宇宙関連株:5選
ヴァージン・ギャラクティック(SPCE)
ヴァージン・ギャラクティック(SPCE)、リチャード・ブランソン(ヴァージングループ会長)の飛行は7月11日。ジェフ・ベゾスはブルー・オリジンで7月20日に宇宙へ。
業種から言えば観光業です。
アストラ(ASTR)
トースターくらいのサイズの小型民間人工衛星を大量に打ち上げることを目指している宇宙ベンチャー企業です。競争相手はロケットラボやスペースXなど。
この会社はまだ売上高ゼロだと思う。打ち上げ実験している段階だから。実際にお客様の人工衛星載せて商業ベースで始まるのは2023年ぐらいじゃない?決算とかは、いい決算・悪い決算とかそれ以前の問題だと思う。ストーリー1発。
ロケットラボ(VACQ)
ロケットラボは2006年に創業されたロケット打ち上げ企業で、スペースXと並んで民間企業で宇宙にロケットを打ち上げた実績のある、数少ない企業です。本社はカリフォルニア州ロングビーチにあります。
ロケットラボの顧客はアメリカ航空宇宙局(NASA)、アメリカ国家偵察局(NRO)、国防高等研究計画局(DARPA)などの政府機関、ならびにブラックスカイ、スパイア、トライセプト、スペースフライト、タイヴァックなどの民間企業です。
ロケットラボは小型人工衛星の打ち上げにも力を入れています。
ブラックスカイ(SFTW)
ブラックスカイは既に各国の政府(軍隊)、米国空軍、米国陸軍、米国国防省などから契約を獲得しており既に人工衛星は稼働中です。
同社の売上高の64%は衛星写真(イメージ)から売上げられており、このビジネスは顧客がそのデータを利用する、しないに関わらず「テイク・オア・ペイ契約」で入金が保証されています。グロスマージンは90%でブラックスカイにとって極めて美味しいビジネスです。
ビジネスモデルの新鮮味はあまりない。
新規の客をどう獲得していくか。
スパイア・グローバル(NSH)
同社は人工衛星から取得したデータからノイズを除去し、サードパーティーが色々な分析をする際、再利用しやすいように独自アルゴリズムでデータを整理し、同じデータを違う顧客に何度も再利用、販売できるようにします。
同社の顧客は海運、航空、気象、漁業、鉱業、石油天然ガス、保険など多岐にわたり、シェブロン、米国空軍、NASA、ロイズ、EMSAなどが顧客となっています。
宇宙ビジネス?夢物語ではありません。現実にどんどん売上高を上げ始めている。(7/2 Tweet)
使ってないの? グーグル・アース。
あれ、タダだと思ってんの?🤣
フロリダでコンドミニアムが倒壊した事件、「地盤が沈下しているよ」という指摘は衛星写真の解析によってなされていました。Earth observation (地球観察)は、もう立派なビジネスです。
大型IPOが控えています。それはスペースXの子会社、スターリンク。たぶん来年。そしてその後にはスペースXそのものもIPOすると思う。
いまから宇宙ビジネス勉強しておいたほうがいい。
打ち上げロケットのピュア・プレイで最も実績がある会社はロケットラボ(VACQ)。アストラ(ASTR)は昨日、SPACとの合併が株主から承認され、正式に新しいティッカーシンボルになりました。これ日本のネット証券でも扱えるようになるはず。
宇宙開発はかつてNASAが主導でやっていましたが高コスト体質で「民活」の考え方が導入され、規制緩和されました。それにより打ち上げコストはすごい勢いで下がっています。
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