人は他生物に寄生され、コントロールされることはあるのか？

この2枚の写真は何だと思いますか？

正解はシイタケです。
キノコっていうのもいろいろと不思議だなと思う生物です。特にタイワンアリタケというキノコはゾンビキノコと言われて、不思議なキノコでアリ（蟻）をゾンビ化、アリの表面に付着した胞子がアリの行動をコントロールして、自分達の生育しやすい所（草の葉）に移動させ、アリの口で葉を嚙み、固定させ、そこでアリは絶命しますがその体を苗床にこのタイワンアリタケが生えてきます。
まだどうやってアリの行動をコントロールしているのか？以前は脳を支配してという説だったが、最近は脳、頭ではなく手足の関節ではないか？という説もあり、まだ詳しいことはわかってないと思います。
寄生生物の中には寄生した先の宿主の行動をコントロールしてしまうという生物が数種いますがタイワンアリタケは植物でそういうことをするというのが特別、際立っているように感じます。個人的に不思議なのが胞子という見えない状態で寄生の最初の段階が起こること。そして脳のない植物がどうやって、こんな進化をしたこと、この二つがとても不思議であり、興味がわく点だなと思っています。まぁ、素人で純粋な興味で、この件に関しては妄想、想像しているだけでそこまできちん調べていないです。

ただタイワンアリタケのように見えない敵、見えないもので寄生され、行動をコントロールされる、それもヒトが、そんなことはありえるのだろうか？
見えない敵、今のコロナ禍で味わっているように見えないものに対して対抗できることは思っている以上に難しく、封じ込めも難しいし、侵入も許してしまう。
そもそも人は寄生され、行動をコントロールされるということはあるのだろうか？そんなことも想像してしまう。映画「マトリックス」で人間が支配される、飼われているという設定は斬新で有名な設定でした。人間とロボット、機械人間との対決構造というのはよくあるのですが、飼育されているという設定は新しい視点だった。自分も衝撃を受けたし、そういう人間が飼われるという構造というのはあり得るのか？意識することがたびたびありました。
そういうことを意識した時に逆の立場で考えたことがありました。マトリックス本編で主人公たちを裏切る人がいますがそれは自由よりも飼われることで安楽に生きたいという思いで裏切ってしまう。自由よりも安楽な生活、こういう思いは飼われる側にあるのかもしれない、そんなことを若い時から思っていた。飼われる動物、牛、豚、鶏などや犬や猫などの愛玩動物はどういう思いなのか？と考えると野生の中での危険と人間がコントロールしているとはいえ、命の安全と種の保存は野生と比べれば高いものになるだろう。これを人類に置き換えて。全員が同じ感覚だとは思わないけれど、コロナの時のことも含め、死という恐怖があるけれど自由な生活と不自由だけど安全な生活の天秤があれば、不自由だけど安全な生活を選択する人も多いと思う（別に自分自身はコロナに関して、感染予防重視で個人的にはいろいろ対策、対応していて、自由な行動を賛成・推奨はしていない。）。平時であれば冷静に判断できることも恐怖、不安が起これば、目先のことを重視してしまう人もいる。別にそういう価値観、考え方はいろんなものがあっていいし、今回はそこは議論の論点ではない。
論点は寄生される側、宿主は行動をコントロールされることが幸せなのか？不幸せなのか？ということだ。そしてヒトも何かを直接注入するわけではないが遺伝などにも介入し、ヒトの情報を他生物に入れて、コントロールしているというのは寄生生物と同類なのかもしれない、ということも考える。それも考えるけれど、ヒトも他の生物にコントロールされるという可能性もありえるのではないか？ヒト同士の場合、洗脳と呼ばれるけど、直接何か物質を入れられるわけではないけど、思考などを支配したり、安全面を脅かしたりして、コントロールする事件もある。そして厄介なのは洗脳された場合、自分の判断なのかどうか？を見極めるのが難しいものになる。仮にヒトが他生物からコントロールされた場合、気付くのかどうか？それは未知のものだろう。
これはコロナとは関係なく、以前から書いているけれど、近い将来、機械化にしろ、遺伝子改造にしろ、新しい人間をつくれる科学の時代がくる。その時に立場の違いが出て、どちらかが極端な行動、思考になることもあり得るし、どちらかが完全に正しいということがあり得るのか？とも思う。以前にも書いたけれど、生物が進化するのであればヒトが進化するのも自然の真理ではないか？という考え方もできてしまう。
そして寄生というのもイメージだと針や牙などから毒液を入れることが多いと思うけれど、人間が他生物にやっているような情報によってコントロールするというのも同じものではないか？そう考えれば繰り返しになるけど、ヒト同士もしくは他生物から支配される、コントロールされるということはあり得るように思う。そしてそういったものは無意識にそういう状態になっていく場合もある。
コロナを見ても危険、不安があれば冷静な判断はできない。先手先手、落ち着いた状況で冷静に判断することも大事であり、ヒトの未来、進化について、今すぐに世界規模で意識する、考えてもいいように思う。
このnoteでは草案として書いている面もあり、まとまっていなくて申し訳ないですがいろんな可能性があることを意識することは大事であり、科学の進歩を考えれば、人類の進化の分かれ道になっていくかもしれないとも思っています。

P.S
最近、大学での盗作というニュースを見る機会が増えました。このブログ記事はきちんとした論文形式でもなく、小説などの芸術作品でもなく、著作権が成立するか怪しいものだし、この記事の最後にも書いたけれど、自分個人で独占する考えではなく、多くの人がヒトの未来として今すぐにでも意識すべき考えだと思います。
ここ、「note」は多くのクリエイターさんが利用していると思いますが、原案として好きに使っていいです（上から偉そうですが）。クレジット表記とかあるといいかなと思うけど、なくてもいい。
そういったことよりも多くの人が意識することのほうが大事だなと思っています。
質問などは映像制作UMASHIKAのHPもしくはYouTube動画のコメント欄などに書き込んでくれればと思います。