餅つき
何年ぶり、いや何十年ぶりと言うほど久しぶりに餅つきをした。
蒸されてもち米を、軽く潰すように細かく何回も捏ねて下準備。
これを、入念に行わないとついた時に餅米が飛び散ったり、滑らかな仕上がりにならない。
少しずつ、力を入れて綺麗に捏ねて粘りを感じるようになってきたら、いよいよしっかりとつき始める。
他の人は慣れているから、綺麗にまっすぐ杵を振りおろしてよい音でつけているが、僕は振るのがやっとで斜めについて、音すら鳴らない。
杵を短く持ちすぎていたようで、長めに持つと杵の重さもくわわって、上手につけると教わり、少しついているとだんだんと音が出るようにつけるようになってきた。
お餅もつけてきたのか、つくたびに粘り伸びるようになってきた。
持ちを返す係りの人の手を、何度もつきそうになったが無事につき終わり、あんこやきなこ、安倍川餅にして食べたが、つきたてはコシも粘りも違って美味しい。
夜、腰が痛くなったが良い思い出になった。