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2021最後のFOMCが閉会。

【重要】FEDウォッチャーがFRBはテーパー終了を3月に繰上げるとの観測を報道

2021/12/8 Twitter

昨日NY市場が高かったと言う事は……FRBはアグレッシブに利上げしてくる線が濃厚になったということ!

覚悟、出来ている?

いま僕が心配していることは、FRBの大急ぎのテーパーが「せかせか」感を醸し出さないか? という点です。2013年のテーパーより、11月に発表されたテーパーは2倍の速度で終了させようとしていた。それがいま、さらに半分の時間へ短縮されようとしている。



2021/12/12 Twitter

12月・1月は相場高いと思っています。しかしオニールの定義では未だ現在の市場は調整局面であり上昇トレンド再開シグナルは出ていません。これは先週の上昇が出来高を伴っていなかったのが原因。いわゆるフォロースルー・デーは結局至現しませんでした。

今週水曜日FOMCです。テーパーを3月で終了するということが発表されると思います。債券市場の参加者にとってはノー・サプライズだと思います。むしろサプライズは政治家や議員さんたちによってもたらされるのでは?

賃金の上昇<物価の上昇 ⇒国民の不満が募っています。バイデン大統領はそれに敏感。

FRBのボスは下院です。下院は①雇用最大化、②インフレを2%へ、という二つの努力目標をFRBに対して明示しています。足下のインフレは6.9%なので②は達成されていません。


前回テーパーしたとき(2013年)は1年ちかく時間をかけ、腫物に触るような慎重さで毎月の債券買い入れ額をじわじわ減額しました。今回は……それを3分の1の時間で「えいやあ!」とやっつけてしまおうという話。

せかせか焦っているオーラがでたら、しまい。

その時はマーケットは仰天すると思います。

いかにcoolを保つか? がカギを握ります。



2021/12/20 Twitter

12月15日(水)、今年最後の連邦公開市場委員会(FOMC)が閉会しました。米国の政策金利であるフェデラルファンズ・レート(略してFFレート)は現行のまま、0~0.25%が維持されました。

債券買入れプログラムは11月のFOMCでは2022年半ばで終了させるというメッセージだったのですがウォールストリート・ジャーナルのFEDウォッチャー、ニック・ティミラオスの観測記事通り、それを3ヵ月繰上げ、2022年3月で終了することが発表されました。

今後の債券買入れ額は下のようになります。


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