見出し画像

時代はバリュー投資だ。

2021/10/17

じっちゃまが『時代はバリュー投資だ』とツイートされていました。今回は、過去のYouTube Liveで解説された(バリュー投資)についてまとめました。活用してください。




○バリュー投資の定義

ある銘柄がその内在価値(Intrinsic  value)に対して割安に取引されている瞬間を見計らって投資する手法。


○バリュー投資は難しい。

みんながすごくすごく間違える部分というのは、「バリュー投資はマーケットタイミングじゃない!いつ買っても良いんや!」という感じで出動のタイミングにシビアじゃない人が非常に多い。

個人投資家で自分は「バリュー投資家だ。」という自称バリュー投資家の99.9%が出動のタイミングに対してチャランポラン、というか全然わかってない。🤣
経験豊富じゃないと出来ない。

バリュー投資って、付け出しの買いがほぼ全てを決める。だから漫然と買いに行ったら、スパーンとやられる。 なぜかというと、そもそもある銘柄が割安な時に買いに行っているということは、相場の地合いは悪い。その銘柄がダダ下がりしているわけですよ。そういう時にフラッと仕込んでも、売りが完了してなかったらズルズルズルズルどんだけでもやられる訳でしょ?  バリュー投資というのは非常に危ない局面。危機の局面。

だからこそチャンスがある。

「買値にシビアになってください。」ということを強調したい。



○バリュー投資のメリット

最初からすごく脅すみたいで、(バリュー投資ってやばいのかな?)とみんな脅しちゃうといけないので、メリットを言います。

①比較的安定した投資成果を得ることが出来ます。
②人気に流されない。(バブル相場のド天井を掴む)とかそういうリスクは少ない。
③安全ののりしろという発想がある。相場環境悪い時に投資家を守ってくれる。



○バリュー投資のデメリット

その一方で、バリュー投資の難しさに関して言っておくと、

①バリュー投資は財務諸表を縦横に読みこなせる。そういう力がないと無理だと思う。難易度が高い。
②いまがたまたま割安なのか、万年割安のダメ企業なのか、その見分けをつけるのが非常に難しい。プロでも難しい。
③短期間で正解か、間違いか、結果が出にくい。つまり長期に渡って観察しないと投資成果は分からない。
もっと言えば、胆力というか、銘柄を抱える力が非常に重要になってくる。

既に自分で会社経営したことある人、会社に入って営業部長とか財務部長とか会社を見てきたとか、経験豊富な人じゃないとバリュー投資はきついと思う。若者がやる投資じゃないと思う。正直に言ってくれる人がどこにもいないので、僕がいうけれども、20代の小僧にバリュー投資はできないと思う。はっきり言って。



○ワイド・モート(経済的な堀)

もうひとつ、銘柄の見極め方に関しては、ワイド・モートというコンセプトを知っておく必要がある。モート=(皇居のお堀。城池)それがワイドなのですごくお堀が深い、つまり防御力がある。そういう企業に投資しないといけない。


典型的なワイド・モート企業の特徴
①事業規模が馬鹿デカい。
②市場占有率が圧倒的に高い。
③構造的な競争優位、勝てる理由を持っている。
④太刀打ちできない無形資産を持っている。(ブランド力:コカコーラ等)
⑤ネットワーク効果、ユーザーにとって乗り換えコストが非常に高い。



2021/12/7 note

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?