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【ブリストルマイヤーズスクイブ BMY 】

1887年に創業された製薬会社で、1989年にスクイブと合併し、さらに2019年にはセルジーンを買収しました。

 ブリストルマイヤーズスクイブは「レブラミド(レナリドミド)」と呼ばれる多発性骨髄腫を治療する抗造血器悪性腫瘍剤を扱っています。2020年の売上高は121億ドルでしたが、欧州と日本では2022年にパテントが切れる予定です。

 また「エリキュース(アピキサバン)」と呼ばれ、虚血性脳卒中や全身性塞栓症を抑制する血液凝固阻止剤も販売しています。2020年の売上高は91.7億ドルでしたが、2026年にパテントが切れてしまいます。さらに「オプジーボ(ニボルマブ)」は、悪性黒色腫を治療するヒト型抗ヒトPD-1モノクローナル抗体医薬品で、2020年には70億ドルを売り上げました。

 なお、ブリストルマイヤーズスクイブは、新薬候補として経口乾癬治療薬を開発中です。



ブリストルマイヤーズスクイブの1株当たり業績は下のグラフのようになっています。

ブリストルマイヤーズスクイブは、2022年のコンセンサスEPS(8.09ドル)を当てはめると、現在のPERは7.9倍になります。

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