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機関投資家には説明責任というものがあります。

🐶ドージコイン???

「理想買い、現実売り」という言葉を……いい加減、頭に叩き込んだ方がいい。

ロビンフッダーとか仮想通貨クラスタの問題点? 「資金が細い人たち」がやっているという点だね。

投資の手元が少ない……それ自体はぜんぜん恥ずかしいことじゃない!胸を張ってトレードしなさい!でも……周りのみんな「資金の細い人たち」の場合、おおきな問題を孕んでいることに「はっと!」気が付くべき。

個人投資家が、エキサイティングなストーリーや「笑えるMeme」を手掛かりに買い上がった株を……機関投資家が値段の吊り上がった場面から出動し、買い支えると思う?ゲームストップ株、見てみろや?

機関投資家には説明責任というものがあります。買った理由を最終受益者に説明できなければサラリーマンとしての首が飛ぶ。そんなリスクを冒してしば犬コインを買うわけないだろう?

自分の後に続いて…自分より馬鹿な投資家が参戦することで相場を押し上げてくれるだろう、、、そういう甘い考えを投資の世界ではgreater fool theoryといいます。世の中には、馬鹿は沢山居る。だから騙しやすい人は次々に登場し無尽蔵だ、、、

この論法の恐ろしさは、相場が上昇すると更に価格を押し上げるのに必要になる投資資金は雪だるま式に増えるのに、彼らの期待をつなぐ「後から来る馬鹿」はどんどん「資金の細い人たち」になるということ。どこかでイナゴタワーが崩れる。




テスラの「説明責任」?
いま説明してやるよ。


テスラ(ティッカーシンボル:TSLA)が第1四半期決算を発表しています。

EPSは予想73¢に対し93¢、売上高は予想98.9億ドルに対し103.9億ドル、売上高成長率は前年同期比+74%でした。

自動車部門製造売上高は前年同期比+75%の23.9億ドルでした。うちグリーン補助金は前年同期比+46%の5.18億ドルでした。

自動車部品粗利益は前年同期比+82%の23.9億ドルでした。グロスマージンは26.5%でした。ちなみに前年同期比は20.6%でした。

営業マージンは5.7%でした。前年同期比は4.7%でした。

修正EBITDAは前年同期比+94%の18.4億ドルでした。

営業キャッシュフローは16.4億ドルでした。前年同期比は-4.4億ドルでした。

フリー・キャッシュフローは2.93億ドルでした。前年同期比はー8.95億ドルでした。


生産台数(既発表済み)はモデル3/Yが18.04万台でした。納車台数はモデルS/Xが2030台、モデル3/Yが18.28万台でした。

期末のオペレーティング・リース台数は8.3万台でした。これは前年同期比+56%でした。

テキサス州オースチン工場は予定通り進捗しており年内に生産開始、納車開始できる見通しです。既に工作機械の搬入が始まっています。

ベルリン・ブランデンブルグ工場は建設中であり年内に生産開始、納車開始できる見通しです。塗装、プレス、鋳型などの機械の搬入が開始されています。

向こう数年の展望として毎年納車台数を前年比+50%で伸ばせると同社では予想しています。





こういうことが……スラスラ説明できるから、機関投資家の買いが期待できるということだ。

ドージコインは「冗談で始まったんですけど……みんな買っているからわが社も投資しました」では説明にならないだろう?

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