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3ヶ月間毎日新しいことをやるプロジェクト Day 11 - 般若心経を写経してみた

3ヶ月間毎日1つずつ人生で初めてのことに挑戦するプロジェクト、11日目になりました。本日の人生初体験ですが、ふと思いたって般若心経の写経をやってみることにしました。

私と母と般若心経

十数年ほど前に母を癌で亡くしました。59歳という若さで他界した母は、40代後半からは子宮癌、肝硬変などの身体の異変に苛まれ、50代半ばに見つかった大腸癌の複数臓器への転移が原因で60歳を目前にして帰らぬ人となりました。

毎年母の命日が近くなると母の遺骨を預けているお寺に家族が集まり母の供養を行っていましたが、法要の際には般若心経が印刷された冊子を渡され、お坊さんと一緒に読み上げるということを行っていました。

遺骨を墓地におさめた数年前からは、命日近くに墓参りに家族が集まりはしても、般若心経を読むことは無くなりました。先日、ランニングがてら多摩墓地にある母の墓参りをする機会がありましたので、久々にそのことを思い出し般若心経を写経してみようと思い立ちました。

お手本を無料でダウンロード

「般若心経、写経」で検索をかけたところ出てきたのがこちらのサイト。

般若心経のお手本がPDFで無料ダウンロードできました。便利な世の中ですね。

家庭用プリンターでプリントアウトしたお手本には、薄い文字で般若心経が印刷されています。使い慣れた筆記具を使ってよいとのことでしたので、家にあったサインペンで早速お手本をなぞりながら写経を開始しました。

YouTubeで見つけた般若心経をBGMに流しながら集中すること20分。書き終えたのがこちらです。

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こんなに文字を手書きしたのは何年振りでしょう。お手本をなぞって文字を書くという行為自体も、十代の頃に一時期やっていた「日ペンの美子ちゃん」以来です。大して丁寧にも書いていませんが、慣れない文字を書くのに力が入っていたのか、手がひどく疲れました。

どうでもいいですが、日ペンの美子ちゃん健在なんですね。愛され続けて6代目、永遠の17歳だそうです。

改めて般若心経とは

般若心経(はんにゃしんぎょう)とは、600巻600万文字からなる「大般若波羅蜜多経」という巨大なお経を276文字に短くまとめたものだそうで、悟りを開くための教えが説かれているのだそうです。

般若心経は仏教の様々な宗派で共通して読まれるお経とのことですが、日蓮宗や浄土真宗などの宗派では読まれないそうです。ルビがふられていないと読むのは難しく、どこで区切るかもわからない呪文のような内容ではあありますが、何度も読めばそのうち慣れ親しんでくるかもしれません。

よろしければ聞いてみてくださいね。


それではまた。

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