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2019.4.15(月) 背を押されたと感じたら、さっと一歩目を踏み出してしまうこと

月曜日、アマゾンからいろいろ届いて、そんなに広くもない台所にこんなものが設置されました。
見ての通り、ワイングラスが2脚とグラスハンガーですね。

ワインの勉強してみようかな、と言って本を買ったのが金曜日で、土日の週末に買った本を読んで、日曜日にアマゾンに注文して、月曜日に届いたっていう寸法です。

このワイングラス、写真で見るとそんなに大きく見えないんですけど、届いて箱を開けてみたら、予想してたより大きくてちょっと驚きました。
あれ、ミスったかも? と思ったくらい。
グラスの縁から底まで、脚の部分を除いても親指から人差し指を広げたくらいの大きさがあります。
ま、ネットで写真とサイズの数字だけ見てもわかんないところってありますよね。

いちおう、本ではグラスは鼻の根元までカバーできるくらい大きいのがいいと書いてあったし、ネットでオススメのグラスを調べたやつだし、とりあえず最初に買うものとしては問題ないのかなと思いますけど。

どうせ一人でしか飲まないのに、なぜ2脚なのかっていうと、単にセットでしか売ってなかったからです。
家にお客さんなんて年に一度来るか来ないかくらいなのですが、来ることがあったらワインをデカグラスでご馳走できますよ、ということで。
ま、当分は一脚は予備ですね……

しかし、思い立ってから1週間もたたないうちに何かしら始めちゃうというのは、相変わらずだなと思います、我ながら。
最初の一歩目を踏み出す早さについては、自信があります。

何かに背を押されたと感じたら、さっと一歩目を踏み出してしまう。

だから、最近は買い物するにも、リアルのお店に行くのはスピード感が遅すぎる感じがしてしまうんですよね。
その場で調べて、本なら電子書籍ですぐ買って、読みたいと思ってから3分後には読み始めているし、物だったら週末に買い物に行くのを待たずに、翌日には宅配便で届きます。

石橋なんか叩いたことないだろうというくらいに、ぽんと何も考えずに一歩目を踏み出して、一歩目が大丈夫だったら、二歩目、三歩目と歩いて行ってしまう。
一歩目で石橋が落ちたら、それで止めればいいだけの話でしょう、なんてそんなふうに思っているんです、きっと。

僕にとっては、何かを続けてどこかに到達することよりも、一歩目を踏み出すこと、それ自体の方が大事なんですね。
とにかく、その踏み出した一歩がどこに繋がるのかとか、何の役にたつのかとか、何のためにとか、それでどうなるのかとか、そんなことはわりとどうでもよくて、そんなのやってみないとわからないじゃん、と思っているのです。

むしろ、やる前からわかっていたら、あえてやらなくてもいいじゃん、になるのでたぶん興味を持たないと思います。
わかり切っていることをやって何の意味があるんだと。

一歩目の大きさはどんなに小さくてもよくて、例えばスケジュール帳にTODOを一つ追加することでもいいし、今回のように道具を買ってみるもよし、何かの講座やイベントに申し込んでみるのもいい。
ただ、頭で考えているだけではなくて、何でもいいから小さくても行動に移すことが大事なんですよね。

そうやって、種を植える。
小さな芽を出す。

大きく成長させたり、立派な実をつけるには、余計や芽や枝を切る剪定作業が必要です。
有望な芽だけを残して、他は切ってしまって、有望な芽だけに集中的に栄養が行くようにする必要がある。
必要があるんだろうけれど、僕はあんまりそういう剪定作業をしないんです。
芽が出ないままの種もいっぱいあるし、ずっと芽のままのものもあるし、ある程度成長したところでそのまま時々手入れするだけのもあれば、目下成長中のものもあります。

僕の中には、種々雑多な木が雑木林のように茂っていて、大きく立派な木がドーンとそびえている感じではないんだけど、それがいいのかなとも思っています。
雑木林のような複雑な生態系を維持する方が。

マルチポテンシャライトだからね。
そして、ブリコルールでもありたいと思っているから。

今は何の役にたつのか具体的にはわからないけれど、きっと人生の役にたつような気がするものをいろいろ集めておく。
そうすると、それがいつか思いもかけない時に、思いもかけないやり方や組み合わせで役にたつことがあるんですよね。
それは必然なのか、偶然なのかわからないけれど、ただその組み合わせのものを持っていなければ起こり得なかったことというのもあるわけです。

なんか、そっちの方が楽しそうじゃない? って僕は思うんです。

スティーブ・ジョブスも言っていたでしょう?
いつか、点と点がつながって線になるときが来るって。

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