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シューマイとスタバとナムルな夜

今日は楽しみにしていた、好きな人と夜ご飯を食べに行きました。
(以下好きな人:Hとする、理由は恥ずかしいからでござる)
この1週間、面白かったり驚いたりするたびにこの話をしよう!と思っては気持ちが募る日々を送った訳なのですが...
これはあるあるなんですかね?
いざ、Hさんと会うと話そうと思っていたことの半分も思い出せないのです。
えーーー、なんだったっけ、
あっ、そうそうこれは話そうと思ってたやつだ。
あっ、これも、あとはうーーーん、あっ!あれもあったな
とシューマイハイボール1杯をちょびちょび、大事に飲みながら話す私。
普段から人とたくさん話すわけではないのでお世辞にも上手とは言えない私の話をうんうんと聞いてくれるHさん。
Hさんも最近あった話を笑顔でしてくれて
「あーー、これこれ!こういうこと!」
と心の語彙力まで皆無になるようなそれはそれは楽しい時間を過ごしました。
どの料理もめちゃくちゃ美味しかったのでまた行きたいなぁ。
そんな中でHさんは終始お通しのナムル食べてた。
そういうとこス。

19時予約で退店したのは20時半。思ったより早く出ちゃったなぁ。
まだ帰りたくないなぁ。
とりあえず変える方向へ歩き出し、曜日感覚無いよね~、ゴミ出しくらいだよね~なんて話をしていると
「なんか甘いモノ欲しくない?」
と、デブライネからハーランドへの超絶スルーパスのような一言に
エタハドスタジアムの熱気は最高潮。
幸い街中にいたのですぐ近くのスタバに向かった。

スタバ弱者を公言している私もHさんとなら行ける!と勇気を出して入店。
Hさんは抹茶のやつ(名前わかんない)、私はミルクティ(多分)を注文して店内でまた言葉のキャッチボールを河川敷の親子のように交わす。
その店舗で知人がアルバイトをしていることを発見した私は、彼女が私の存在に気付いているかちらちら確認しながらHさんがちょっとずつ飲んでいる抹茶の容器が私の飲むスピードより遅いことに嬉しさを感じながら最近の悩みや恋愛についての話をした。

日付変更まで2周を切った所で「そろそろ」と、お店を出た。
退店する時にすぐ近くのビルから友人がアルバイト終わりで出てくるところを確認したが気づいていないふりをした。
Hさんはバスで帰宅するため一緒にバスを待った。
早く乗りたいときには全然予定時刻を過ぎるくせに、まだ来なくてええわ!
って時には定刻通り来るのなんなん?
Hさんが乗ったバスを見送り、回れ右をして帰路に就く。
ワイヤレスイヤホンを装着しあいみょんの音楽を適当に流し始める。
久しぶりの二人で会えてこんなに楽しかったのになんでこんなに感傷的な気分になるんだろう。
あいみょんは人を変な気持ちにさせるテンサイだな
とアルコールを摂取して気が大きくなっている私は大きめの独り言をつぶやきながら古本屋を横切る。

街チカのため10分ほどで自室に戻り、お礼のメッセージを送る。
すぐに返信があり、定例会しよねの6字に描いていた未来が重なり合う音が聞こえ、充足感に満ち満ちた。

いつも一緒に居るわけではないし、付き合っている訳でもないけれど、
Hさんとの時間が私にはとてつもなく大切なんだなと改めて実感した。

今日教えてもらったAマッソのYouTubeを帰宅してすぐに見た。
次会う時は読みたいと言っていたニシダの小説を持っていこう。
次の定例会はいつになるかなぁ。





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