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忘れていた『本気になるということ』

いつの頃か、本気になることを忘れていた。
小学生の頃は、1番になれるものは全て本気で1番を目指していた。

中学生の頃のクラブチームの野球に関しても、本気で九州で1番、日本一を目指していた。

心の底から目指してた。

しかし、クラブチームを辞めなければいけなくなってからの僕は、本気を出した”ふり” をし続けていた。

もちろん高校でも硬式野球をする。

高校一年の秋からレギュラーとして試合に出続けた。
でも、本気で野球をしていた頃と違って、チャンスで打席が回ってきた時のなんとも言えない高揚感は、高校野球では一度も味わえなかった。

もちろん結果なんて出るわけがない。 本気で県一位、日本一を目指していないから

でも、全体練習とは別に、自主練習をすることは、中学の頃から変わっていない。
変わったのは心の持ちよう、つまり本気かどうか

高校で自主練習をする理由は、恥ずかしい結果を出さないため。
ただそれだけだった。

小学生からそれなりの結果は出してきたから、そんな自分が高校野球で結果を出せないなんて恥ずかしいというただそれだけの下手なプライドのために練習をしていた。

振り返ると、間違いなくそうだった。

本気になることの大切さに気付かされたのは、三つ理由がある。

一つは、会社をクビになったこと。
理由は、僕のモチベーションが低いから。目の前のことに全然一生懸命に慣れていなかった。
変なプライドばっかりが高くて、カッコつけて全然本気じゃなかった。
当然、結果も出るわけがない。(営業職として)

二つ目は、甲子園の決勝戦を甲子園球場で観戦したこと。
そこで、高校球児からたくさんのことを教えてもらった。
本気で日本一を目指す一生懸命さ、決して諦めない気持ちの強さ。
チームワーク、助け合い、

三つ目は、読書から。
『僕は明日もお客様に会いに行く』という本で、営業職として、人として、本当に大切なことを教えてくれる本だった。

このような要因が重なって、本気になっていない自分に気付かされた。
そして、もう一度本気になろうと思わせてくれた。

9月から新しい職場での仕事が始まる。
目の前のことに必死こいて、本気で仕事をしようと心に誓った。
以前の自分とは明らかに違うと感じる。
トップセールスになる。

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