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決算発表シーズンになります。

■決算、決算、決算。

▼決算発表シーズンになります。『Market Hack  Magazine』は月2100円で定期購読出来ます。

労力の80%くらいを使ってるのは決算の精査。良い決算だったら買う、悪い決算だったら売る。これを励行するだけでテンバガーを見逃すことはありません。しかしテンバガー1日にしてならず。全部で12回くらいの決算がパーフェクトである必要がある。毎回決算を確認する癖をつけてください。



■いい決算とは?

ウォール街で「良い決算」と行った場合、それには厳密な定義があります。

①EPSが予想を上回る。(一株あたりの利益)
②売上高が予想を上回る。
③会社側ガイダンスが来季以降の見通しが予想を上回る。

この全てをクリアした決算だけが「良い決算」。1つでも予想を下回ったら、「良い決算」ではありません。


アメリカの機関投資家は問題が無い会社の株を、ちゃんと良い決算が出たのを確認した後で、相場が跳ねてしまった後からゆっくり買い始める…ということを基本動作にしています。良い決算が出た後で買うという一見愚鈍なやり方は投資で大失敗しないコツだと思います。

機関投資家が一番がっつり買う瞬間というのは決算発表の後。機関の動きを知りたいと切望するのであれば、決算を抜きにしては語れない。決算発表翌日の出来高を見てください。決算が良ければ機関は買いなんだから相場の方向は上、決算が悪ければ機関は売りだから相場は下。素直に相場張ればいい。

「良い決算」が出た後で「買い」。「悪い決算」が出た後で「売り」。これが基本。決算発表前に(もう高いから売る)とか(今度こそ良さそうだから先回りして買う)とか、そういう未熟なことを言う投資家が多すぎる。王道は決算確認後にアクションを起こすことだ。

投資で成功するには「素直になる」ことが第一歩です。決算が悪かったら素直に売る。(ガチホだ) (この銘柄を信じて..) こういうのは怠惰、投資家になる資格のない連中が好んで使う表現。不都合な真実に向き合う勇気を持ってください。

世界の株価は上がっているのに自分のポートフォリオだけは冴えない。たぶんポートフォリオの大掃除が必要。
ポートフォリオの大掃除をする際のアドバイス:

1. 下落幅が一番大きい銘柄: バッサリ切る
2. 金額ベースで一番損している銘柄: 半分売る

つまり一番癌になっているポジションから整理。


■その他、企業の力を測る“尺度“

EBITDAは企業の「稼ぐ力」を測るひとつの尺度です。

株価売上高倍率、すなわちプライス・ツー・セールス・レシオ(PSR)「売上高の何倍で株価が買われている?」という次善のバリュエーション尺度です。






■初心者は米国株をまるごと買うVTIが良いです。

初心者ほど (いま買いですか?) というタイミングを気にし、分散投資に無頓着。 全米をまるごと買える $VTI などに全投資資産の半分や3分の2を割り当てる。余った資金で個別株。これがコア・サテライト戦略。きちんとしたコア・サテライト戦略を採ることはタイミングに気を揉むよりもはるかに重要。

▼こちらのマガジンを参考にしてください。


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