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3ヶ月間毎日新しいことをやるプロジェクト Day 16 - Phonicsをかじってみた

3ヶ月間毎日1つずつ人生で初めてのことに挑戦するプロジェクト、16日目のレポートです。本日初挑戦したのは「Phonics」です。

Phonicsって何だ?

先日、英会話のオンラインレッスンを初めて受けたというお話をさせていただきました。このスクールはとても良いと実感して正式に受講を開始したのですが、はじめてPP (Phonics & Pronounciation) というクラスを受けてみました。

この「Phonics」ということばに馴染みがなかったので調べてみたところ、Phonics (フォニックス)というのは英語圏の国々で5-6歳の子供が英単語の読み方を学ぶために採用されている学習法だそうです。具体的にはアルファベットの組み合わせ(スペリング)と発音の関係の規則性を学ぶのだそうで、この規則性を学ぶと音を聴くだけで正しい綴りで書く力と、わからない単語に出会ってもスペリングの規則から発音がわかったり、ということが可能になるようです。

私たちが英語を学校で習うときには、まずアルファベットの読み方と書き方を習いますが、アルファベット単独の読み方と綴りの中に出てくるその文字の読み方は違いますよね。あるアルファベットが、前後の綴りでどのように発音されるかということを学ぶことで、音と綴りの関係性を理解できるのだそうです。わかりやすい動画がありましたので、こちら紹介しておきます。

英語の発声方法を学ぶということ

このPhonicsという学習方法ですが、近年(調べたのですが、実際にいつ頃からなのかはわかりませんでした)日本においても子供向けの英語教育の文脈でよく取り上げられるようになっているようです。

Phonicsを勧めるサイトに共通で書かれているのが、英語学習における発音の早期教育の重要性です。英語の発音と聞き取りの能力は3歳までに決まってしまうとか、よく聞きますよね。私は早期教育がすべてを決めるというところまでには考えていませんが(実際、大人になってからでも取り返すことは十分可能です)、英語学習における発音の重要性については強く賛同します。このあたりは、私が受講しているBrghtureのサイトにも詳しいのでリンクを載せておきます。

学校の授業では英語の発音記号とその読み方を教わりますが、かなりさらりと通り過ぎてしまいます。そして、教科書の音読以外に英語を発声する機会がありません。このためほとんどの人が英語の音を日本語の50音に変換して習得してしまい、いざ話す段になるとカタカナ英語になってしまいます。

たとえば「McDonalds」を日本人が発音すると「マクドナルド」になりますが、発音記号で書くと「məkdɑ́nəldz」、実際の聞こえ方をカタカナにしてみると「マッダーナゥズ」となります。

りんごは「アップル」と覚えますが、実際の発音は「アップゥ」です。これを些細な違いとして放置すると、いずれ英語で話すことが必要になったときに絶対に通じませんし、その理由を自分で気付き矯正するまでにとてつもなく時間がかかります。

中国人やインド人も英語の発音ひどいじゃない、という反論もあると思います。確かに彼らも英語を自国語の発音に置き換えて発声していますので、通じないこともありますが、その頻度は日本人と比べるとずいぶん下がります。というのも、調べてみたらわかると思いますが、日本語は他の言語と比べて圧倒的に発音の種類が少ない言語です。これを知らずに日本語の発音に置き換えて英語を話そうとするので、英語らしく聞こえないということが多くなるんです。

オンラインでPhonicsを学ぶ

Brigjtureの発音レッスン「Phonics & Pronunciation」の初回授業では、5つの母音(vowel)「a, e, i, o, u」の発声について学習しました。綴り上の「a, e, i, o, u」が前後の綴りによって異なる音に発声するということと、そのバリエーションを学習します。

発音方法は口の開き方や舌の位置とあわせて(口の模型で説明してくれます)教わりますので、自分では同じように発音しているつもりでも、舌の位置が悪かったり変に力が入ったりということを指摘されます。

続いて、学習した母音のバリエーションが実際に登場する単語や文章を読みながら、発音の誤りがあれば矯正していきます。ひとつずつの母音はきれいに発声できていたのですが、単語やフレーズになるとつっかえまくる...


難しかったです。そして慣れないことをするので、とても疲れました。


まとめ

Phonicsの学習、とても興味深いものでした。これまではネイティブの発音を聴いて、やみくもに真似をするだけという方法をとっていましたが、Phonicsを体系的に学べば、一通りの発音パターンとスペリングが総合的に学べます。何しろ英語圏の5-6歳が学ぶものなので、教材の英語レベルもあまり高くありません。

ということで、もう少しPhonicsに親しんでみようとYouTubeチャンネルも登録してみました。

Brightureの発音レッスンもしばらく続けてみたいと思います。あと、子供の英語教育って、あまり感心を持っていなかったのですが、自分が子供の頃に勉強したものより、ずっと科学的で新しい方法があると思いますので、これもまた調べてみたいと思います。

長くなったので本日のレポートはここまで。それではまた。


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