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[詩]わかる、わかる

小鳥のさえずりのように
心地よくときに耳障りな
声を奏で君はうなづいた
「わかる わかるよ」
ああ でも本当に
君は分かってくれたかもしれないし
そこに多少のずれが生じていたって
目をつむろう、今ここで
君と適切な喫茶店で
適切なお茶をのみ
君は私の仕様の無い悩みを
分かる と澄んだ瞳でうなづいた
そんな奇跡(こと)って
あるのかい

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