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家族について

今日は家族のことついて書きます。
我が家は一人っ子です。従兄弟も2人しかおらず、一族としては小さいです。
父は海外出張を多く重ね、現在も海外駐在をしています。母はある大学の講師です。
祖父母は母方の祖母以外は全員他界しました。従兄弟は疎遠ですが、どちらも年上です。

我が家はきっと側から見ると真面目で、何でもやらせてくれる余裕のある家族に見えると思います。
実際はどうでしょうか?真面目であることは確かで、将来設計や進路について何度となく問いただされ、きちんとした生活を送ることが求められていました。
私の今の性格もそこが根底にあり「どんな時も、ちゃんとしないといけない!」という考えが頭の98%を占めています。

何でもやらせてくれる…これは半分くらい本当です。基本的には自分のやりたいと思った部活動に入り、お金の使い道も特に咎められたり、家にお金を入れることも学生の間は求められてきませんでした。
しかし、どうしても親だからだと思いますが、親の価値観やモノサシと違うことをやりたい時に反対されることがあります。
恐らく今まで自分が決めてきた決断の4割くらいも「私はああやりたいけど、親がこう言えば賛成してくれる」と思って下したものも正直に言えばあります。

私がこう言ったら、親はどういう反応をするんだろう?そう思い始めると、心配になります。まず親に全てを伝えて反応を見る、その反応で決める。その繰り返しだったと思います。確かにある程度厳しくすることは正しいとは思いますが、反対に恐怖政治をされても、多分出来上がる人格は同じであり、良いサイクルは生まれないと思います。

ある時、母をとある事から怒らせてしまった時にこう言われました。「私は言いたいことは言ったので、もう普通に戻るから。」
私はこれを言われたとき、稲妻のようなショックを受けました。言いたいことを言えば、言われた側の負担は考えないのか。言われた人の心はどんどん蝕まれていき、もっと信用できない人へと育っていくのに。深く刺さって、悲しい気持ちになりました。私がどんなに親から言われる言葉に刺されても、母はその言葉が正しいと思い続け、私の気持ちの変化や意見には無関心なのかと。

何よりその考え方が一部で受け継がれていて、私もその血を半分引いていると思うと複雑な気持ちになります。

親との向き合い方は年々難しく感じます。「必要ない」とは言われるけど、どこかで結婚する前から独立した方がいいんじゃないかな。
その方が双方にとって楽であり、今の地雷点が分かりにくい生活から抜け出せると信じています。

今日も何だかよく分からない終わり方をしてしまいました。でもこの中途半端な書き方は、私の親との向き合い方に迷いが出ている証拠だと思います。
いつか、良い解決策が見つかりますように。

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