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【ファイザー PFE 】

 ファイザー(ティッカーシンボル:PFE)は1942年に創業した会社で、最近では、開発した新型コロナウイルス向けワクチンが最初に承認されたことで話題を呼びました。

 ファイザーの主力薬ポートフォリオを見ると、「プレベナー13」という肺炎球菌結合型ワクチンの割合が大きく、2020年の売上高は58.5億ドルに達しました。しかし、「プレベナー13」のパテントも2026年に切れてしまいます。

 また、乳癌の治療薬「イブランス(パルボシクリブ)」は2020年の売上高が53.9億ドルで、2027年にパテントが切れ、虚血性脳卒中、全身性塞栓症を抑制する血液凝固阻止剤の「エリキュース」は2020年の売上高が49.5億ドルで、2026年にパテントが切れます。

 このようにファイザーは、他社よりパテント切れになる薬を多く抱えています。



下のグラフはファイザーの1株当たり業績を表しています。

ファイザーは2022年のコンセンサスEPS(2.95ドル)を当てはめると、現在のPERは12.3倍となります。

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