【第4回】「パパは育児休暇を取る必要があるのか」


「パパは育児休暇を取る必要があるのか」
この問いに対して、自分なりにこの9ヶ月間向き合っていきたい。

私が育休を取得して4ヶ月が経ち、娘が(5ヶ月〜6ヶ月)に突入した。

今月の目玉は何と言っても
愛娘の“ハーフバースデー”である。

今の赤ちゃんは2回も誕生日のお祝いをしてもらえるなんていいな〜と思いつつ、イベント事には肩をブンブン回してしまう我々夫婦!
実は楽しんでいるのは娘よりも親なのかもしれない(笑)


ハーフバースデーでは写真スタジオに行って可愛い写真を撮るのが一般的らしいが、
我が家は思い切ってお家スタジオでお祝いすることにした。

良いカメラを買っているので、値段的にはトントンかもしれないが、、、(笑)

ハーフバースデーに向けて妻の努力はすごかった。
夜な夜な娘を寝かしつけた後に、服やグッズを手作りで作成してくれた。娘は夜中、目が覚めるとパパの抱っこを激しく嫌がるので、起きる度に結局妻に来てもらうことになる。行ったり来たり本当に大変だったと思う。

妻の頑張りには感謝しかない^^

おかげで、これまでで1番可愛い写真が撮れた^ ^
ハーフバースデーを経て、我々夫婦は今までで1番の“娘マグナム”に撃ち抜かれることになる(笑)

そして、6ヶ月のお祝いに初めて娘を連れて旅行に出掛けた。

旅行が趣味の我々にとって娘との旅行は待望のものだった。

宿の方々も優しい人たちが多く、とても快適に過ごすことができた。
夕食時には、娘のお祝いプレートを持ってくる際に、夜景が一番綺麗に見えるようにと
「ラピュタ」の曲を流しながら、レストランの電気を全て消してくれた。
6ヶ月の娘が夜景に感動したかどうかはさておき(笑)
こういった心意気にはとても心が温かくなる。
旅館の皆様の”おもてなし”はさすがである^^

さらに、「みかん狩り」デビューもした!
あまりに美味しいみかんだったので、娘に上げたところ
実を美味しそうにチューチュー吸っており、その姿に我々はまた胸を撃ち抜かれた。w

6ヶ月の時期は離乳食も始まり
ちょっとずつ色んな物を食べるようになるので、食べっぷりがまたまた愛しいのである^^

うちの娘は離乳食をガツガツ食べてくれるので、作りがいがある。
特に好きな離乳食は、「米」、「にんじん」、「かぼちゃ」である。なんでも美味しく食べるのかと思いきや「ブロッコリー」をあげたときはしっかり嫌そうな顔をするのだ(笑)

最初の離乳食はしっかりすりつぶす必要がある。はじめはすり鉢で一生懸命ゴリゴリやっていたが、ブレンダーを使えばあっという間なうえにムラがない。
沢山作って、氷を作るトレイに入れて凍らしておけば、1週間はOKだ。子どもとの豊かな時間を生み出すためにも頼れるところは”便利家電”に頼った方がいい。

他にも、「ルンバ」、「食器洗い機」、「洗濯機の乾燥機能」は子育て家庭において強力な味方である。


育休を取得して4ヶ月経つが、ずっとモヤモヤしていたことがある。
それは、「育児休暇」という名称への違和感だ。
休暇=休みと考える人が多いのではないだろうか。
ぶっちゃけ私も最初は仕事に比べたらと、、、
育児をなめていたかもしれない。
実際に育児をしてみると1日の流れはあっという間で壮絶である。

私が特に大変だと感じるところは、時間の見通しがもてないところだ。自分のことであれば、「あと1時間頑張ろう」、「30分休もう」など自分のペースに合わせてタイムマネジメントできる。また、仕事であれば始まりと終わりの時間もきちんと決まっている。しかし、0歳児の赤ちゃんは本能の赴くままに行動する。
育児はまさに”24時間営業”である。

このハードさ=「休暇」はどうもおかしいと思っていた時に、こんな言葉に出会った。

「育休の休の字がダメだと。”育児ブートキャンプ”に名前変えた方がええんちゃう!?」

せやろがいおじさんという人の言葉らしいのだが、自分のモヤが一気に晴れた。

「なるほど!!!」

育児は大変だ。しかし、ただ辛いだけでなく、続けることで娘の変化成長を実感できたり、達成感を味わえるところなんてまさにブートキャンプじゃないか。

娘の夜泣き。パパの抱っこは絶対嫌みたいで、渾身の力で30分以上は泣く(笑)
そんな時間も”ブートキャンプ”だと思うと不思議と頑張れるのだ。

育児はとても楽しいが、苦しい瞬間もある。
そんな時、皆さんもこの”育児ブートキャンプ”という言葉を思い出してほしい。
「私、今戦ってんな!ブートキャンプだ!」

少しでも育児に奮闘しているパパ・ママの心が”ラク”になれば幸いである^^

最近、嬉しいのは自分の周りの男友達が、「俺も育休取ろうかな」など”育児”に興味関心を示してくれるようになったことだ。
自分が踏み出した小さな一歩が、誰かの背中を押すことができているのならやっぱり嬉しい。

色々な人の支えのおかげで、私は育児休暇というチャンスをいただいている。私が得た知識、経験は独り占めせずどんどん発信していかなければ!なんて微力ながら思っている。

そのためにもまだまだ頑張るぞーさんだ^^


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