TruemanShowなのか、預言なのか、ただの権利の話なのか

偶然が重なっただけかもしれないがYouTube上の個人アカウントでコメントを書いたことが別の媒体で発信された。これは自分が書いたことが発端なのか、たまたま偶然、同じことを思ったのか、どちらなのか? 以前にも似たようなことはあり、タイトルにも書いたがトゥルーマンショーみたいに自分が騙されているんじゃないかとも思ったりもする。

本題に戻ると一つは海保機とJAL機の事故でTBSのYouTubeアカウントのニュース(日航機の着陸伝えられず海保機が滑走路内に停止か 管制官「海保機の動きは意識していなかった」|TBS NEWS DIG (youtube.com))にコメントしたもの

海保機は緊急支援のため(それに加え予定より遅れていたという情報もあって)いつもより余裕のない精神状態だったように思う。 また羽田は国際線も乗り入れ、常時混雑状態。管制側も余裕がなかったかもしれない。 双方の心の余裕のなさが生んだ悲劇かもしれない。 個人だけに責任追及するのではなく、羽田の飛行本数などは適正なのかも含め、組織として改善策を考えた方がいいのではないか? (今回のような緊急支援の離発着は羽田使わないとかも検討してもいいのでは?)

アカウント名:BKK

このコメントの指摘に近いようなものが産経新聞の記事になっている。
羽田事故背景に「過密ダイヤ」指摘も 世界3位の発着1分に1・5機 - 産経ニュース (sankei.com)

また松本人志氏の報道に対して、同じくYouTube上でコメントしたものがある。
こちらはフジのYouTubeアカウントのニュース(松本人志さんが活動休止「裁判に注力したい」本人の強い意志 スピードワゴン・小沢さんは活動継続 (youtube.com)

基本、こういう時は名誉棄損で争うことが多いそうだが吉本も会社をあげて対応するだろうし、もっと大きなもの、損害賠償あたりもつけて争うのではないか? 実際、番組スポンサーが降りているし、もう一人名前が挙がった小沢氏は放送中止のような形になったのもある。名誉棄損だけでなく損害賠償もつけられれば今までのようなはした金ではなく、大きな賠償額になる可能性もある。
そして沈黙していた小沢氏側も事務所から声明が出た。今のところ、松本氏側は全面否定。いけるかどうかはわからないが名誉棄損だけで済まさないということはこの臨戦態勢から見るとあり得る。

アカウント名:BKK

このような主張をメンタリストのDaiGoさんが自身のYouTubeチャンネルで話している。自分のコメント投稿から4時間くらい?後の番組配信なので自分の方が早いです。

偶然が重なってか同じ日にこういうのが出るのも不思議だな、なんてことも思いながら以前にも書いた権利の話をこれを使って話そうかなと。
たぶんこの2つ、自分が訴えたところで料理と同じでアイデアであって、著作物という特別なものではない、ということで勝てる見込みはないだろう。それにたまたま同じことを思うというのは普通にあり得る話でもある。
そして問題は情報というのは多量に飛び交い、瞬時に発信ができる。アイデア程度の盗作なら罰にはならないから盗作が上手い人ならどんどん盗作をする、そういう人も出てくるだろう(今は生成AIもあるし)。以前にも書いたが結局、元のアイデア、クリエイターをどう守るかの方が今までの著作権などの概念よりも大事になってくる。
別にこの程度のものについては権利の主張などは思わないがもし環境などが違えば何らかの行動もしているだろうとも思う。そしてそれは生成AIとクリエイターなどの関係とも類似していることだと思う。生成AIというのは多く人が「良い」と思ったものを「良い」ものと選択していく。云わば、木で言うと「幹」の部分。木というのは成長していく、新しく枝を伸ばしていく、その「枝」の部分はクリエイターなどとイメージするとわかりやすいように思う。木は幹だけでは生きていけないし、枝だけでも生きていけない。そして生成AIと人間というのは見方を変えれば、「蜂の社会」と同じである。AIが女王蜂でAIをトレーニングする人間は働き蜂、その両方の働きによって「蜂の巣」というのが成長していく。違いは人間の社会では働き蜂は忠誠心が高くなく、裏切ることもできる。先ほど木のイメージを述べたが「木の根」というのは(生成AIを利用している)人間の倫理。一生懸命に蜂の巣を成長させていても、それが他人に横取りされてしまえばやる気はなくなる。もし他の蜂の巣が自分を正当に評価するなら、そちらに移る、そういう選択をするだろう。
今はまだ生成AIも黎明期であり、ルールなどもまだまだこれからできていくだろう時期だと思う。ただAIが「蜂の巣」と同じようなものであれば、そこの倫理がバランスのいい「蜂の巣」に多くの、才能のある蜂が集まっていくだろう。今はまだ黎明期でもあり、開発競争になっていて、そのような部分はまだ考えていないだろうが時機にそのようなことを意識する時代が来るように思うし、その時はほとんど多くの著作権などの権利は今と形を変えていくことになるだろうと思う。(別に視点で考えれば、優秀なAIを作るためには質のいいトレーニング、質のいい作品を食わせた方がいいのだから)

今のように権利=金というのではクリエイターの保護はできないだろう。しかし、代替になるようなものを用意して、来たるAI時代に備えることはAI開発競争時代には大事になってくるように思う。

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