【第8回】「パパは育児休暇を取る必要があるのか」

「パパは育児休暇を取る必要があるのか」
この問いに対して、自分なりにこの9ヶ月間向き合っていきたい。

私が育休を取得して8ヶ月が経ち、娘が(9ヶ月〜10ヶ月)に突入した。

今月の内容を挙げると以下のようなものがある。

①待望の”ハイハイ”&“つかまり立ち”
②“手づかみ食べ”は親の覚悟がいる(笑)
③初節句
④プロのカメラマン撮影〜500円のはずが、、、〜


①については、待望の瞬間でした^^
この瞬間が見たいがために”育休”を取得したと言っても過言ではないくらいです。一度コツを覚えると楽しくてしょうがないのかずっとやりたがっています。その姿がまるで子熊のようで妻とニヤニヤしながら見守るのがとても幸せです^^
娘は、妻に突進するのにハマっていて、その姿がまるでラグビー選手のタックルみたいで笑えます。私が「リーチ!」(リーチマイケル)というと妻に突進するのが愛しくてたまりません。→妻には「ポケモンじゃないんだから!」と叱られます(笑)
しかし、動ける範囲が広がるということは危険もいっぱいあります。
私たちはテーブルにすぐにクッションシートを取り付けました。コンセントにもいたずら防止のグッズを設置。命に関わることなので抜かりなく準備せねばと思っています。

②について我が家では妻としっかり子育てのビジョンを共有しました。それは”作法よりもまずは食を楽しめる環境づくり”というものです。この時期はとにかく派手に汚します(笑)このビジョンを夫婦で共有しとかないとすごくストレスに感じると思います。栄養士の方との面談では驚きの一言を言われました。
「味噌汁も手で食べさせるといいですよ」
まさか、汁物まで手で食べさせるとは、、、
でも、栄養士の人の説明に納得できたので、すぐ全身エプロンを買いに行きました。それ以来我が家では3枚あるエプロンが毎日フル稼働しています(笑)
カーペットに食べこぼしがつくと大変なので、食事する場所を下に防水マットを敷いたスペースに変えました。→この判断は大正解でした。
とにかく娘の発達のために“環境を整え、見守る”
これからも心の余裕を持ちつつ、がんばるぞーさんだ。わら

③については”お食い初め”の時と同様にすごく勉強になりました。
お雛様はどうやら”一人一雛”というのが大事らしく、お雛様は娘の身代わりになってくれるという意味があるそうです。
この辺は夫婦はもちろん両家の親ともしっかり話し合っておかないと揉める原因になるそうです。
というのも、うちも最初は妻のお雛様を引き継ぐという計画でした。
妻が持っているお雛様がとても立派だったので、私も納得していました。しかし、”一人一雛”と言われるとどこかもどかしくなる自分もいました。すると、妻のおばあちゃんから新しいお雛様の購入を強く後押ししていただき、家族で話し合った結果、娘のために新しいお雛様を購入することになりました。
これで安心かと思うのも束の間、次にどんな仕様にするかというのが大事になってきます。お雛様の仕様はさまざまなものがあり、3段、5段、7段と立派になればなるほど値段もどんどん上がっていきます。私たちの場合は、”新しいお雛様”ということで両家納得していたので仕様について揉めることは一切ありませんでした。しかし、お人形屋さんの話を聞くと事前にビジョンを共有してないがためにここで揉める家庭も少なくないようです→みんな娘の成長をお祝いしたい!という思いは一緒のはずなのに、、、
だから、お祝い行事のみならず色々な課題が出た時、夫婦や親族で話し合うことがとても大切だと感じました。喧嘩を恐れ、自分の思いを我慢して話が進むと必ずどこかでしわ寄せがきます。


話が少しそれますが、このような日常レベルの課題を解決する力が今の「ロシアとウクライナの戦争」を解決するヒントになるのではないでしょうか。相手がなぜそう思うのかその背景に思いを馳せず、自分の主張を力ずくで無理やり通すのはやはり違います。

「自分が絶対に正しい!相手が間違っている」

こうなってしまっては、合意形成はかなり難しくなります。


”多様性とわがままは違う”

私の尊敬する先輩が言っていた言葉です。
個性は誰かを幸せにするものであり、誰かを不幸せにする個性は”野生”だと。私たちに「ロシアとウクライナの戦争」を解決することはできませんが、我々の日々の課題にも戦争を解決するヒントは沢山ありそうです。


私たちのビジョンは”みんなが笑顔になれる初節句”でした。ビジョンをしっかりと共有したおかげで今回も無事に家族みんなで娘の成長をお祝いすることができました^^
”お食い初め”の時もそうでしたが、こういった年中行事では世代によって様々な価値観があるので、参加メンバーと事前にしっかりとビジョンを共有しておくことを強くお勧めします。

④についてはまんまとやられました(笑)
育休中ということもあり、育児イベントには積極的に参加しています。今回は「500円でプロのカメラマンに撮影してもらえる」というものだったので、妻とルンルンでイベントに参加しました。当日は天気も良く、30分程度の撮影はとても有意義な時間でした。撮影後、カメラマンさんから「沢山良い写真が撮れました。キャンペーンで1カットのみなら500円ですが、全カットなら7000円です」と言われ、“1枚か全部か”という究極の2択の末、我々は全カット購入してしまいました。写真ビジネスってずるいですよね(笑)

後日、届いた写真のデータはとても素敵だったので妻とは大いに納得しています^^
→その日から鍋に出てくるもやしの量が増えた気がしますが、そんなことは全然良いのです(笑)
気づけば、贅沢な出費は娘のものばかりで、自分達のために贅沢な出費をする機会がなくなりつつあります。「これが親になるってことか〜」振り返ってみると私の両親も自分のものなんて全然買わず、私のものばかり買ってくれていたことを思い出し、ちょっと胸が熱くなります。

娘だけでなく自分の思想や行動も変化成長していることをちょっぴり嬉しく感じます^^


9ヶ月間の育児休暇もあと1ヶ月となりました。
「パパは育児休暇を取る必要があるのか」

皆さんはどうお考えでしょうか?


”あと1ヶ月しかない”と思うか”まだ1ヶ月ある”と思うかでは、行動は大きく変わってきます。

今しかできないことをよーく考え妻と娘と思いっきり楽しもう^^


最後まで、お読みいただきありがとうございました。



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