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もう一度、Venturaに行きたい


タイトル通り、もう一度、Ventura(ヴェンチュラ)に行きたい。

4月の3週間ほどの休暇、アメリカトリップに出た。
行き先は様々(シティから田舎まで)だったが、一度に書いちゃうと勿体無い気もするので、小出しに気長にUSトリップの様子は書いていきたい。


Venturaという街

Venturaはカリフォルニア州の西海岸沿いにあるサーフタウン。
LAから北に1時間強車を走らせると出会える街。一言にLAから1時間ちょっとで着くとは言え、人口は11万人で大きすぎず小さすぎずな街であり、なんと言っても海岸色が強い。Patagoniaの本社もVenturaの端っこにちょこんと健在していて、車の屋根や荷台にはサーフボードを乗せてる人があちこちにみられるような場所。

Patagonia Ventura
Headquater ながらもこぢんまりしていてPatagoniaならではの空気感が良かった。


なぜ、もう一度行きたいのか

それは、なんと言っても空気感。
街も決して大きくはない。でも、人々はどこかナチュラルに優雅で(いい意味で)せかせかしていない。
この街に到着したのは4時くらいだったけど、通りかかった小さなレストランではパティオでライブをしていて、それに合わせてビールを飲んだり踊ったりしている姿が見えた。
チェーン店よりもローカルビジネスが活き活きしている印象で、どこもクールな外装や雰囲気でついフラッと立ち寄りたくなるのも魅力だった。(きっとみんなここで一杯楽しんでからお家帰るんだろうな〜)ビーチ沿いに行けばサーフボードにまたがり波を待つ人や、走り回る子どもたち、座って会話するカップルやご夫婦など実にいろんな人がいろんな形でその時間を過ごしていた。

誰も、急がず、焦らず、思い思いに過ごしている。
そんなスローな時間感覚と、ローカル愛に溢れたサーフタウンの活気の両方に心が引き寄せられた。
「何もしなくてもいいんだよ、思ったように過ごせばいいのさ!」とこの街に話しかけられてるような気持ちになった。

Ventura,CA


ビールに導かれて

残念ながら、この日の滞在はタウン内ではなく、ここからさらに北に車を20分ほど走らせた La ConchitaというエリアのB&Bでここもとーっても素敵だった。(詳細は後ほどnoteにて)
その故、Venturaでは私はドライバー役に回ったのだが海沿いのEric Erricssson’s Fish Co(http://www.beachhousefish.com)でヤムフライ(アメリカ圏ではポピュラーなイモ)とビールを一杯注文。
なんと言っても、このアメリカ西海岸はローカルブリュワリーが多い印象。(性格にいえばアメリカ全体的に?)この街だけでもいくつかの醸造所があり、レストランもしくはバー併設でタップを新鮮な状態で飲める場所がいくつもあった。
本当なら、飲み比べしたい!長居して雰囲気も味わいたい!ハシゴしたい!と言った所だが宿にも迷惑かけれないので、近くのスーパーでローカルビアを調達し、この街を後にした。

アメリカの好きなところはスーパーでビールが買える。(カナダはリカーショップに行かないと購入できない)そして、地元や近郊のローカルビアが缶で売っている。しかも、種類が豊富でワクワクする。
そんなクラフトビアに導かれ、入ったこのお店で夕陽と波を眺めながら過ごした時間が今でも愛おしいのだ。

ヤムフライとVentura Coast Brewing のIPA


もう一度行ったら、3泊はしたい。
1泊はラコンチタのB&Bを再訪して、あの最高にふかふかのベッドでくつろぎたい。
もう2泊は、ビーチ散歩とビール探訪、朝のカフェブレイクとローカルビジネスを色々みてまわりたい。
世界にはいろんな場所があるのも、アメリカがとても広いこともわかってはいるつもりだけど、このカリフォルニアのサーフタウンからこんなに学ぶものが多いなんて思っていなかった。

また行くよ、Ventura!


Sunnyより。

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