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【レースレポート】第4回 南魚沼クリテリウム

■第4回 南魚沼クリテリウム
開催日:9月22日(日)
開催場所:南魚沼市六日町・坂戸特設コース
コース: 1.24km×35 周=43.4km
出走者:吉岡直哉、宇賀隆貴、白尾雄大


前回の新城ロードレースから2週間。南魚沼2連戦の初日、南魚沼クリテリウムは、1周1.24kmの短いコースを35周回で争われた。中間スプリント賞は、5周・10周・20周回完了時に設定された。

サンブレイブは、体調不良だった吉岡がレースに復帰した一方、鈴木が体調不良でDNF。新城ロード同様、3人でスタートラインに立つことになった。


レースはスタート直後からアタック合戦が繰り広げられ、TEAM BRIDGESTONE CyclingやKINAN Racing Team、シマノレーシングといった有力チームの選手が前方で走る状況。ただ、決定的な逃げは形成されず。映像を通しても雨粒が確認できるほどの厳しい状況の中でレースは進行していった。

吉岡直哉
宇賀隆貴


5周回完了時のスプリント賞は、橋本英也選手(TEAM BRIDGESTONE Cycling)、10周は風間翔眞選手(シマノレーシング)がそれぞれ獲得。しかし、レース展開は変わらず集団は一つのまま進んでいく。この頃、サンブレイブ勢は吉岡がリタイア。宇賀と白尾は中盤でレースを展開していた。

そして、20周回完了時のスプリントポイントを前に宇賀が動く。タイミングよくあがってきた宇賀は前方で走行し、中間スプリントポイントを獲得した。しかしその後、膝に違和感を覚えた宇賀は、翌日に備えてレースを降りることを選択。さらに白尾もDNFとなった。

白尾雄大



レースは終盤になっても逃げが決まらず、集団は一つのまま進行。動きがでたのは34周目だった。松田祥位選手や橋本選手(ともにTEAM BRIDGESTONE Cycling)、宮崎泰史選手や新城雄大選手(ともにKINAN Racing Team)、香山飛龍選手(シマノレーシング)など9人が抜け出す。勝負はこの9人に絞られ、松田選手が勝利を手にした。

TEAM BRIDGESTONE Cyclingがワンツーフィニッシュ



98人が出走し完走者は34人。サンブレイブは、3人とも完走できず厳しい結果に終わった。宇賀が獲得した中間スプリントもDNFによりその資格を失った。しかし、宇賀が中間スプリントを獲りにいく走りをしたことは、サポーターやサンブレイブを支える人の記憶に刻まれたはず。こうした一つ一つの収穫が観ている人の心を動かし、選手の次の走りに繋がるはずだ。


宇賀隆貴コメント
「雨が強くスタートは様子をみて最後尾にいたが、意外と落車が少なく前に上がっていった。周回賞だけもがいてとれたが、途中で膝が痛くなりリタイアしてしまった。完走しないと周回賞が撮れないことを知らなかった。ただ、ファンの方から労ってもらいうれしい気持ちになれた」



■リザルト
1位 松田祥位(TEAM BRIDGESTONE Cycling)58:01
2位 山本哲央(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:00
3位 香山飛龍(シマノレーシング)+0:00
DNF 白尾雄大(さいたま佐渡サンブレイブ)
DNF 宇賀隆貴(さいたま佐渡サンブレイブ)
DNF 吉岡直哉(さいたま佐渡サンブレイブ)

全リザルト









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