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多次元空間とシュレーディンガーの猫

こちらの解説動画について、

ひも理論などの多次元によるものの見方というのは写真撮影の際のどの視点、そういう切り口で撮るべきか?という感覚と似ているなと思っていました。写真という2次元の世界と現実といういろんな感覚がある世界、伝えられないものがある中でその伝えられないものをどう伝えるか?というのを意識することがありました。
ドラマ形式の動画、ショートムービーなどを制作している中で「ひも理論」、多次元化して「みえないもの」を意識するというテーマで作品を撮りたいと思いつつ、その内容がなかなか定まらずにまず解説動画を作って、自分も整理して、改めて脚本しようと思い、この動画を制作しました。

「シュレーディンガーの猫」自体はとても有名な思考実験で量子力学、原子と電子の関係を表す有名なパラドクスです。実際の物理の専門家から言えば、この動画の解釈は間違いかもしれませんが50%の割合で生きている猫と死んだ猫が重ね合わせで存在するというのはこの動画内で説明した置き換えでイメージするとわかりやすいように思うし、自分が「ひも理論」をテーマに作品を制作する際に役者さんたちにはイメージしやすいかなと思っていて、そういう意味で制作した価値はあるかなと思っています。個人的な感覚ですが見えないものをみる、感じるときに置き換えというのはとても大事なことだと思っています。それは写真を撮っているときも感じていて、経験的な感覚からそういう考えになったように思います。
「見えないもの」それは何?
人の心、未来などは身近なものも多く存在しています。特に未来というものは現代において、どの程度意識されているのか? 資本主義の時代、近い未来に焦点がいきがちで自分がよければいいみたいな価値観も生みやすい。また地球規模の問題として温暖化は言われているが悪い結果にならないように対策するだけでなく、不測の事態になった場合どうするのか?は意識できているのか? コロナの時と同様にあのような問題が起きる可能性はいつでもあり得る。これは地球レベル、国レベルだけでなく、個人レベルでも用意していかないといけないように思う。コロナの時も差別などが起きたし、組織というのは統一感があった方が効率のいい政策、対策ができる。
人の心や未来だけでなく、見えないものというのは多く存在する。そういったものを意識する、イメージすることはとても大事なことであるように思います。「ひも理論」「多次元化」というの考えはその手助けになると思う(個人的には置き換えをすることで分かりやすくなると思う)。

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