ハリウッドの話…目から鱗だぜ(笑)
■ハリウッドがどうして誕生したか、知っている?
1980年頃、ニューヨークには欧州からの移民が沢山居た。彼らは貧困をのがれるため、ほぼ無一文でアメリカに到着し、職にありついた。英語も満足に喋れない。
そういう労働者は何の娯楽も無かった、掘立小屋に映写機を据え、無音の寸劇を上映するような場所が次々に登場した。これがNickelodeon(創設者:ワーナーコミュニケーションズ)だったのだから、映画館のオーナーたちも東欧から移民したユダヤ人だった。
コンテンツの映像はWASP(白人エリート支配層の保守派)が持っている場合が多く、彼らはPatent Companyを設立し著作権を牛耳り、著作権使用料を払わないNickelodeonにはコンテンツを出さないことにした。
こまったNickelodeonのオーナーたちは仕方なくPatent Companyが追いかけて来ない、アメリカの西の端まで行って、そこでこっそり自ら見よう見まねで映画を撮りはじめた。
ハリウッド市はメソディストの牧師によって設立された新しい町で定款に「この町で酒屋、石油の掘り出し、屠殺場、映画館を営業してはいけない」というカタブツな決まりがあり、到着したユダヤ人たちをシャットアウトしようとした。 ところが……ちょうどそのタイミングで井戸水が枯渇した。
水が出ないなら…住めない! ハリウッド市は隣のロサンゼルス市に合併され、ロサンゼルス市の上水道を引っ張ってもらうことを決めた。その時点で自治はできなくなり、上記のカタブツなルールが全部撤廃された。
カール・レムリはNYのNickelodeonから身を起こしハリウッドでユニバーサル・ピクチャーズを創設した。マーカス・ロウは毛皮のブローカーから身を起こしNickelodeonのオーナーになり、最後はMGM(米カジノ大手)を創設した。
ハリウッドの大手映画会社がことごとくユダヤ系だったのは最初からユダヤが「隠然たる影響力」とかを行使したからではなくて、彼らは失うものが何もないほどビンボーだったから。流れ流れてハリウッドに来たわけだ。
ハリウッドの大手映画会社の創設者たちに共通するのは①貧乏、②無学、③ユダヤ人…「大衆は単純で刹那の息抜きを求めている」この知見と掘立小屋に投影機という参入コストの安さ、、、それを徹底的に突いたわけだ。
みんなが「あそこへ行けばラッキーになれる!
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