チョコレート革命起こしたい

男ではなくて大人の返事する君にチョコレート革命起こす

チョコレート革命/俵万智

2月7日、バレンタインまで1週間を切った。

高校一年生にもなると、バレンタインで街がソワソワ(主に男の子)がしているのがなんとなくわかる。


でも私のコミュニティが高校生になったってことは男の子だってその分大人になったってわけで、中学生ぐらいまでギリ聞いていた
「お返しあげるからくれよー笑」
はもう聞かなくなった。私が愛しさを感じる瞬間でもあったのに……

そして多分、「クラスの人全員に」を言い訳に好きな人に想いをまぜてチョコレートを渡すなんてことができるのは、多分今年と来年が最後だ。

そんな大事な時だというのに私は好きな人がいません。あーあ。

でもいいや、私はどさくさに紛れて渡すなんてことしないから！

別に恋愛対象で好きな人だけじゃない！私の好きな人みんなに、他人への思いも混ぜてしまった量産チョコレートじゃない特別をあげたい。

誕生日を「その人の存在に言葉で感謝を伝える日」と定義する私にとって、バレンタインは「未来を約束したい日」です。カッコつけてます笑

でも、言葉にしてないだけで多分みんなもそう思ってるんだと思います。


友チョコもこれからも仲良くしていたいと思うから渡すんでしょ？
義理だって大差ないし、
本命なんてもうそのまま、もっと距離を縮めている未来、この先もずっと近くにいたいって未来を約束したい日だ。

だけど、チョコレートにそんな莫大な感情を委ねるほど私とチョコレートの信頼関係はまだ厚くない。

だからまだ今年のうちは、チョコレートよりも手紙を書きたい。なので今回は両方できるように…！(頑張る)

そして迎えた来年のバレンタインこそは、

男じゃなくて大人の返事をする君に、チョコレート革命を起こします。

だからごめん、あと一年待ってて！
私の未来の好きな君へ。