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中秋の名月に思うこと

こんばんは。晴れときどきYUです。
今日から十月。中秋の名月ですね。街の和菓子店は大忙しだとか。日本の古き良き文化、守っていきたいですね。
テレビでは「Go To!Go To!」と盛んに放送しておりますが、少し慎重派の僕にとっては、もう少し世の中の状況を様子見しておきたいなと思います。

気が付けば、今年も残り三ヶ月。今年は本当にコロナに振り回された一年だったなとため息をついてしまいます(残りまだ三ヶ月あるのに、もう一年が終わった気分笑)。

今年の一月にはオリンピック、パラリンピックが開催され、秋には京都へ旅行にいきたいななんて考え、夢を膨らませていたのですが、中々理想通りには進まないものですね。

先日、朝の情報番組グッとラック!で『HSP特集』が放送されていたので、思わず見てしまいました。
HSP関連の漫画を数多く出版されている、おかだちえさん(noteフォローさせていただいています)もVTR出演され、ニオイや光に敏感、他人の視線が気になるなど番組内で放送されていましたが、僕が「わかる!わかる!」と共感したものを紹介します。

・工事現場 上から資材が落下して来ないか不安
・時計 自宅でカチカチと時計の音が鳴ると気になってしまう

この2つは物凄く共感してしまいました。ビルなど高所の工事現場の横を通る時はいつもより早歩きになってしまいますし、自室の時計はすべてデジタル時計で、就寝前に「カチカチカチカチ」と音が鳴っていると気が立って眠れなくなってしまいます(そのくせ、腕時計はアナログ時計が好き)。

番組内でHSP傾向を調べるセルフチェックのコーナーがあったのですが、11項目中9項目が当てはまりました。
HSP傾向が高いと自覚しているので、全く驚きませんでしたが、芸能人の方も意外とHSP傾向が高い方が多かったことに驚きでしたね。
出演者の一人も「今日、自分がHSPだと知った。今まで病気なのかと思ってたんです。性格で良かった」と、HSPを気質・性格であるという認知はまだまだ世間では低いのだなと感じた次第です。

さて、話題はガラッと変わり、先月27日に最終回を迎えた『日曜劇場 半沢直樹』は皆さんもご覧になられましたか?

まだご覧になっていない方にはネタバレになってしまいますが、社会派のドラマで初めて涙を流しながら見ていました。
後半、主人公・半沢直樹(堺雅人さん)が箕部幹事長(柄本明さん)へ向けたセリフに物凄く心が震えました。

政治家の仕事とは、人々がより豊かに、より幸せになる政策を考えることのはずです。今この国は大きな危機に見舞われています。航空業界だけでなく、ありとあらゆる業界が厳しい不況に苦しんでいる。
それでも人々は必死に歯を食いしばり、懸命に日々を過ごしているんです。それはいつかきっと、この国にまた誰もが笑顔になれるような明るい未来が来るはずだと信じているからだ。
そんな国民に寄り添い、支え、力になるのがあなた方政治家の務めでしょう。あなたはその使命を忘れ、国民から目を逸らし、自分の利益だけを見つめてきた。謝ってください。この国で懸命に生きるすべての人に。心の底から詫びてください!
       『日曜劇場 半沢直樹』第10話より

医療従事者の方々、感染されて不安な日々を過ごされた方々、コロナ禍により経営が苦しい中、懸命に経営を営まれている観光業・飲食業・サービス業の方々、見えない敵と日々戦いながら、この国で懸命に生きているすべての人たちへのメッセージのようで、胸が熱くなった方は多かったと思います。

また、直樹の妻・花(上戸彩さん)のセリフも、とても素晴らしいものでしたね。

生きていればなんとかなる。生きていればなんとかね。
       『日曜劇場 半沢直樹』第10話より

芸能人の悲しいニュースも多く、本当に落ち込むことが多いですね。とても悲しい状況です。

人は生まれた場所も違えば、育った場所も違う。見てきた景色も、感じ方も、価値観も人それぞれ異なります。
当然、抱えている苦しみや悲しみ、絶望、痛みの感じ方も異なります。僕も先日まで対人援助のお仕事をさせていただいたので、「人の気持ち」というものに対してかなり勉強させていただいたつもりですが、正直分からないところ、難しいところはたくさんあります。

ただ、苦しみや辛さなどを抱えている人が居れば、「寄り添う」ことはできると学びました。寄り添って話を聴くだけで、人は気持ちが少し軽くなるんだそうです。

あと、対人援助のお仕事をさせていただいて教わったことは、簡単に「頑張れ」と言ってはいけないこと。
苦しみや辛さなどを抱えている方は、その方の中で最大限の力で頑張っているんですね。「頑張っている人に頑張れ!と言うのはとても残酷なことだよ。頑張れ!というより、マイペースに行こうと声かけするほうがまだ適切」と教わったのを思い出しました。

僭越ながら、「人生は波形のよう」なのではないかと最近思うようになりました。
良いこともあれば、悪いこともある。このコロナ禍は、多くの人にとってマイナスな出来事でしょう。波形でいうとマイナスの領域を進んでいる。
けれど、人生は波形なのだとしたら、波形は必ず上へ向かっていく。プラスの領域(良いこと)へいずれ、必ず向かっていくものだと思うんですね。

人生は波形のようにマイナスとプラスを繰り返して生きていくのではないかなと感じるようになりました。

不肖、自分も自律神経失調症と向き合っております。寒暖差もあり、体調の変調は意外と大変ではありますが、生きていればなんとかなるというセリフに励まされ、マイペースに自分なりに生きております。
皆さんも自分を大切に、マイペースを大切に生きていきましょう。

半沢直樹というドラマは今、この時代に求められたものなのではないかと感じます。素晴らしいドラマに出会えたことに感謝です。

かなりの長文となってしまいましたが、最後までお読みいただきましてありがとうございました。
昼夜の寒暖差も大きくなり、体調を崩しやすい時季ですので、皆さまお体くれぐれもご自愛ください。
次回もよろしくお願いいたします。

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