見出し画像

やなぎだ けいこの店 #11「カレーライスとまねきねこ」

★「やなぎだ けいこの店」では、日々、我が家で選び楽しんでいる絵本や店主が読んだ本・最近おもしろいと思ったもの・こと・美味しいもの・やなぎだけいこレシピ、暮らしの中の発見・・・などなど、をマガジンにまとめ、紹介していけたらと思っています。★

今日のご紹介は・・・
「カレーライスとまねきねこ」です。

スパイスで作る本格的なカレー、カレールーでつくるカレー。

どちらも、それぞれの美味しさがあると思います。

あなたは、どちらがお好みですか?

「カレーライスとまねきねこ」苅田澄子(かんだすみこ)/ぶん 飯野まき(いいのまき)/え

私が子どもの頃、「カレーライス」と言えば、「ルーカレーのカレーライス」でした。


カレーの香りは、どうしてあんなにも、食欲を刺激するのでしょう。

外を歩いていて、家路につくときも、風に乗って漂うカレーの香りがは鼻先に届くと、「今日は、何処かのお家でカレーだね♪」と、自分もカレーが食べたくなる。

学校の家庭科で本格的に習う最初のメニューに選ばれたり、キャンプやお泊り会、所属していたソフトボールの子供会の催しでも、やっぱりメインはカレーでした。

〈カレー〉と〈こどもの頃の懐かしい記憶〉は、何処かで結びついている気がします。

そして、調理の過程としても、
野菜を洗う→皮をむく→素材に合った切り方を知り、食べやすい大きさに切る、→炒める→煮込む・・・
と、料理の基本的な工程がほぼ含まれているのではないでしょうか。カレーが作れたら、他の料理にも応用できるようになると思います。

絵本の中では、主人公のお家の置物である「まねきねこ」の「まねきさん」が、自身がカレーが食べたい&それを手伝うべく登場し、カレーを作るために、近所のおともだちを「おまねき」します。

「まねきさん」の交友関係がとても気になります。他にもきっとおともだちが居るに違いない!と想像したりします。

画像1

もし、我が家の子どもたちがカレーライスを作ることになったら、どんな「お手伝いサポーター」が登場するかな~と家の中を見回してみます。

〈置物〉と言われるような置物がない・・・。強いて言えば、末娘のぬいぐるみたちでしょうか。

奈良から来た鹿さんのぬいぐるみが、エゾシカカレーに反応していたら、どうしよう。すみません。鹿肉、美味しいです。

あなたの家の食卓を眺めて「あぁ、いい匂い!いつかあれを食べてみたいわ~!」と思っている誰がが、そこにいるかもしれません。

こどもたちだけがキッチンに立つタイミングを、今か今かとそわそわしながら、待っているのかもしれませんね。

カレーのことを書いていたら、カレーが食べたくなってきました。

今夜は、カレーにしようかな。


みなさんの暮らしの色が増えますように。 店主・やなぎだ けいこ


学校に行かない選択をしたこどもたちのさらなる選択肢のため&サポートしてくれた方も私たちも、めぐりめぐって、お互いが幸せになる遣い方したいと思います!