心根の良い人へ

色々なご相談に乗ってきたが、人はイロイロだ。

用がある時に綺麗な言葉を投げかけてきて、用が済めば御礼も何もなく立ち去る人、自分の望む言葉が得られなければ後ろ足で砂をかけて逃げる人。

その一方で、貪欲に何でも聞こうとする人もいれば、明らかに心根の良さが出ている人。

たかが文章、されど文章。
人柄や想いと言うのは伝わるものだ。

さて、心根の良い人について。
心根の良さというのは、それ自体はとても貴いものであるけれど、この厳しい時代を生き抜くにはそれ単体では難しいと感じさせられることが多い。
心根の良さは素晴らしいものだ。宝だ。しかし、それを生かすには知恵と勇気が必要だ。

知恵はお勉強で身につくものではない。お勉強しつつ、行動することだ。要はインプットとアウトプットを同時にやっていくこと。そして、行動をすることで勇気が出てくる。
全ての起点は行動にあり、なのだ。

悪魔からすれば、心根良い人間を騙すなんて朝飯前である。
心根の良い人間ほど使い勝手の良いものはなく、心根の良さというのは良いものも悪いものも、色々なものを惹きつけてしまうのだ。良くも悪くも。

心根の良い方々に、届けたくてこの文章を書いている。
自分を責めるのはやめて、すぐに行動を開始せよ。
行動というのは、考えることも含む。
現実を見るのだ。正しい数字、一次情報、それを見た上で何をすべきかを洗い出せ。そして、その通りに動きなさい。
難しく見えるかもしれないが、習慣づければ簡単なことだ。

心根の良さを諦めや現状維持に利用してはいけない。
自分の人生に対しては、意地を持ちなさい。何が何でも諦めないと。

台風の時は、守りに入らなければならない。
とにかく暴風雨や雷から自分を守ることを第一にしなさい。
台風の時に、晴れ空の下にいる人と比較して自分はダッシュできない、自分はダメだ、と考えるのは、バカのすることだ。
台風が過ぎ去るのを待て。そして、過ぎ去ったら動きなさい。

あなたの良さは、誰にも否定できるものではない。
だからこそ、意地を持って生きなさい。
意地というのは、行動して初めて証明できるものだ。
想いなんて糞くらえだ、動け。

※2023年11月29日夜
追伸1:誤字脱字を修正した。
追伸2:「考える」ことだって行動だ。というか、正確に言えば「何もしない」ことだって行動なのだ。「何かしなければいけない」のではなく「状況と環境、自分のゴールを踏まえて正しいことをしなければならない」のだ。
追伸3:心根の良さは、宝だ。嘘じゃない。お世辞でもない。真実であり、事実だ。最後に残るのは、心根の良さなのだ。だから、生き残れ。そのために、動け!頑張れ!!!

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