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ステップ"ダウン"リングは使えるのか否かを検証。

こんにちは。
今回は、ステップダウンリングは撮影において使えるのかどうかを検証していきたいと思います。

1.ステップダウンリングとは?

ステップアップリングは聞いたことある方が多いと思います。
ステップアップリングとは、例えば、49mmのフィルター径のレンズに67mmのフィルターを付けるときに使うものです。

一方で、このスランプダウンリングは、例えば、72mmのフィルター径のレンズに67mmのフィルターをつける時に使うものです。

2.ステップダウンリングの評判と理由

今回紹介するこのステップダウンリングは、四隅がケラれる(暗くなる)ことから使うべきでないとされています。レンズの方がフィルターよりフィルター径が大きいのでケラれるのは当たり前とも思います。

しかし、私は、今まで67mmのフィルター径でミストフィルター、NDフィルターを揃えていましたが、今回新たに仲間になったSigma 16-28mm F2.8はフィルター径が72mmということで使う流れとなりました。

※同じミストフィルターとNDフィルターを72mm径で買いなおすと5万円ほどになります。。。

3.ステップダウンリングで撮った作例

結論から言うと、ステップダウンリングを使っていてもケラれるということは全くありませんでした。
考えられる理由としては、フィルター67mm→レンズ72mmと1段の差なので大丈夫だった。or APS-Cカメラを使っていて焦点距離が広角でも24mmになるからケラれなかったのではないかと推測しています。

まずは、動画をご覧ください。

いかがでしょうか?
逆光というケラレが分かり易い撮影テストをしてみましたが、かなり写りは良くケラレは起きていません。

(A)ステップダウンリング×ミストフィルター

どちらもOPF-650Lの67mmをつけています。
特に四隅にケラレは見受けられませんね。

(B)ステップダウンリング×可変NDフィルター

こちらは、ステップダウンリングとNDフィルター67mmを合わせて暗くしました。
NDフィルターはK&F conceptのNDフィルターを使用しています。

どうでしょうか?
こちらもケラレなどはありません。

4.さいごに

今回は、写真界隈で使用厳禁とされているステップダウンリングを試してみました。このリングを使うと皆口を揃えてケラれると言いますが、検証結果はまさかのケラれないという結果でした。

しかし、これは、67mm→72mmという1段分なので起こらなかった気もします。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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