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みんなの太陽に

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天体観測#1 『夢の外へ』

「俺、星野源のあの曲好きなんだよね、あれ、なんだっけ、あー、そうそう 『夢の中へ』」 「あ、そうなんですね…」 私が星野源を好きである話をした時にあった、旧バイト先の先輩との会話に一編。 これを機に、この先輩には星野源の話をするのは控えようと思った。 なぜ夢の「中」ではなく「外」なのか。 そのことについて考えようと思ったのにはきっかけがある。 今、大学の哲学の授業のテーマが「夢」で 荘子の「胡蝶の夢」(非現実(夢や幻想)と現実の違いを問わず、どちらも楽しめばよい) プラトン

    • 熊本百景 #1

      今日から新たな取り組みを始めたいと思う。 題して、『熊本百景』 きっかけは物凄く単純で又吉直樹さんの『東京百景』を読んだからだ。 この『東京百景』も芥川龍之介の『東京八景』にインスピレーションを受けたものらしいから この『熊本百景』は芥川のクォーターと言ったところか。 熊本を経つ来るべきその日までになんとか#100まで書ききりたい。 そんな訳で記念すべき#1に選んだのは 【大津町昭和園】 今日は再来週から始まる実習の行き帰りのリハーサルをするために朝6時に出発して大津町

      • 月に向かって歩く

        昨日は中秋の名月でとても月が綺麗だったので、月を堪能しようということで夜、散歩に出た。 教育実習後から体調を崩し、丸4日間、家に引きこもっていたため、外気に慣れるのに少し時間がかかった。 もう9月も中旬、夜は涼しくなってきたね、なんて会話をここ最近した記憶があるが、そうでもない。なんとか汗をかかずに済む位で暑いと涼しいの間位の何とも言えない気温だ。 今回の散歩の目的は月を嗜むこと。月の方へと歩みを進めることにした。 今回の旅のお供は「山口一郎のオートナイトニッポン」。

        • 恵まれているのに

          私は三年前、第一志望の大学に合格し、今は実家を出て、1人暮らしをしながら大学に通っている。 大学生にも夏休みはあるため、5日間ほど帰省し、家族と共に過ごした。 うちは母、妹、私、父(家庭内階級順)の4人家族で、実家では普段人生の地団駄を踏んでいる妹と両親が3人で暮らしている。 先月まで足の怪我で母が入院していたため、ひと月前にも一泊二日で帰省はしてはいるのだが、母も退院し、ゆっくりできるのは春ぶりだ。 私が帰ってくると一人で暮らしている父方の祖母は毎回手作りの総菜と畑

        天体観測#1 『夢の外へ』

          陣さんとスイートピー

          陣さんと初めて出会ったのは昨年の秋ごろ。バイト先に突如現れたお洒落なおじいさん。 彼はうちの店と店長をとても気に入り、毎日のようにバイト先に現れては 「珍しい青い花を頂戴!」といっては持参した花瓶に青い花を挿してどこかへ行ったりする珍しいお客さんで変わった人が来るなぁと思っていた。 陣さんと仲良くなった店長曰く、彼は某美術大学の名誉教授で、熊本にも指導しに来ているとのこと。 なるほど。だったらあのお洒落さにも合点がいく。 いつもハットとサングラス身に纏い、スカーフを巻き、

          陣さんとスイートピー

          四葉のクローバーを押し花にする理由

          「幸運」の花言葉の由来である四葉のクローバー。 私には散歩の道すがら三つ葉の群衆から四葉を見つけ出すという趣味がある。 見つけた四葉は写真に収め好きな人に送信する。しかし、取って持って帰ったりはしない。次同じ場所で四葉探しをした人にも良い気持になってほしいからだ。 そんな考えを持っていたため、私は今日も散歩の道中にある公園に立ち寄り四葉を探した。本稿に掲載されている写真は今朝見つけた四葉のクローバーである。 この写真を撮り終わり、二つ目も見つけたい!と尽きるところを知らない

          四葉のクローバーを押し花にする理由

          キャラじゃないもんな...

          2193枚、私のiPhoneの「写真」に保存されている画像の枚数である。 この数字が世間一般と比較し多いのか少ないのかは分からないが、私はこの現状に満足していない。 というのも、写真を撮りたい!というシチュエーションに出くわしても自らがこれまで構築してきてしまった「キャラ」に反するかな? と周囲の目を気にして写真を撮ることにブレーキがかかってしまっているのだ。 1人行動を主とする私は綺麗な景色と出会ったり、素敵な路地裏を見つけた時にはすぐにスマホ片手にカシャカシャできるのだが

          キャラじゃないもんな...

          シューマイとスタバとナムルな夜

          今日は楽しみにしていた、好きな人と夜ご飯を食べに行きました。 (以下好きな人:Hとする、理由は恥ずかしいからでござる) この1週間、面白かったり驚いたりするたびにこの話をしよう!と思っては気持ちが募る日々を送った訳なのですが... これはあるあるなんですかね? いざ、Hさんと会うと話そうと思っていたことの半分も思い出せないのです。 えーーー、なんだったっけ、 あっ、そうそうこれは話そうと思ってたやつだ。 あっ、これも、あとはうーーーん、あっ!あれもあったな とシューマイハイボ

          シューマイとスタバとナムルな夜

          お互いのために今は距離を置こう

          2:47、嫌な寝汗をかいていることは気づいていないふりをして体勢を変えて再び眠りに落ちることを試みる。 3:15、またか。次は足を向けていた方に頭を向けて試みる。 2時の方向に私より1000日ほど早く生まれたであろう女が4人騒いでいる。あいつらはおそらくバスを待っているんだろう。時刻は現在9:55。そろそろ自宅に帰りたいから私もバスで帰るか。 すると、タイミングよくバスが通る。あれはどこ行きのバスだ? 行先を確認するために目を凝らしてみているとそのバスは私たちの前を通り過ぎ

          お互いのために今は距離を置こう

          「怒ったらお父さんの方が~」

          先日、二人の女子高生がすれ違いざまにこんな会話をしていたのが聞こえてきた。 「えぇー、そっちは?」 「うーん、うちは怒ったらお父さんの方が~」 あぁ~、なるほどね。その会話はドラマでよく見る 「うちのお父さん、普段は優しいんだけど怒ったらチョー怖いの」 っていうあの会話ね。 と思考を停止し、星野源ANNを聴こうとradikoを開こうとした瞬間本当にそうか?とプロペラが動き出す。 あのJKの会話は「怒ったらお父さんの方が」までしか聞き取れなかったから「怖い」とは言ってなかった

          「怒ったらお父さんの方が~」

          部屋をきれいに保つべき理由

          アルバイトもなかったので自転車に乗ってユニクロ×MoMAのコラボ商品を買いに行きました。 その道中の警察署の前の横断歩道を待っているとき、首からヘッドホンで最大の音を鳴らしながら音楽を聴いているものの、道路交通法に違反していない自らの状態を強気に感じながら部屋を綺麗に保つべき理由の一つはこれだ!と思いついたんです。 それは、「公共性を保つ」ということ。 私たちは一歩玄関から外に出るとそこには公共の場が広がっていますね。 職場、学校、スーパー、カフェ… 上記の場所はどうでしょ

          部屋をきれいに保つべき理由

          一年ぶりの約束

          今日はとても嬉しいことがありました。 それはなにかというと好きな人と約1年ぶりに二人でご飯に行く約束を取り付けたんですね! まあご飯に行くのが一年ぶりなだけでこの一年の間には二人でお出かけしたり、舞台を見に行ったり、仲の良いグループで旅行に行ったりはしているため会うのが一年ぶりで感動の再会!という訳ではないのですが… それでもやはり好きな人との約束というのは嬉しいものですね。 私のお誘いに二つ返事で予定が決まりました。 ただここで問題が… 相手が提示してくれた候補日に美容皮膚

          一年ぶりの約束

          TAIYOO

          TAIYOOです。 ヒトのオスとメスから生まれました。日本人です。 私はどんな人物なのか?生まれながらの哲学者とでも言っておきましょうか。 どこかの誰かに楽しんでもらえる文章を残していければ良いなと思っています。 (できればこんなことで収益化してぇ) ひとつよしなに。