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じっちゃまの言う「株式投資の心得」③


▶︎焦る乞食は貰いが少ない
トレードのしすぎを避けるために「買いはゆっくり、売りは素早く」ということを日頃から心掛けて下さい。つまりバタバタしたトレードの元凶は、せっかちな買いによって引き起こされている場合が多く、損切りが早すぎるケースは稀だということです。


▶︎投資でのホームラン狙いはキケン
株式投資ですぐに大きく稼ぎたいと思ってしまうのは間違いです。ホームラン狙いはキケン。飛距離より打率、勝率をアップする。いい投資先に投資した場合飛距離は自然に出るんです。決算発表でポジティブサプライズが続く。それで「あっ!」 と気がつくと5倍株、8倍株、10倍株になってるんです。


▶︎投資は究極のネトゲ
投資というのは、100回試行すれば49回は間違える。それを、どうやって47回の間違いに下げるか?というゲーム。すると損したとき(これは、49回のミスのうちの一つだな…)と感じることができる。つまりあきらめ。そう感じることができるということは偉大なトレーダーになれる第一歩。


▶︎株で一番大きく損するケース
それは、皆も強気、自分も強気株価は最高値に近い、そういうときに建てたポジション。
 逆に、皆痛みを伴っていて恐くて買いに行けない、そういう時に勇気を振り絞って買いに行くポジションは大やられしない。将来的にはお宝ポジションになるんです。


▶︎10年債利回り【重要】
長期金利がスルスル上昇しているときに株を買っても良いことなんて何にもない。これは「基本のキ」朝イチにチェックすべきは株価ではなく10年債利回り。そういう習慣つけて。金利上昇は特に旧成長株にマイナス。大きく動き出したら少しリスクを落として保守的にPFを管理する。


▶︎セクターローテーション
ディフェンシブ株
「景気後退局面に強い株」。具体的には日用品、食品、飲料など。(これから景気悪くなるのでは?)という局面に投資知るのが良い。 シクリカル株「景気に業績が左右される株」。具体的には鉄鋼、工業、素材など。(これから景気が良くなるのでは?)という局面に投資するのが良い。


▶︎殺気立った銘柄で揃えろ
数字にうるさい投資方針を貫いていると、投資できる企業の数はだんだん減っていく。でも投資とはそういうもの。あなたのポートフォリオでやらないといけないのは比較的少数精鋭、せいぜい10〜15銘柄くらいの精悍で腕の立つ、殺気立った強い銘柄でメンバーを揃えること。それが最強のチーム。


▶︎決算至上主義
マーケット全体を論じる場合は、「金利が7割、業績が3割」くらいの重要性を持つ。マーケット全体ではなく、個別株のレベルまで下りていくと、業績をコンスタントに伸ばせる企業は大化けすることが多い。言い換えれば業績という切り口の重要性が、金利や経済の全体観よりも大きい。


▶︎理想買い、現実売り
みんなが知り尽くしたら相場は終わる。好材料が全て株価に織り込まれてる瞬間ほど恐ろしいことはない。だからどんどん投資ターゲットを移していくということは非常に重要。「僕がやりたいのは儲かる投資対象であって、僕が得意な投資対象ではない。投資対象は不得意であってもいい。」


▶︎テクニカル分析の基礎
米国株のテクニカル分析で一番大切なこと:「皆がやっていることを自分もやる」。テクニカル分析はシンプルであるほどパワフル。移動平均線は50日と200日のみ。  Cup with handleのチャートはほとんどの投資家が日足で見ている。皆さんも同じことをしてください。


▶︎新波動入りは買い
教科書的な相場の張り方の一つとして「新波動入りは買い」というのがあります。新波動入りすると損している投資家が一人もいなくなり、需要供給関係としては売り物が減ります。  株価が大化けしたら、どこまでもズンズンズンズンと一気に行っちゃうものなんですよ。その時、天井がどこになるなんて誰にもわからないわけでしょ。なぜ、勢いの良い銘柄をみんな売るわけ?そんなに売り急がないでください。


▶︎損切りがうまくなるコツ
人間は平時には合理的な判断をしやすいが、損をしているときほど理性を失い、はちゃめちゃな理屈をこね回して損切りという合理的な選択を拒みがち。❶早い段階から損切りの重要性を言い聞かせる。❷トレンドラインを割り込んだら売る。❸決算をしくじったら売る。


▶︎PFの売り順番
世界の株価は上がっているのに自分のPFは冴えない…。多分PFの大掃除が必要。PFの大掃除をする際のアドバイス:❶下落幅が大きい銘柄をバッサリ切る。❷金額ベースで一番損している銘柄は半分切る。つまり一番癌になっているポジションから整理。




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