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セクターローテーションとは?


じっちゃまを参考にしている方は一度は見たことある図かと思われます。

一般に金利・景気によってパフォーマンスの出やすいセクターの関係を表しています。(出典:コンテクスチュアル・インベストメンツ)



左上から見ていくと、金利が低く景気が強い時は、金融株とハイテク株がアウトパフォームしやすく(オレンジの部分)、金利が低く、景気も弱ければ景気に左右されない通信株、ヘルスケア株、消費安定株、公共株がアウトパフォームしやすい(ブルーの部分)です。

そして金利が高く、景気も強ければ工業株、素材株、消費循環株が強い(グレーの部分)です。金利が高く、景気が弱ければエネルギー株がアウトパフォームしやすいとのことです。(イエローの部分)。

内側と外側にあるセクターがありますが、グラフのなかで外側にあるセクターほどアウトパフォームしやすいという位置関係を表しています。



複数の銘柄を保有してもそれが全て同じ業種なら分散は万全ではない。分散する際には、性格の異なる資産を併せ持つことを心掛けてください。でも全部のセクターを持とうとするのは愚鈍。景気や金利から判断して、「旬」と思われるセクター(図で言えば2色くらい)を中心にピックすること。



<買うタイミング>
- グロース株: 上値を買う、すぐに利が乗る必要がある
- バリュー株: 買値はなるべく安くする

<売るタイミング>
- グロース株: 決算が悪かったら売る
- バリュー株: オールドエコノミーだから1回上がったら売る



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