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じっちゃまの言う「株式投資の心得」①

買い急ぐのは死に急ぐのと同じだよ。よく観察してください。(2020/9/5)


株価が大化けしたら、どこまでもズンズンズンズンと一気に行っちゃうものなんですよ。その時、天井がどこになるなんて誰にもわからないわけでしょ。なぜ、勢いの良い銘柄をみんな売るわけ?そんなに売り急がないでください。(2020.7.15)


相場で気をつけなければいけないことは、株価が最大限に未来を織り込むとしても2年先のみだということ。みんなにやって欲しくないことは、2年よりも先の材料をベースにトレードすること。(2021.2.8)


20年前だけどモルスタが「株価はいつのEPSを最も敏感に反映するか」というリサーチした結果、2年先のEPSを敏感に株価は織り込むということだった。なので少なくとも1年先もしくは2年先のEPSを使用しや方が良い。ダメなのは過去のEPSを使ってPERを判断すること(2021.2.1)


バブルが弾ける時はテーマ株やストーリー株から先に弾けると思う。たとえばゲノム、AI(人工知能)、宇宙、EVや電気自動車などARKが手がけているようなホットなセクターから。通常バブルはホットになっているところから弾ける。そこをしっかり抑えないと相場間違えるよ。(2021.2.8)


ブレイクしそうなのを先回りして買いに行くのは素人。プロは新波動入りを確認してから買いに行く。そういうのを体得していないといつまで経っても相場なんて上手くならないよ。(2021.2.8)


機関投資家は四半期決算の売上高を(前期比)ではなく(前年同期比)で比較する。それは紋切り型でウォール街全体がやっているから。自分の愚にもつかない考えで「前期比」で数字を見てはだめ。何が重要で何が重要でないか早く身につけてください。(2021.2.8)


機関投資家は損益計算書(PL)を見て、何かおかしいと感じたら貸借対照表(BS)をチェックする。つまりPLでついた嘘はBSでバレる。ヘッジファンドはダブルチェックしている人はいるけどそこらへんは上級編。まずはPLを理解できるようにすることが重要。
四半期決算でPLの他に重要なのはCash Flow Statement。とりわけ営業キャッシュフローの数字の方が純利益より必ず大きくないといけない。そちらを見るほうがBSを見るより遥かに重要。(2021.2.8)


僕がやってるよい銘柄の見つけ方。まず営業キャッシュフローマージンが15%以上ある会社で、尚且つ毎年営業キャッシュフローが増加している会社を買うのが好きです。(2021.2.6)


新値で飛びつくのは個人投資家であって機関投資家ではない。だから力なく反落する。下値支持線を確認してから機関は買いに行く。急いでないんですよ。「慌てる乞食は貰いが少ない」じゃないけど、慌てふためいてトレードしているのは個人投資家。(2020.11.9)


勘違いしている人いるけど、問題なのはロックアップ切れではなく、どう処理するか、なの。うまい処理とは良い決算にぶつけて公募をする。そしてロックアップ切れになった売り買いの意思を一本化して丁寧にはめ込んでいく。それを繰り返せる企業の株価は上がっていく。(2020.12.9)


過去のPERを経年でさかのぼってみて。趨勢としてPERは上がっているか下がっているかに注意を払ってください。PERがどんどん安くなっているようなセクターを割安だとか思って安易に買い出動しないで。それは非常にデンジャラスだから。(2020.10.25)


すぐに儲からなきゃ気が済まないって人が増えてる気がするけど、僕からしてみればそっちの方がよっぽど怖い。投資家全般が短期筋、目先筋だらけになるのは非常に怖いね。(2020.12.20)


ドットコムバブルが弾けた時は、その次もその次の次もハイテク株の決算は悪かった。お手つきして再INしなくて済んだのは決算を見てたから。良い決算を出せる銘柄、もしくはセクターを選べば絶対に間違いはない。


チャートで一番重要なことは「新値を売るな」ということ。新高値というのはその銘柄に新しい価値が生まれようとしている瞬間。そんな重要な時に何が悲しくて株を売るんですか?じっくりホールドして伸びるままに任せたほうがよいでしょ。(2020.2.20)


投資というモノを好き嫌いの感情で捉えている以上はいつまでたっても成長しないよ。みんなが知り尽くしたら市場に非効率がなくなり、知識は株価に織り込まれている。そんな時ほど恐ろしいことはないよ。僕は知識の完成というものから逃げているんです。(2020.11.21)


50日平均線は比較的短期のトレンドを調べるもの。200日平均線は長期のトレンドを調べるもの。50日平均線を割り込んだら、次の下値目途は200日平均線になる。下から上に来た場合は逆のトレンドを考えればいい。(2021/1/11, じっちゃまYouTube Live)





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