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指す将順位戦S級11回戦(最終局) はずさん戦 2022/10/29

 第7期指す将順位戦の最終局を振り返ります。10回戦の記事はこちら↓↓↓↓

 ここまで6勝4敗と何ともいえない成績。最終局で勝っても負けても名人挑戦や降級に関係ありませんが、7勝4敗と6勝5敗だとだいぶ見栄えが違うので頑張ろうと思っていました。
 お相手のはずさんはノーマル四間飛車党で、この将棋も四間飛車になりました。

☗3三角成に☖同桂と応じられた局面。☖同銀を予想していたため意表を突かれたが、指されてみればこれもある手か。
数手進んだ局面。2筋歩交換から横歩を取った。反撃が見えているが、対応できると感じていた。
図2から☖3八角☗2四歩☖同歩となった局面。☗2三歩を中心に読んでいたが☖4七角成~☖5六歩~☖5七歩のと金攻めを気にして断念し、本譜は☗2四同飛~☗2八飛の収納ルート。結果的にまずい選択だった。攻めていれば優勢。
この☗7七桂で角は取れているが、玉側の桂馬との交換はさほどうれしくない。しかも相手の7三桂を働かせてしまうため、このあたりは自信がなかった。
不利を意識した局面だが、意外と難しかった
穴熊から這い出て粘る。この後長い将棋となったが、角を成って7七に引きつける流れとなり、良くなった。
持ち駒の角を打ったところだが悪手。☖3六竜として角取りと敵陣侵入を見せられていたらむしろ不利だった。本譜☖4九飛だが☗6四銀の勢いが良く、優勢~勝勢となり押し切ることができた。

 ということで、何とか勝利することができました。

今期のまとめ


 不戦敗なし、S級で7勝4敗と悪くない成績だったとは思います。ただ負けた4局は順当に負かされた感じがあり残念。来期も(開催されれば)参加するつもりなので、もう少し上にいきたいですね。

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