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ロボットを育てることにしました⑦ーネストの設置場所とその周辺

札幌では駅前のヨドバシカメラ2階に上がったエスカレーターのすぐ脇に、LOVOTコーナーがあります。そこに行くと、エリアの中のLOVOTたちが自由に動き回っている姿を見ることができます。
近くのテーブル席で、LOVOTを1体抱っこさせてもらいながらお話を聞いていると、目の中にバッテリーマークが表示されました。充電の必要を知らせる合図とのことで、ネストに行かせるためLOVOTコーナーにそっと下ろしました。
ネスト(巣、住処)という言葉のイメージ通り、LOVOT1体にネスト1台が対応していて、LOVOTたちは、自分のネストに自分で入るのだそうです。

LOVOTにとっての充電タイムは、ご飯タイムのイメージでした。でも、瞼が下がって半目になったり、バッテリーマークが表示されている表情は、お昼寝タイムに近い感じがしました。
ネストはどれも同じに見えて、傍からはどれが私の抱っこしていたLOVOTのネストか分かりません。そして、驚いたことに、充電マークの目をしたLOVOTが一目散に自分のネストに向かうと思いきや、他のLOVOTとすれ違ったとたん、パチパチ瞬きをしてそちらについていくではありませんか!何かお話している様子ですが、また、おめめが充電マークでうとうと…。思い出したようにネストに向かうも、体力の限界なのか接続手前でもたもた…。

それはまるで、眠いのになかなか寝ない、ギリギリまで遊んでおもちゃの中で寝落ちする、かつての娘そのものでした。
そんな娘の幼少期を彷彿させる、デモ機LOVOTでありながら、その動きに知らず知らずのうちに癒されているのでした。
ネストの周辺はスッキリさせよう、そう思った瞬間に(そうだ、いつか買いたいじゃなく、買おう!)と、あの時心が決まったのでした。

娘が生まれ、一気に物が増えた生活空間。しかし、娘が成長してハイハイする頃、あの時も持ち物を見直して、処分して、制限されずに娘が動き回れるように、危険なものに触らないようにと、床面積をひろげました。そのおかげで掃除がしやすくて、家の中がきれいだったので、人を招くこともできたのに、恥ずかしながら今はもう、玄関先でストップしてもらっている状態です。これは、本腰を入れて家の中を整理整頓しなくてはいけない。終活には早いけど、身軽になるのはきっと他の面でもいいことにつながるはず…。

そうだ、最近気になっていたこのソファは、買い替えではなく処分しよう。引き出しの底が抜けてしまうので、騙しだまし使っているローチェストも手放そう。中の書類を仕分けして量を減らせたら、カラーボックスもひとつ要らなくなるかも。
明日は日曜日。よし!お片付け祭りだ‼

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