを実現するためのセオリーはもっと大事。今も直面してる課題です。
そして、同時期に、プライベートではPTA副会長に就任しました。特段やりたかったわけではなくて、本部役員をやると息子2人分の役員回数が計上されるということで、悩んだけれど転職2年目で少しずつ安定してきていたのと、比較的自由な会社でもあったのもあり、やることにしたのでした。
4月-6月 ヘルプデスク業務改善
4月からは業務支援だけでなく、ヘルプデスク業務改善プロジェクトを立ち上げて、様々な改善プロジェクトを進めました。
フローの作成とドキュメントの作成など、整理して進めていました。
ITSMツールの提案もしたし、動きと流れを整理してある程度形は作ったけど、結局はリソース追加で安定化していったという。
その後、今の会社、Sansanを見つけることになります。
この話は以前のエントリーをご覧ください。
7月-9月 プロジェクト終了と転職準備
業務改善プロジェクトを完了させ、引き継ぎなどを行い、転職の準備を進めていきました。
お客様と両輪で現場の改善を進める、という枠組みを作り、関係の改善にも寄与したかなあとは思います。
この半年くらいは企業の情シスってこうい課題だよなぁ、というものに外から触れ向き合った時間でした。
プライベートでは、今年はいろいろなタイミングが合わず、家族として旅行という旅行には行かなかったなあと。
子供達は個別にお泊まりのキャンプなど行ってましたが。
9月には転職前に恒例の1人旅行に行き、仙台を自転車で駆け巡ったのは良い思い出です。
10月-11月 Sansan入社 夢を膨らます
10月にSansanに入社して、1週間研修を受けていました。Sansanのカタチを叩き込まれた瞬間でした。同期も40人いて、年齢職種性別問わず仲良くなったことで、このあとの仕事のやりやすさに繋がったりもしました。
その後、配属に伴い個人のキャリアプランの再策定を行い、5年後、10年後にどうなっているか、この期間をどう過ごすか、の基本プランを策定しました。
そして、PTAとしてはイベント2つ。「ふれあい祭り」と「運動会」。
ふれあい祭りは、一大イベントで、企画から実行まで主にママ達が皆んなで協力して運営し、バザー、演し物、お店、ゲームなどで子供達を楽しませる、というものです。ミスドや31アイスクリーム、いちげんとかも来て、大変な盛り上がりでした。
PTA本部は主催ではありますが、委員会が主導していることもあり、実際の関わりは当日の運営支援で、受付や案内などに限られていました。
コロナもあり、これまでは中止になったりであまり関わってこなかったので、このスケールはすごいなと。
運動会は、先生達の運営支援ということで、会場の整理と受付をやりましたが、雨で開始が順延になり、1000名近い保護者の方が順番で内部に並ぶ形になったのを他のメンバーと協力して対応し、何とか乗り切ったのは良い経験でした。
12月 現実に悩む
12月に入り、1月以降の組織をどうしていくか、というところでなかなか周囲と感覚が合わず、悩みました。
SIerが向き合うのは顧客であり売り上げであるため、そこにフォーカスして組織を作ってもあまり違和感が無いのですが、事業会社では成果に向き合うということで、少し組織の作り方が違うことを感じていました。
これまでのアンラーンが必要となったタイミングでもあるのですが、会社に向き合う、仕事に向き合うために必要な時間なのかな、と思いました。
JBSからIIJに転職した時も同じようになったのですが、転職者の無能に向き合うこともなりました。
入って早々に自分がマネジメントするグループの組織再編をやる必要があったのですが、進め方に難航し、自分がこれまで感覚的にやってきた事を棚卸し言語化することで、自分が自動化していた部分を意思と意図をもって整理する、が必要となりました。
そして、Sansanならではのやり方も含め理解していこうということでいろいろの人との会話もしました。
勤務最終日の会社の全社ミーティングでは会社の2024年のテーマは「Grouth Mindset」とのことで、これにまつわる本が全社員に配布されました。
自他ともにタイミングの神がついている私が、このタイミングでこの本を手に取った奇跡を感じつつ、この年末を締めくくりました。
他方、プライベートでは、忘年会シーズンはIIJのコンサル部の忘年会に呼んで頂き、暖かく迎えて頂いたのはとても感謝でした。少し心が荒んでいた部分もあったのですが、皆さんのご厚意に救われた気がしました。
また、次男の保育園時代から脈々と続くイベントで大人子供合わせて40名規模のやまみの貸切忘年会も無事大盛況で終わらせる事ができ、ホッとしました。
この12月は転職の気疲れもあったと思うので、少し体調も精神レベルも低下していたのですが、行きつけの鍼に行って自律神経を整えたら一発で治りました(笑)
山村さんありがとうございます。マジで痛いけど治るんですよね。
12月の最終盤には身内の交通事故があり、命に別状は無かったのですが、病院や保険交渉などでバタバタしつつも、命の有り難さが身に沁みた瞬間もありました。
様々な局面があり、向き合い判断し続けた2023年。
44歳、記憶力や集中力、体力が少し衰えた事を感じ、もう成長に限界なのかなと思うこともありましたが、新たな世界への体験で、まだ成長する伸び代はたくさんある、とも思えた一年でした。
また来年の抱負については別途投稿します。
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