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【私の未来予想図】~幼少期〜

私はほぼ、祖父母に育てられたようなものだった。
両親とも、もちろん一緒に住んでいたが、
父は朝早く、夜は私が寝る頃、寝た後に帰宅する。
母は朝から夕方まで、パートへ行き夜は自宅でご飯の準備や家事をしていたが、あまり一緒に過ごした記憶がない。

祖父母と一緒に同居していたので、
土曜日に学校から帰ると、祖母がお昼ご飯の準備をしてくれていた。

私は、初孫だったことも言うこともあり、
それはそれは、祖父母に可愛がられていたと。
目に入れても痛くない。
祖父の浴衣の懐中に小さな私を入れて抱っこしている写真がある。
私がお嫁に行く花嫁衣装を見るんだと言ってそうだ…。

私の当時の記憶にはないが、幼少期の写真が沢山ある。
祖父がたくさん撮っていたためだ。
その写真は、もう十数年見てないが。
写真の状況は、ところどころと覚えているが、
その写真当時を画像を見ると、祖父母や両親に愛されていたのかもしれないと感じる。

ただ、私は当時『癇癪持ち』だと祖父母や両親に言われていて、手が付けられない様子だった。
当時は、心理学などがまたまだ進んでおらず、
理解されてない状況だったと思う。

私の癇癪が出ると、『樋屋 奇応丸』を無理やり口の中に放り込まれていた。
当時、めちゃくちゃクサイので、吐き出していたが、パンに埋め込んで、口の中に放り込まれていた。
嫌でたまらなかった。
子ども心に「薬を飲まされる=病気」という感覚があり、
“わたしは、病気じゃない!!”

それを表現する言葉がわからず、泣きわめき騒ぎまくったのじゃないかと思う。今思えば、感受性が強くそれが上手く表現出来なかっただけなのだと。

●ボルケーノ型癇癪

突き上げる強い感情が爆発するタイプです。どうしたいかを言葉でうまく表現できない幼児にもよくみられます。

普段から喜怒哀楽を外へと表しやすいタイプの子にもみられますが、同時に、普段自分の気持ちを我慢しやすいタイプの子が、それまで抑えた感情を一気に爆発するということもあるでしょう。

後者のタイプの子は、普段よく知らない人の前や場では、周りの空気をよく読み「いい子」に振舞い自分の気持ちを抑えがちな面があります。

また完璧主義で「こうあるべき」といった気持ちが強い子にもよくみられます。自分が描く理想のようには物事がいかないことへのジレンマが怒りとなって表れます。

~関西をもっと楽しむライフマガジン  長岡真意子さん記事より抜粋~


この感情の傾向は、大人になっても見られた。
今では、感情の起伏の振り幅は安定しつつも、
この時の『私を理解してもらえない、ダメなんだ』という当時の受け取ったものが、今もなお、染み付いているらしい。

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