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日記 (May.21.2023)



タイトルと言うまでもない気がするが、毎日記していきたいので
「日記」というタイトルで。

今日は昨日よりも空気がいいような気がした。(最近のカナダはwildfireにより空気が悪い)

そんなこんなで今日も走りに出掛ける。

昨日のトレイルをさらに上まで登ってみようという作戦とともに、スローペースで一歩ずつ確実に進んでいく。

川沿いも好きだけど、森に入ると余計に人間のか弱さを感じて余計に好きだ。
というのも木々の生命力や鳥やリスなどの動物の活気が一気に伝わってくる。

朝一番、森に入っていくと蜘蛛の巣によく引っかかる。
(自分が一番に来た証拠みたいで、ありがたくなんとも嬉しいのかなんなのか)
カサカサとどこからか足音も聞こえる。
(見たことのない大きめの鳥)
雷で割れた木が横たわっている。
(根っこごと倒れていることに自然のパワーが如何なるものかを感じる)

そんなこんなで約2時間半自然の中をうろついて、帰路に着く。

今日も休みだから正直時間の使い方に戸惑いながらも、
「何が求めているライフスタイルなのか」を考える。

今までは海外に出たいの一点張りだったが、
出てみればこちらなりの生活の葛藤も多々ある。

まとめてみると
・1人で暮らすための食事に困る
・日曜日の選択肢の少なさ
・物を買う事が難しい

まず、1人の食事について
ここカナダは北米圏なだけあってスーパーなどはやはりアメリカにとても似ている。
日本のように小分けや少量で売られているものはほとんどなく、おまけに単価が高い。
野菜や果物、ナッツやチョコレートなどの菓子類は量り売りが存在するものの、単価はやはり高め。
何にしても、「こんなにいらないな」と思ってしまうし、多くても細かく使っていけばいいものの、そうなると自分の持つパントリーがそれで埋まることが窮屈に思ってしまう。
だから、なるべく小さく安く買える物を見つけるし、一回の出費を「これだけでこんなにするのか」と思わないラインナップにできるように心がけている。

次は、日曜日問題
小さな街なだけあって、そもそも「お店」の数すら多くない。
加えて、日曜休みなお店も少なくない。いつも行くコーヒーショップも、長居できるパン屋さんもやっていない。
そうなると、開いているお店に人が集まる。お店としては集客になるからビジネスチャンスだと思うが、人が多い場所が苦手な上に、この欧米圏でおひとり様ランチとかディナーをしに行くのは至難の業だ。
気づいたら日曜だし、日曜に限って「今日何か美味しいもの食べにいきたいな」みたいな思考が生まれる。(タイミング悪い)
テイクアウトでもいいけど、どうせならお店の雰囲気に包まれながら人間観察でもしながら食べたい。
そんな今日は日曜日。

最後は、物を買う事は難しいということ。
このご時世に何を。と思うかもしれないが、私の性格も含め、現状すごく悩ましい問題の一つだ。
日本の国土に比べれば、はるか広いこの国の尚且つ田舎ともなればネットショッピングも忘れたころに届く。しかも、家の前に届くのではなく、郵便局に自ら取りに行くシステム。ともなれば、必要なものは計算して注文しないといけない。(そこまで急いだことはない)そしてもちろん土日祝日は受け取れない。
別に、買わなくてもいいのだけれども、街に売ってないものもある。となると頼るのはネットショップ様。
あれば暇が潰せるもの(本とかスポーツ用具とか)はネットで買えるけど、ここを出ていく時にそれらとどう付き合うか、それらが本当に必要かを考えると、手元に届くまでの時間とコストを計算すると熱は一旦引く。
そうこうして、今まで以上に買い物で失敗することが減ったし、買い物の本質がわかるようになった。

ネットショップなんてワンクリックですぐ届くのはそうかもしれないけど、この地においては住所もポストのナンバーも一つ違えばロストになるし、郵便局の人にも、間違えた住所の先の人にも迷惑がかかる上、荷物が届かないという事態になりうる。
(待っている時間は待ち遠しくも思うが)
実は簡単で難しい「お買い物」。


そんなこんなで今日 noteにノートする一日。

今日もいい日。

カナダの田舎町から
Sunnyより。



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