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【レースレポート】東日本ロードクラシックDAY-2

■JBCF 第58回東日本ロードクラシックDAY-2


会場:群馬サイクルスポーツセンター
開催日:4月21日(日)
コース: 6.0km×10周=60km
出走者:吉岡直哉、鈴木道也、宇賀隆貴、重田倫一郎、白尾雄大


群馬2連戦の2日目は、昨日同様6kmのサーキットコースを使用。ただ、距離は10周、合計60kmと半分以下で、スピードレースとなることが予想された。

サンブレイブは昨日と同じメンバーで出走。昨日、スプリント争いに参加し9位でフィニッシュした宇賀は(昨日の)レース後、「明日も頑張ります」と意気込んでいた。

レースはスタート直後から、予想通りのハイスピード。逃げては吸収が繰り返される。周回を重ねてもその状況は変わらず、レースは進んでいく。吉岡もアタックを試みたが、その動きは許されなかった。また、ハイペースが影響しドロップする選手が続出。重田も中盤でレースを降りた。

サンブレイブとしてのデビュー戦となった重田

6周目、冨尾大地選手(シマノレーシングチーム)と久保田悠介選手(ヴィクトワール広島)が抜け出す場面もあったが、この動きも吸収。大集団でのスプリント争いになってもおかしくない状況だ。

その後も細かいアタックが繰り返され、最終周回に入る頃には、小林海選手、トリビオ ホセ ビセンテ選手、アグロティス アレクサンドロス選手(すべてマトリックスパワータグ)、武山晃輔選手、アコスタ ルーベン(ともに宇都宮ブリッツェン)などが先行する場面もあったが、この動きも許されず再び集団は一つになる。

宇賀隆貴
吉岡直哉

しかし、そこから橋本英也選手、今村駿介選手(ともにTEAM BRIDGESTONE Cycling)、大仲凛功選手、寺田吉騎選手(ともにシマノレーシングチーム)、岡本隼選手、草場啓吾選手(愛三工業レーシングチーム)など、有力選手が入る20人の集団が形成され、ゴールスプリントへ。最終的には、橋本選手がフィニッシュラインをトップで通過した。

サンブレイブは、ミスもあり終盤まで残れず。最高位は吉岡の37位だった。ただ、ハイスピードな展開が連続する中、昨日DNFだった鈴木や白尾も完走。次に繋がるレースになったはずだ。


吉岡直哉コメント
「スタート直後は、身体が重かった。中盤以降は、動きがよくなり逃げにトライしたが中々決まらなかった。最後は連携ミスもあり上位に絡めなかったが、次に繋がるレースになったと思う。チャレンジサイクルロードレースでも勝っているので、勝てるチームだとは思う。全日本に向けて優勝を狙って仕上げていきたい。全日本以降のJプロツアーではミスしたところを改善し、このメンバーでJプロツアー初優勝をしたいです」

鈴木道也コメント
「前半から速い展開が続いていて、一番後ろになってしまうぐらいだったが、後半エースのために少しでも仕事をしようと頑張った。結果は振るわなかったが、次に繋がる勉強になるレースができたと思う。次の全日本では優勝できるように、また、後半のレースも頑張っていきたい」


■リザルト
1位 橋本英也(TEAM BRIDGESTONE Cycling)1:22:15
2位 岡本隼(愛三工業レーシングチーム)+0:00
3位 今村駿介(マトリックスパワータグ)+0:00
37位 吉岡直哉(さいたま佐渡サンブレイブ)+0:32
52位 白尾雄大(さいたま佐渡サンブレイブ)+1:10
61位 宇賀隆貴(さいたま佐渡サンブレイブ)+1:37
63位 鈴木道也(さいたま佐渡サンブレイブ)+1:43
DNF 重田倫一郎(さいたま佐渡サンブレイブ)



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