五条悟 × アメリカ大統領 × バーソロミュー・くまから読み解ける日本の危機 "101"関連記事Part1.

「76」という数字から繋がる"26"と"101"の数字の繋がりを解説する。
(今回は76についての深掘り & 解説はしない。主に26と101の解説だ)

まず最初に、この76、26、101という数字は
【始まり(創造そうぞう)】を象徴する数字であることを書いておく。
(※これは非常に重要だ。これから書いていく内容も全て、
【始まり(創造そうぞう)】に関係するものであることを覚えておいてほしい。)

では始めていこう。



まず、「26」という数字の解説から入っていくが、
この26という数字が表しているものの一つは、
「アメリカ第26代大統領セオドア・ルーズベルト」だ。

このルーズベルトが行ったことの一つに
「シャーマン・反トラスト法」と呼ばれる、
今の独禁法の基盤となったものがある。

この反トラスト法が成立するきっかけとなったものが
「ロックフェラー」の石油精製独占。

ゆえに「ルーズベルト」という名前と、「ロックフェラー」という一族には
石油という(さらには原子力もだが)、間接的な繋がりを見出せる。

ここまでが調べれば出てくる内容だ。


このセオドア・ルーズベルトには自身が出演した映画がある。
「ナイトミュージアム」という映画だ。

この映画でルーズベルトは蝋人形という設定で出演しているが、
重要なのはこの映画の公開年と公開日。

このナイトミュージアムは2006年公開で、日本での公開日が3月17日

これは年始から"76日目"の日付であり、ここに
「26と76」という2つの数字のわずかな繋がりが浮上する。

この26と76をさらに繋げるものがもう一つあり、
それが最近アニメ放送された【呪術廻戦「懐玉・玉折かいぎょく・ぎょくせつ」編】。

この作品は2023年7月6日からその放送が開始されたが、
この作品において描かれているのは五条悟・夏油傑の
高校時代の話であり、その時代背景は2006年

ここに先ほどのナイトミュージアムとの共通点が見出せる。

さらにはこの「懐玉・玉折かいぎょく・ぎょくせつ」編は、原作においてはある回を境に
"懐玉と玉折"が切り替わるのだが、その切り替わる回こそが"第76話"
(この第76話を元に放送開始日を7月6日にしたとも考えられるが、そもそも
第76話で切り替えている、という点に意味があると個人的には考えている)

この"76"という数字についてはX(旧Twitter)のアカウントの方でも度々たびたび
触れてきた数字であり、まだ本格的な解説こそしていないが、
これもまた"始まり(創造そうぞう)"を意味する数字である。


始まりは17


さて、【呪術廻戦「懐玉・玉折かいぎょく・ぎょくせつ」編】には
もう一つ意味のある数字が登場している。

【"17"】だ。

アニメ版において17の数字に関するものが出てきている箇所を挙げてみよう

序盤のシーン。
菊の紋章をかたどっているようなステンドグラスの花弁の数は「17」
高専2年、五条悟は1989年生まれで
物語の舞台は2006年であるため、"17歳"
呪詛師集団「Q」
QとはAから数えて「17番目」のアルファベットである。

このように、「懐玉・玉折かいぎょく・ぎょくせつ」編には"17"という数字が印象的いんしょうてきに登場する。
(特に、ステンドグラスのシーンは原作には無かったシーンのため、
 アニメ版では意図的に入れていると思われる。)

さて、ではなぜここまで17が差し込まれているのだろうか?

それは16が= 817が= 9だからだ(※ 現時点での考察)。

ただこの部分は一先ずひとまず置いておく。

ここだけ見ても分からないと思うのと、
今回の記事ともあまり関係ないからだ。

先に、17で繋がる他の要素を見ていこう。

実はこの17という数字は他の作品にも印象的に登場している。
それが「ターミネーター:新起動/ジェニシス」だ。

©2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

この映画はターミネーターシリーズのスピンオフ的な位置付けの作品だが、
この作品では途中、1984年から2017年にタイムトラベルするシーンがある。

もう分かると思うが、この"2017年"という数字に、
先の呪術廻戦との繋がりが見える。
(1984年から2017年までの間が"33年"であることも重要だ)

が、これだけでは繋がっているとは言えない。
2017年を舞台にした映画なんてたくさんあるからだ。

このターミネータージェニシスの面白いところは他にある。


漫画 × 映画 × 宗教を繋げる"3000"という数字


ここで少し話がそれるが、
漫画「ONE PIECE」に登場するゾロの技に「三千世界」という技がある。

この"3000"という数字、最近いろいろな所で
頻繫ひんぱんに登場していることをご存知だろうか?

先ほどの呪術廻戦「懐玉・玉折」編にも、星漿体せいしょうたい
「天内理子」殺害の懸賞金として「3000万円」が懸けられている。

他にも、最近週刊少年ジャンプで連載が開始された
鵺の陰陽師ぬえのおんみょうじ」にも「3000円分の食事券」が描かれている。


アニメ版呪術廻戦の魔虚羅 vs 宿儺戦にも一瞬差し込まれていた。
(これも原作にはなかったシーンである)

なぜこの数字が頻出ひんしゅつしているのか?
その理由は"仏教"が関係していると考えている。

仏教には「三千大千世界さんぜんだいせんせかい」という概念があり、
この世界を、
"須弥山しゅみせん"を中心とした「じつげつ四大州しだいしゅう六欲天ろくよくてん梵天ぼんてん」という、
6つの要素から構成される世界を
「一世界」とした時に、その一世界が1000個集まったものを
「小千世界」、その小千世界が1000個集まったものを
「中千世界」、中千世界が1000個集まったものを
「大千世界」と呼んだことから、この大千世界を別名で
「三千大千世界」と呼んだことから来ている。

この三千大千世界は、この世界の構成に必要な各要素と、現代で言う
「異世界(パラレルワールド)」を表したものなのではないかと
考えているが、おそらく先ほどのエンタメに登場した"3000"という数字も、
この三千大千世界という概念がいねんからられているものだと思われる。

それゆえに、呪術廻戦の「懐玉・玉折かいぎょく・ぎょくせつ」編においても、
天上てんじょう天下てんげ唯我独尊ゆいがどくそん」という、仏教の開祖かいそとされる"釈迦しゃか"が
この世に誕生した際に言ったとされる言葉を、
「悟」という文字が名に付くキャラが言っている。
(正確にはこの言葉を言ったのは釈迦ではないようだが)


さらには先ほど紹介した「ターミネータージェニシス」も、
その舞台設定が「もう一つの1984年(パラレルワールド)」であり、
ここでもパラレルワールドを匂わせている。

さらにこの三千大千世界とパラレルワールドを匂わせている設定が
このターミネータージェニシスにおいて敵となるキャラの存在である。

ターミネーターシリーズは多くの場合敵キャラが一人いて、
その敵を相手に、逃げながら戦うという展開が多い。

そしてその敵キャラには独特の「型番」が付いており、
ターミネーター1ではT-800、ターミネーター3ではT-Xなどの
数字(もしくは文字)が付いている。

もうお気付きかもしれないが、「ターミネータージェニシス」においては
この敵キャラ(ジョン・コナー)の型番が「T-3000」なのである。

パラレルワールドという設定と3000という数字、それら2つが
「ターミネータージェニシス」という作品に、同時に盛り込まれている。

そしてこれは、呪術廻戦とターミネータージェニシスが時代設定と合わせて
「17」「3000」という数字で繋げられることも同時に示している。


「くま」と"奴隷"


しかし、これらの繋がりは他にも存在する。

ターミネータージェニシスにおいて2017年にタイムトラベルした後、
主人公とヒロインである、カイル・リース & サラ・コナーが
病院に運び込まれるシーンがある。

このシーンにおいて彼らは、まだ「T-3000」と判明する前の
ジョンコナーと3人で病院を抜け出そうとする。

しかしそこに、タイムトラベルする前の1984年当時からサラ・コナーを
守り続けた「おじさん(T-800)」が現れ、「ジョン・コナー(T-3000)」
に銃を発砲するシーンがあるのだが、この際、病院内を歩き回るために
銃を隠す"隠れ蓑"として「ティディベア」を利用している。

実はこの"ティディベア"も、呪術廻戦とターミネータージェニシスを繋ぐ、
数ある鍵のうちの一つとなっている。

そもそも、ティディベアとは何を元に作られたものなのだろうか?
実はティディベアとは、

"第26代アメリカ大統領セオドア・ルーズベルト"

を元に作られたものなのだ。

さて、ここでようやくこの記事の最初と話が繋がった。

正確にはセオドア・ルーズベルトが熊狩りに行った際の逸話が元になり、
その話を聞いたロシア人が、自身が興した会社で販売する熊のぬいぐるみに後にルーズベルトの愛称となる「ティディ」を付けたのがその由来である。

だが、ここでもまた少し話がそれるが、
この逸話は個人的に違和感を感じる部分がある。

この逸話は、熊狩りが趣味であったセオドア・ルーズベルトが
当事44歳、1902年に行った狩りの話が元になっている。

この話は当時のミシシッピ州知事に招待されたルーズベルトが、
熊狩りの名手と名高い奴隷を先導に行った狩りの記録であり、

"非常に注目度が高かったこの狩りには数多の著名な狩人が参加した"

とある。

ルーズベルトを先導したこの奴隷は、"10歳"にして初めて熊を討伐し、
その後は生涯で"3000頭"の熊を討伐したとされる腕利きの狩人で、
名前を"Holt Collier"という。

ちなみに、少し前にこのような投稿をリポストした。

※ このアカウントは都市伝説が好きであれば参考になる話が多い。
フォローおすすめだ

これはベルギーやオランダが身分の低い人間を利用し、動物ではなく人間を
しかも「マト」に見立てて"狩り"を行っていたとされる話であるが、
この人間狩りの話を、私達は直近で見ている。

以下だ。

「ONE PIECE」より、「マト」に見立てて矢を射られる
バーソロミュー・"くま"の奴隷時代
"ゴッドバレー"において
天竜人が過去に行った人間狩り

さて、ここに現実世界と漫画の世界を繋ぐ
"狩り""熊""奴隷"の繋がりが浮上する。

さらに、先ほど紹介した奴隷「Holt Collier」の
10歳 × 熊 × 奴隷という要素の繋がりで言えば、
直近のここの場面も該当するかもしれない。

とにかく、この熊狩りの話が「ONE PIECE」に大きな影響を与えている
可能性は高く、そしてこの違和感をさらに強固なものにするのが、
童謡「森のくまさん」の一節だ。

あるひ  もりのなか
くまさんに  であった 
はな  さく  もりの  みち
くまさんに  であった
くまさんの  いうことにゃ
おじょうさん  おにげなさい

「森のくまさん」
作詞:馬場ばば 祥弘よしひろ

先ほどまでの話を聞いた上でこの童謡の歌詞に注目すると、
見え方が変わってこないだろうか?

ちなみに緑牛が使う"禁憎森々"という技には個人的に、
今の時期を象徴する意味があると考えている

"本来ならば狩る側"の熊がなぜ「お逃げなさい」と言っているのか?
その理由が簡易的にすら説明されていないことも含めて、
見えてくるものがある。
(もちろん、「ただの童謡だから」という理由で
 その辺りを完全にスルーすることもできる)

つまりはこの場合の"熊"とは、"人間"のこととも解釈でき、
「森のくまさん」という童謡は「人間狩り」が行われていたことを
暗示する歌なのではないか?という疑問が浮上する。

実際「森のくまさん」は元は"アメリカ民謡が原曲"となって作られたものだ

つまり原曲からしてルーズベルトの国であるアメリカ発のものなのだが、
これがなぜか日本では"馬場ばば 祥弘よしひろ"という人物が「森のくまさん」の
作詞&作曲をしたことになっていた。

実は馬場氏は当初、アメリカの楽曲であるこの曲を
自分が作詞だけでなく作曲者でもあると主張していた。

馬場氏は、当時作者不詳だった海外由来の楽曲に対して、
自分の著作物として片っ端からJASRAC(日本著作権協会)に
登録していたという。

この点については、1970年代にNHK「みんなのうた」で
『森のくまさん』編曲を担当した玉木宏樹氏が、
馬場氏について貴重な証言を残している。

『実は前々からJASRAC関係では札つきの要注意人物で、作者不詳の曲に
変に詳しく、かたっぱしからそれらを書きつづった大学ノートを見せては、人に「この曲の作者は自分だ」と触れまわっていたという、その世界では
有名な人物で、毎回JASRACに登録しようとしては、門前払いにあっていたというのです。』
(玉木宏樹「贋作・盗作 音楽夜話」(2010年/北辰堂出版)

当初は馬場氏による主張が認められ、『森のくまさん』が馬場氏の
作詞・作曲によるオリジナルな楽曲であるとしてJASRACに登録されていた

森のくまさん 歌詞の意味 原曲の和訳

その後、馬場氏が「作曲者」であるという登録は抹消されたが、
「作詞者」であるという登録はいまだに残り続けている。
(しかも、アメリカの原曲版と比べて歌詞が大きく異なっている)

そのためこの童謡はいろいろと怪しく、
作詞者もおかしければ、その歌詞の内容にも違和感があり、
その元になったであろうセオドア・ルーズベルトが行った熊狩りは、
本当に熊狩りだったのか?という疑問も同時に残るのである。

もちろん情報を整理する限り、今のところ、
本当に熊狩りであった可能性の方が高い。

ただ、本当に熊狩りであったとしても、そこには
"象徴的な意味"が重ねられていた可能性はある。

つまり"熊狩り=人間狩り"であることの象徴だ。

そしてこの人間狩りの象徴は、さらに別の象徴が元になっていると
考えているが、その解説はまた別の記事で行うこととしよう。


"0.1%"のティディベア


さて、この1902年に行われたルーズベルトの熊狩りの話が元になって、
そこでの逸話を元に、ロシア人がクマのぬいぐるみを販売することになる。

驚くのは、この一連の話にはなぜか"44"という数字が付いて回ることだ。

まず、この話の元になったセオドア・ルーズベルトが行った熊狩りは、
ルーズベルトが「44歳」の時に行われたもの。

そして「森のくまさん」を作詞したと
主張している馬場祥弘氏は"1944年"生まれだ。

そしてセオドア・ルーズベルトが「ティディ」のあだ名を
付けられることになるきっかけの一つであるロシア人は、
自分の店のウィンドウに"Teddy's bear "というクマのぬいぐるみ
(もしくは看板)を置いていたが、彼がこの店を構えていた場所は
アメリカはブルックリンの、トンプキンス通り"404番地"である。
(象徴的な意味では"0"はカウントされる場合とされない場合がある。
 説明は省くが、今回の場合はされないと見ていい)

このように、なぜか"44"という数字で繋がる。

ルーズベルトが「ティディ」というあだ名を付けられるまでには
このような流れがあったわけだが、彼はこのあだ名を嫌っていた。

なぜだろうか?

もしかしたら、熊狩り=人間狩りという象徴から、熊は人間を、
厳密には"奴隷"を表すものだったからかもしれない。

人間狩りは人気なレジャーであるようだ。


さて、ティディベアはワンピースだけでなく、
この呪術廻戦においてもその繋がりを見出せる。

呪術廻戦では、「鹿紫雲かしも はじめ」と戦う前のパンダが
自分を「ティディベアだ」と言い聞かせているコマがある。


そして呪術廻戦は2021年、22年ともに、「じゅじゅべあ」という名の
作品に登場する各キャラクターモチーフのティディベアを販売している。

つまり"ティディベア"とは、

「セオドア・ルーズベルト」
「ワンピース」&「呪術廻戦」
「ターミネータージェニシス」

を繋ぐ、"一つの鍵"になっている。

『SAKAMOTO DAYS』
殺し屋展に展示されているティディベア

では何故"ティディベア(熊)"なのか?

それは"熊"がこの世における「0.1%」を象徴する動物だからだ。

では何においての0.1%なのかと言えば、「星」である。

古来において、「"北極星"」は海の運航において目印になる星だった。

その理由はこの北極星が「不動の星」として認識されていたために、
「不動の1つ」とその他の「動き、回る星」としての0.1:99.9(%)
という比率と概念に当てはまるからだ。
(この場合の比率は実際のパーセンテージではないことを
 ご理解いただきたい。数字はあくまで例えである。)

北極星に当たる星は時代によって移り変わるために暫定的なものとなるが、
現在、北極星と位置付けられているのは「ポラリス」と呼ばれる星である。

このポラリスは「こぐま座α星」と呼ばれ、
文字通り"こぐま座"に含まれる星だ。

もう分かると思うが、「熊」の字が入っている。

ティディベアが小熊を連想させる見た目をしていることにも、
何か見えてくるものがあるのではないだろうか。

アイヌ民族の"熊送りの儀式"なども、元は
この北極星のこぐま座から来ていると考えている。

つまり、熊は宇宙における「0.1%」を
象徴する動物でもあると解釈できるが、
この0.1%を象徴する動物は実際は他にもいる。

今考察しているだけでも犬、蛇、牛などもそれに含まれる可能性がある。
ただこの話は長くなる上に記事の内容から脱線するのでここでは割愛する。

なお、以下の動画投稿者はの繋がりから北極星を紹介している。

この動画内では「99.9:0.1の法則」は、言葉としては紹介されていないが、
彼がこれらの動画を通して伝えたいところも、この99.9:0.1(%)の
「0.1%」の部分の話である。

※ 彼の動画が気になる場合は記事の最後に動画へのリンクを
  載せておくので、そこから飛んでもらえればと思う。


始まりと不死身という矛盾


さて、先ほどアニメ版呪術廻戦とターミネータージェニシスの作品設定が
「17」で繋がるという話をしたが、実は他にも17で繋がるものがある。

それがタイトルにもある、
【デイヴィット・ロックフェラーが亡くなったとされる年】だ。

都市伝説に少し詳しければこれは覚えているかもしれないが、
この流れから感じていただける通り、それは【2017年】である。

しかし、"7月5日"に公開されたこちらの動画から推察できる通り、

デイヴィット・ロックフェラーはまだ(本質的には)
死んでいない可能性が残されている。

この状態を一般的には【不死】と言うが、
これまで紹介してきた各作品にも、この"不死"の概念は盛り込まれている。

領域展開後の不死
確定はしていないが、「オペオペの実」で
不死手術を受けているのではないかと考察されている「イム」
不老ではないが不死ではある天元
こちらでは不老=不死となっている。

ちなみに上の画像にもある通り、呪術廻戦の天元の初登場回は第144話
これはコミックスでは「17巻」に収録されている

そしてワンピースにおける1044話「太陽の神ニカ」が初登場した回である

この投稿は"1040話"時点のもの。
上記の投稿にある1046話では特に大きいと言えるほどの動きはなかったが、
1044話では彼が"顕現"した。

なぜどちらの作品も"144"という数字が重要な転換点になっているのか?

それはこの144という数字が「フィボナッチ数列」の数字であり、
"216"(6×6×6=666)と合わせて"360"になる数字であるからだ。

そしてその本質的な根拠が「金星」にも見出せるために、この金星が、
数ある重要な要素のうちの一つとしてワノ国編では象徴されていた。


"不死身になるには、死ななければならない"


話を戻して、この不死の概念がいねんはこれら大ヒット漫画作品の中に、割と最近
共通して描かれているものであるが、同じくデイヴィット・ロックフェラーも「6回の心臓移植手術」を受けてなお生きていた。

これは「不死」と表現できるものであり、
それはMr.都市伝説の以下の動画でも匂わされている。

この心臓移植の回数が"6回"であることにも重要な意味がある。

つまりデイヴィット・ロックフェラーは「不死の(人物的)象徴」でもあるのだが、古代には、このデイヴィットと同じく不死の象徴とされてきたものが一つある。

"フォイニクス(フェニックス)"だ。

「不死鳥」と呼ばれるフェニックス

このフォイニクスはその名前の意味の一つが「紫」でもあるとされ、
一般的には「太陽」を象徴する鳥であるとされている。

この鳥は「不死鳥」と呼ばれるが、厳密には
この鳥の真の象徴は【"変容"】であり、実体としての不死ではない。

不死とは、「同じ形のまま変化しないこと」を表すものではなく
「"変わり続けることが=変化しないこと"」を表すものである。

別の言い方をするなら、不死というものは
「この宇宙の仕組みや法則」に焦点を当てた言葉であり、主に、
「仕組みから顕われたもの」に当てた言葉ではないということだ。
(少し難しいかもしれないが)

つまり"フェニックスはこの宇宙の仕組みを表している"ものであり、
ここに"不死=永遠"という概念が存在する。

だがこの場合の永遠とは「死なないこと」ではなく、
本質的には「変わり続けること(変容)」であるので、
"一般的に考えられる永遠"と"本質的な意味での永遠"とで、
永遠を意味する概念が2つ存在してしまっている。

この不死鳥は、「世界に一羽しか存在しない」と語られる。

これはこの宇宙における"真に不動なもの"が一つしか存在しないためと、
もう一つは、この宇宙に"全てが同じもの"が一つとして存在しないためだ。

"真に不動なもの"とは「宇宙の仕組み」のことであり、
宇宙に存在する"0.1%"の法則に当たるものである。
(北極星とはまた別の概念だ)

"全てが同じものは存在しない"とは、この世界に顕われているものは全て、
一見同じように見えるものでも実際には多数の"違い"が存在していることだ

例え同じように見えても、それが作られる過程、順序、番号、
作られた場合の組成や構造、そしてそれを扱う外側の環境など、
どこかに必ず「違い」が存在する。

そのため、この宇宙に全く同じものは存在せず、
その部分も「世界に一羽のみ」という言葉で表している。

フェニックスは寿命が「500年」あるとされているが、
このフェニックスの元となったのはエジプト神話に登場する
"ベンヌ"であるとされ、このベンヌもまた、寿命が500年あるとされる
(その後また生き返るために"不死鳥"と呼ばれる)

この"500"という数字、どこかで見た覚えはないだろうか?

500人を超える命を救う聖人くま
アニメ化されたストーリー

同じような時期に"その数字"に関する物語が描かれ、
それに関するストーリーがアニメ化されている。


黄金という名の不死の源(ソース)


そもそもなぜ"鳥"なのか?

これはこの不死鳥が「黄金に輝く姿」をしていることが関係している。

フェニックスないしベンヌは、一般的にも言われている通り
"太陽"の象徴の鳥であり、この太陽の輝くさまをもって
"黄金に輝いている"と表現することはできるのだが、
実際には太陽そのものではなくさらに根本的なもの、
「太陽を通して放出されているもの」の象徴である。

この太陽を通して放出されているものとは、
太陽が光り輝いていることとも関係がある。

先ほど、不死鳥の「不死」の由縁は宇宙の仕組みと書いたが、
その宇宙の仕組みを成立させるために不可欠な要素が存在する。

【"氣"】だ。

この"氣"と呼ばれるものがどれだけ重要なものなのかは、
それだけで一冊の本が書けるレベルだが、今回は詳細な解説は
出来ないので、ここでは片鱗に触れてもらう程度に抑えておこう

(※ この話とはあまり関係ないが、私が【""】で表現した要素は
   これ以上ないほど重要なものを示す際に使う表現なので、
   この機会に覚えておいてもらえるとありがたい)

ベンヌという名前は、「輝くもの」「輝きを増して上昇する」
という意味に関連しているとされるが、この"輝くもの"について、
何が輝いているのか?の説明が成されているものはほとんどない。
(それが太陽だとされているが、厳密に言えば違う)

実はこの輝きの元こそが"氣"なのである。

この氣が多い状態を「光輝いている状態」と形容し、その最も
象徴的なものとして太陽を挙げ、この不死鳥の象徴としているのだ。

これは判断に困る人や否定的な人もいるかもしれないが、この鳥や、
この鳥が放つ"光"について深く考察できる者ほど同じ答えを出す。

重要なのは、太陽が光を放っていることは間違いではないが、
本質的には「太陽を通して氣が放たれることで光り輝いている」ことだ。
(ゆえに先ほどは"太陽から"ではなく、"太陽を通して"と書いた。)

そしてそれは、太陽に氣を届けている、
"源泉"が存在していることも同時に示している。

古代の世界から太陽信仰は存在する。

しかしそれは、本当に"太陽そのもの"を信仰していたのだろうか?
ここにあなたには、従来とは別の答えを用意できるようになってほしい。

以下のシーンから続く戦いは"太陽 vs 光"という、一般的には
同じ要素を持つと見なされている2人の戦いになっている。

しかし、本当に同じだろうか?

太陽と光は「星」と「現象」の違いはあるにしても、
同じく"光"で表されるものであることに違いはない。

ただ、その理論で行けば「黄猿」の方がより本質的な要素で
象徴されていることになるため、ルフィよりも格が上ということになる。

だが、より本質的なのはやはりルフィの方なのだ。

光とは、「"目で感じ取れる氣の現れ"」である。
目で感じ取れる時点で、位で言えば下になる。

「大切なものは目に見えない」という星の王子さまの一節は、
何も物語の中だけで語られる言葉ではない。

"真理"においても同様だ。

そうでなければ、ベガパンクは以下のような発言を残さない。

さて、フェニックスは灰の中から蘇るという説もあれば、死ぬと
その遺骸から"虫"が湧き出て鳥の形になり復活するという説や、
その湧き出た"大量の虫"が遺骸を食べつくした後、羽毛が生えて
空に飛んでいくという説もある。

エッグヘッド編において、「虫」というワードは象徴的に登場している。


エッグヘッド編において頻繁に登場するこの"虫"という要素について、
そのモデルの一つは"フェニックスとの繋がり"から来ていると考察できる。

しかし、そもそもこの不死鳥は「ワノ国編」において既に登場していた。

"マルコ"だ。

私は以前から、

「ONE PIECEは一つ前のストーリーの段階で、一つ後のストーリー
(現在描かれているストーリー)で回収する伏線的要素を仕込んでいる」
(それをずっと繰り返している)

とお伝えしてきたが、

このマルコにもそれが見られる。

さらにはワノ国編とエッグヘッド編の間に位置するものにも、
フェニックスと虫を繋げるワードが既に存在していた。

「ONE PIECE FILM RED」の主題歌「新時代」の歌詞である。

ジャマモノ  やなもの  なんて消して
この世とメタモルフォーゼしようぜ
ミュージック  キミが起こす  マジック

Ado「新時代」
作詞:中田ヤスタカ

この歌詞の中に「メタモルフォーゼ」という言葉があるが、
これはドイツ語の言葉で、「変容(変身)」という意味がある。

さて、先ほどフェニックスは「"変容"」の象徴の鳥だと伝えた。

このメタモルフォーゼという言葉はギリシャ語の「metamorphosis」に
由来しているが、このmetamorphosisは生物学における「変態」の意味で
使われる言葉である。

生物学においての変態とは、

「動物(特に昆虫)が卵から出た後、
 成体に成長するまでに経験する形態の変化」

のことであり、最も分かりやすい例で言えば、
サナギから成虫への変化がそれに当たる。

重要なのは【"卵"から出た後】にそれが起こるという部分。

さて、割れた卵をもって
エッグヘッド】という名前が付いているのはなぜなのだろうか?

しかも、「500年後の未来」の"500"とは、
不死鳥の寿命と同じ数だ。

つまり、ワノ国編と映画公開の時点で、
次のストーリーに入れ込む象徴が既に仕込まれていたということになる。

実際にはこの辺はまだまだ掘り下げることができるのだが、
話が長くなる上に、テーマ別に分けて解説したいのでまた今度にする。

さて、ここまでアニメ「呪術廻戦懐玉・玉折編」における"17"や、
ターミネータージェニシスの時代設定が"2017年"であること、さらに
デイヴィット・ロックフェラーも同じく"2017年"に死去したとされる
ことなど、"17"の繋がりをいくつか紹介してきたが、同じく先ほど
呪術廻戦の「秤」が自身の領域展開で不死となるシーンの画像を引用した。


ではその戦いにおいて、その秤の対戦相手である「鹿紫雲かしも はじめ」が、
秤を倒すために最後に利用したものは何だったか?

"塩素ガス"だ。
では塩素の原子番号は何番か?

【"17番"】である。

この「はかり 金次きんじ vs 鹿紫雲かしも はじめ」の対決は、
五条悟と宿儺の戦いの雛形ひながたになっていると考察している

都市伝説的に見た場合に「象徴だらけの戦い」になっているからだ。

ところで、
先ほど天元に関して説明されている場面の遺伝子の画像を引用したが、

この「遺伝子」とは英語で"Gene"である。

ターミネータージェニシスの「ジェニシス」の部分も、元々は
「ジェネシス」であり、スペルも"Genisis"ではなく"Genesis"だった。
それが後から"ジェニシス(Genisis)"に変更されたという話がある。

キリスト教においても、この「Gene」は出てくる。

"創世記"だ。

この創世記を表す英単語は"Genesis"
つまり創世記とは、「世界の始まり」を表しているだけでなく、
遺伝子という意味で「人体の始まり」も同時に示している。

創世記のGeneが元になり、遺伝子のGeneが生まれたのでは?
と思うかもしれないが、この"Gene"の語源は"genh-"であり、
「出産する」という意味がある。

つまり語源の意味からしても人体と関係がある。

このGeneの最初の文字3つ="Gen"は、古代ローマにおいても
信仰されていた「ゲニウス(Genius)」という概念へも繋がっていく。

蛇のように描かれるゲニウス


このゲニウスこそ、この世を変えている"元"である。

古代の世界の信仰や宗教は、
このゲニウス(またはそれに類似・付随する概念がいねん
無くしては、その真の意味を理解することは出来ない。

これは同じく古代ローマでも信仰されていた「ウェスタ(炉)神」にも
繋がっていく話だが、これは匂わせだけしておいて一旦置いておく。
(もし可能であれば、考察してみてほしい。
「炉」と「塩」は象徴的な意味が同じである)


11と12の恋模様


さて、先ほど17という繋がりからデイヴィット・ロックフェラーを紹介したが、あの動画の中で、彼が何歳で死んだと紹介されていたかを覚えているだろうか?

"101歳"だ。

この場合の101とは、101を表しながら【"11"】でもある。

"0"があるかどうかはそこまで関係ない。あるにはあるが、
一番最初の「01」こそが最も重要であり、それ以降の数字は
101も1001も10001も、01と同じ性質(より、無から有への創造)を
有しているからだ。

これらは「原初」「始源」「創造」などの言葉で表現されるものであり、
有を創るための【無】が存在し、それを元に"有"が【創られ】それが永遠に
【繰り返しながら続いていく】という3つの段階のうちの最初の2つに当たる

そういう意味においては11も101もその後の「01」が付く数字も、
数字は違えど本質的には同じ要素(始まり)を有していると言える。

この11を図像として見れば「2本の柱」による
新たな始まり、または復活を表している。

ゆえに上のMr.都市伝説の動画内では、都市伝説界において
「2本の柱に見立てられた建物を破壊した」という話で有名な
9.11の事件をロックフェラーに絡めて紹介していたのだ。

この11が101として象徴され、今の時期においては
もう既に"102"が象徴される時期に入っている。

102は12、103は13としても表され、その逆も成り立つ。

私は最近X(旧Twitter)の方で「今は102の時期に入っている」と投稿したが

この"今が102の時期であること"の最も分かりやすい象徴(キャラ)がいる。

日車寛見だ。

日車が宿儺と戦い敗れたのは直近のことだが、この日車は元々
「死滅回遊」に参加していたプレイヤーの一人だった。

この日車が原作で初めて登場した時、
どのような登場の仕方をしていたか覚えているだろうか?

"102点ホルダー"として登場していたのだ。

つまりその時点から、日車は

「102の時期に象徴されるキャラ」

であることが仕込まれていたのである。


追伸1.

今回はこれら画像にある要素のうち"Theo"について触れた。
Theoとはセオドア・ルーズベルトの「"セオ"(Theo)」に当たる。

このTheoは、これと同じスペルで繋がる文字がある。

"テオトコス(Theotokos)"だ。

テオトコスとは、「神の母」と呼ばれる
キリストの母、聖母マリアに付けられた称号の名前である。

この聖母マリアは、ONE PIECEのエッグヘッド編に大いに関係している。
だがこれらの解説は、まだまだ先のお話。

楽しみにしていてもらえれば幸いだ。


追伸2.



本文では"44"で繋がる共通性を紹介したが、
ではここで「ONE PIECE」最新話を見てみよう。

最新1098話では、「7年前、当時5歳のボニーの姿」が描かれた。

この"7年前"とはもちろん、今ルフィたちがエッグヘッドで
あれやこれやしている時点からの7年前であるため、
そこから逆算すれば、現在ボニーは「12歳」ということになる。

ベガパンクや黄猿がこのような発言をするのも頷ける年齢だ。

そしてもう一つ重要なのは、

当時、バーソロミュー・くまが何歳なのか?

という点である。

最近描かれているくまの過去編では、親切にその過去が
「何年前」に起こった出来事なのかを分かりやすく説明してくれている。

ここから計算すると7年前、ボニーが5歳になった時点で
くまは「40歳」ということになる。

最新話の最後ではさらにその1年後、ソルベ王国に悪夢が襲った
場面までが描かれており、この時点でくまの年齢は"41歳"だ。

そしてそのくまがシャボンディ諸島にて、
麦わらの一味を「旅行先」に飛ばしたのは"45歳"の時である。

つまり最新話において"16年前の再来"が起こった場面から続くこの話は、
本文のティディベア関連の部分で話した「44の共通性」から考えるに、
くまが"44歳"の時に何かのきっかけが起こり、それが原因で
くまはボニーと離れる展開になると考える。

そしてその"原因"により、くまは
「暴君」と呼ばれるようになるのではないだろうか。
(※ 例えば、王から大量殺人の罪を擦り付けられたり、 ボニーに
16年前の再来で何か被害があったりで、 くまが自我を忘れ暴走するなどだ)

それによりくまと離れることになったボニーはシャボンディ諸島に向かい、
そこで"11人"の超新星のうちの一人になると考察している。



上の区切り線で囲んでいる内容は、最初に「最新1098話では」と
書いている通り、1098話時点での考察だ。

1098話は、ボニーの「青玉鱗」の発症と、16年前の再来により
ソルベ王国に再び悪夢が襲ったことが描かれている回である。

現在はもう少し進んでいるため、この後の展開を読んだ感想としては、
16年前の再来で直接ボニーに被害があったわけではなくとも、
ソルベ王国にいられなくなった原因が、くまが自我を忘れ暴走したこと
であり、それにより最終的にはボニーと離れる展開になることなど、
ピッタリとは言わずとも、おおよそ当たっているのではないだろうか?

ただ、この辺の考察は私自身、当たったと言えば当たってるし、
外れたと言えば外れたとも言えるので、私以外の人でもある程度、
考察できた内容ではあると思う
(ただ本当に"自我を失う"ことになるとは思っていなかったが)

だが、この中で私が注目してもらいたいのは、
くまが"44歳の時にボニーと離れた"ことだ。

これに関しては私の考察通りになっているため、
本文に綴った文も含めて、唯一評価してもらえる部分かもしれない。

この部分は、
作者の尾田先生が物語をどこまで練っていたのかは分からずとも、
一つの隠された要素であったと考えている。

最新話までの展開を読んで頂ければ分かると思うが、
ボニーの青玉鱗は治癒までに1年半かかるため、
その間はベガパンクの施設でくまと一緒に過ごしている。

そこから半年経ったころに、ボニーとくまは再びソルベ王国の教会に
戻っているが、くまの誕生日は2月9日であり、ボニーの誕生日が9月1日で
あることから"半年以上"の差があり、くまの方が先に年を重ねるため、
この時点でくまはおそらく"44歳"だ。

「あと一年、10歳になる頃に治る」ということは、このシーンは
「9歳の誕生日」を迎える少し前のシーンのため、まだ8歳。

手紙を送っていたのが「ペース」で換算できるほど頻繁だった
ことからも、この辺りのシーンは3月~8月までの間、
くまが44歳ボニーが8歳の頃の一幕であると考えられる。
(ヤシの木のようなものがあることや服装が半袖の者が多いため、
 おそらくは夏頃だろう。)

さらには、本分において紹介したゴッドバレー事件の当事者は
ご存知の通りロックス海賊団だが、このロックス海賊団に
カイドウが入ったのは"44年前"である。

つまりくまがボニーと離れた際の年齢も含めて、
「ゴッドバレー事件・くま・ロックス海賊団・カイドウ」は
"44"という数字と「奴隷」というワードで繋がっていく。

この辺のくまが経験してきた過去の話はおそらく、アメリカが今の時代の
地位を築くまでのおよそ100~150年前、アメリカにとっては過渡期辺りの話
がモデルになっており、それゆえにベガパンクのサテライトの一人として
「エジソン」という名のキャラも登場しているのだと思われる。

これが仮に日本の場合、日本におけるおよそ150年前とは
どんな時だったか、あなたは覚えているだろうか?

"明治維新(幕末)"の時世である。

現在描かれているエッグヘッド編においては、先ほどの、
「ONE PIECEは一つ前のストーリーに伏線を仕込む」ことと、
その一つ前のワノ国編で「鎖国」というワードが登場していたことからも、
"日本の開国"として歴史が語る「幕末」をモデルにしている可能性は高い。

他作品においても、"150"という数字と、
それを簡略的に象徴した"15"という数字は、頻繁に投稿する。

最近アニメ化された部分
最近アニメ化された部分②
この間発行部数1500万部を突破した「推しの子」。
現在、苺(15)プロは「15年の嘘」の撮影に挑んでいる。

では、その約150年前のアメリカにおいて、起こっていたこととは何か?
それを表しているのが、以下の場面。

ここにも150の数字

「先住民一掃大会」と書かれたこの場面は、
アメリカの、ある歴史を想起させる。

"アメリカ先住民(インディアン)虐殺"だ。

これは「アメリカ」という地を発展させる上で、支配者たちにとっては
邪魔だったアメリカ先住民を、文字通り虐殺し続けた歴史である。

もし仮に尾田栄一郎氏が「その頃のアメリカ」をモデルに過去編を描き、
その中でもさらにこの辺の歴史から要素を引っ張っている場合、
なぜこの歴史をモデルにしているのか?を考えてみたい。

これは個人的な考えだが、その一つは、
アメリカという国が作られるまでの歴史が近いうちに起こり(再現され)、
それにより世界は未来へ進むことを暗示しているからではないだろうか?

もしこれを読んでいるあなたが都市伝説を好きなのであれば、
おそらくこの分野で知らない人はいないであろう「Mr.都市伝説」が
何度も伝えている「日本人よ目覚めろ(気を付けろ)」という言葉は
聞いたことがあるはずだ。

そしてそれらのメッセージの中には、
「(日本人を対象にした)民族根絶やし」について、短いながらも
触れていた時があったことも、覚えているのではないだろうか?

では、アメリカが今の地位を築くまでの重要な起点となった、
ゴールドラッシュに沸く「西部開拓時代」、彼らはどんな思想の元、
国を作るために動いていただろうか?

その代表的なものが【"マニフェスト・デスティニー"】だ。

以下、意味を引用する。

マニフェスト・デスティニー(英語: Manifest Destiny)とは、
元々はアメリカ合衆国の西部開拓を正当化する標語であった。
「明白なる使命」「明白なる運命」「明白な天命」「明白なる大命」
などと訳出される。

【文明は、古代ギリシア・ローマからイギリスへ移動し、そして大西洋を
渡ってアメリカ大陸へと移り、さらに西に向かいアジア大陸へと
地球を一周する】(引用:戦後日米関係とアメリカの文化外交)

という、いわゆる「文明の西漸説」に基づいたアメリカ的文明観である。

Wikipedia

ここに書いてある言葉の意味を理解してみてほしい。

「"次はアジアだ"」と言っているのである。

では、"アジアのどこ"なのだろうか? それはもう分かっているはずだ。

西部開拓時代、アメリカという大陸に押し入った人々はこの思想の元、
元々この大陸に住んでいたアメリカ先住民たちを絶滅させる行為を
正当化していった。

まるでそれが「神が支持する取り組み」であるかのようにだ。

プロビデンスの目の左右にある
「Annuit cœptis(アンヌイト・コエプティス)」は、
「神は我々の取り組みを支持する」という意味のラテン語。

「MDCCLXXVI」はローマ数字で"1776"を表すため、この1776が
「アメリカ独立宣言」の年を記念する数字だとも言われ、同時に
「イルミナティ」の設立年とも言われている。

ではその「神が支持する1776年」から見た場合の、
アメリカ先住民の数とその分布の推移を見てみよう。


これと同じことが、これから先、日本で起こる。

その時には、かつてのアメリカ先住民と同じように、
「なんの謂れもないのに理不尽な理由で殺されたり」、
「先住民の"頭皮"を持って来た者に賞金が渡されたり」するだろう。

そしてこのような虐殺を正当化していた
アメリカの大統領がかつて存在した。

彼だ。

ルーズベルトは1886年にニューヨークで行った演説でこう宣言した

“I don’t go so far as to think that the only good Indian is the dead Indian,” “but I believe nine out of every ten are, and I shouldn’t like to inquire too closely into the case of the tenth. The most vicious cowboy has more moral principle than the average Indian.”

「私は、『善良なインディアンは死んだインディアンだけだ』とまでは
思わないが、10人インディアンがいれば、うち9人はそうだと思っている。
最も凶悪なカウボーイは平均的なインディアンよりも道徳心を持っている」

さらに同年出版した本の中で

“the so-called Chivington or Sandy Creek Massacre, in spite of certain most objectionable details, was on the whole as righteous and beneficial a deed as ever took place on the frontier.”

「いわゆるチヴィントンあるいはサンドクリークの大虐殺は、
 非常に不愉快な細部にもかかわらず、全体としては
 これまでフロンティアで起こった中で"最も正しく有益な行為"であった」

と書いている。

As Teddy Roosevelt’s Statue Falls, Let’s Remember How Truly Dark His History Was


"彼"は徹底的な「差別主義者」であり「排他主義者」だった。

Although he viewed education as a vehicle of assimilation, Roosevelt stressed that Indian education should be “elementary and largely industrial,” and that the need of higher education was “very, very limited.”

ルーズベルトは教育を同化の手段と考えていたが、インディアンの教育は
"初歩的で、大部分は産業的"であるべきで、高等教育の必要性は
"非常に、非常に限られている"と強調した。

“During the past century a good deal of sentimental nonsense has been talked about our taking the Indians’ land,”

「過去100年の間、インディアンの土地を
 我々が奪うなどという、感傷的な戯言が散々語られてきた」

Theodore Roosevelt: ‘The Only Good Indians Are the Dead Indians’

私達は、備えなければならない。

個人的に考えるに、彼らはただ
「新しく国を作る上で先住民が邪魔だったから」
という理由だけで殺したのではないと思っている。

それだけが理由であれば、あまりにも、
"後世に残る汚点を残し、墓穴を掘りすぎている"からだ。

理由がそれだけであれば、後から追及されることは目に見えている。

しかしそれでも殺したのには、それ以外にも理由があったからだと
考えており、そのうちの一つが

「アメリカ先住民が信仰していた"宗教観を危険視"していたから」

だと個人的には考えている。

彼らインディアンは、宇宙の真理を知っていた。

彼らはその真理を"大いなる神秘(ワカン・タンカ)"と呼び、
常日頃から、その"神"に祈っていた。

おそらくは、同じくその「神秘と呼ばれるべき真理」を知っていた、
"入植者を統括する者たち"が、彼ら先住民を殺すよう指示したのだろう。

なぜならそれらは、当時の時代では
「"一般に知られてはならないもの"」だからだ。

ただ土地から追い払っただけでは、いずれまた寄り合い、大きな力を持つ。

ゆえに殺し、残った残党たちは"同化"というプロセスにより
洗脳&散り散りにさせることで、また結束しないようにする。
(単体であれば、簡単に潰せるという理由も兼ねている)

ルーズベルトはその点をよく理解し、
"教育"という名の下にそれを実行した。

これが、過去に起こった事であり、
「"これから私たちが経験すること"」だ。

私たちは、彼らアメリカ先住民と同じく、
その"大いなる神秘"に気付き得る素質を持っている。

日常生活の中で「~な"氣"がする」などの
言葉を使っているのがいい証明だろう。

ゆえに確実に"潰し"に来る。

「明白なる使命」を実行しに来るのである。

そのため、備えなければならない。

物理的な準備ももちろん大切だが、それ以上に、
精神的な準備(人間性の向上)が重要だ。

今までも何度か「感謝」の重要性を少しだけ説いてきたが、
いずれ"なぜ重要なのか?"の部分をもう少し掘り下げた記事を
書こうかとも思っている。

だがそれは書くとしてもまだ先の話になるので、今のうちに
「色々なことに感謝をする習慣」を付けておくと、
それまでの時間を無駄にせずに済む。

というのは、その記事を書いた場合、それをあなたが読んだとしたら
"感謝"という行為に「価値」を感じるようになるからだ。

私は、「大切とされる概念や行為」に意味はないと思っている。

ただ人に優しくしたところで何かが得られるとは限らないし、
善の行いをしても、それはその瞬間に露のように消え、
残るものや得られるものも大して存在しないからだ。

つまり「その行為を通して何が得られるか?」が私の
行動基準なわけだが、その点から言えば"感謝"という行為は
「何も得られるものがない行為」の最たるものだろう。

しかし、一見すると何も無いはずのその感謝という行為にこそ
【"あらゆるものを手にするための本質的要素"】が隠されている。
(これは本文でも触れた"氣"が関係している。)

なぜ「効率が良い」と書いたのか?
考えてみてほしい

そのため、X(旧Twitter)の方でも、何度か「感謝の重要性」を説く
文章を投稿したのだが、おそらくその投稿を見たあなたは、
その"瞬間"は感謝を「大切なことだ」と共感したとしても、
それを"実行"するまでには至っていないのではないだろうか?

(※ この場合の"実行"とは「何かされたら」という受動的な感謝ではなく、
   自分から、"積極的にその種を見つけて"感謝するということである)

私が感謝の重要性を説く記事を書いた場合、その「不実行」がどれだけ
時間的に「もったいない」ことであるのかを、あなたは認識することになる

ゆえにそれまでに今のうちからその習慣を身に付けておくことをお勧めする
(私としても、他にもいっぱい書きたい記事があるので、
 すぐに感謝の記事を書く作業に取り掛かるとは限らない。)

言い方は悪いが、
あなたが何かを解消できずに困っていたとしても、私は困らない。

しかし後からその記事を書いた場合に、
「もっと早く教えてくれても良かったじゃないか」と
言われても面倒なので、こうして今お勧めしている。

もし叶えたい願いがあるのならば、「当たり前の日常」にどれだけの
"感謝の種"があるのかを、あなたは氣付けるようにならなければならない
(感謝をするにも、まず先に"氣付く"段階が存在するからだ)

さて、約6000文字もある追伸もこれで終わりだ。

この"101"に関する話は一旦、Part4まで続く。
次のPart2も少し時間を空けてから投稿する予定である。

ただその次のPart3はPart2のすぐ後に投稿するので、
2つほぼ同時に読むのは大変かもしれないが、
楽しみにしていてもらえたら幸いだ。


"注意"

この記事における全ての文章は、
画像や動画、またそれらに付随する権利者表記以外は全て、
この記事を投稿しているアカウント
「漫画×都市伝説(X:@sunlightmoon562)」の著作物となります。

note及び他媒体において、引用は可能ですが、
無断転載等は固く禁じておりますのでご遠慮下さい。

なお、これらの約束が守られなかった場合、
然るべき対応を取らせて頂く場合もございますので、
その点、事前にご了承ください。


参考 & 紹介資料

【悪魔の起源】出雲王朝に隠された六芒星を知っていますか?https://www.youtube.com/watch?v=P1B5cZGA_kE&t

Mr.都市伝説 関暁夫から皆さんへ
【ロックフェラー家の話】教えて!デンコちゃん
https://youtu.be/8bN5U-q4D4Y?si=QE_uBOUZIM_-o59t

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