見出し画像

まじめに考える運の上げ方3箇条

私がずっとやってきた運をよくする方法を書きます。決して「占い」のたぐいではありません(統計学的な「占い」なら近いですが)。

昔、私は本当に性格がネガティブだったので、何に関しても「運がないなあ」とぼやいていました。生まれた家から始まり、容姿や才能、日常の細かなことまで、何でも運のせいにしていました。ネガティブな人あるあるだと思います。

もちろん偶然起きたことは変えられないのですが、ふと人生このままではだめだと思ってこれを含めた言い訳をやめたときに、「運の良い人」を分析してみました。

すると運の良さは明らかに能力人間関係目的によって影響を受けていると分かったのです。どういうことか説明します。

まず能力ですが、だいたいどんな人にも小さくても機会(Chance)が連続して発生します。「そんなのないよ」と言うかもしれませんが、一番分かりやすいのは、例えば受験という機会(Chance)はだれにでもあります。

「学費もないし、奨学金もどうせ無理だし」とネガティブな人は考えるでしょう。貧困家庭にいれば簡単に学費も手に入らないでしょう。別に受験にこだわる必要もありませんが(バイトでPC買ってプログラミングの勉強をしてもいいので)、バイトで学費を稼いだり、奨学金をもらうのも返すのも能力次第です。

「能力を身に着けることができる」と自分に期待できるポジティブさを持つことも能力に含まれます。ネガティブな人はここから能力がありません。

※ネガティブさを能力にすることもできます。その記事はこちら。「起業家におくるネガティブシンキングのすすめ

少しでもポジティブな人にはここまでですでに少しでも覚醒している人がいるかもしれません。なんでもかんでも機会(Chance)だととらえて、その機会に対して事前に能力を鍛えることが必要なのです。

例えば起業を考えてる人はいつか偉い人とご飯を食べる日がくるかもしれません。そのときに偉い人に自分のやりたいことを伝えたり、なんなら相手に何か提案したり、相手にとって面白い話を提供することで気に入られたり、あらゆる能力が必要になります。その日に向けて今からできることはいくらでも存在します。

機会(Chance)は能力が高い人のところにきます。例えば偉い人が誰かにやってほしい責任重大な仕事があったとして、その仕事を能力が低い人に任せるわけにはいきません。だから能力の高い人に任せます。

ピンチはチャンス」の言説も同じです。ピンチ(ネガティブな状況)が発生したことは運が悪かったのでしょうが、それを乗り越える能力があり、乗り越えることができると、自身の能力があがりますし、周りもすごい頑張ってると評価してくれたりします。乗り越えられた人は「運がよかった」と言います。

次に人間関係です。人間関係のポイントは完全に「類は友を呼ぶ」ところです。ネガティブな人にはネガティブな人が、周りを見下す人には見下す人が、本音で話す人には本音で話す人が、余計なことを考えてる人には余計なことを考える人が、必ずと言っていいほど集まります。

同じように能力のレベルに応じて周りにも同じぐらいの能力の人が集まります。高ければ高い人が、低ければ低い人が集まります。

しかし能力が高い集団も全員が同じ能力ではありません。マーケティングができる人もいればエンジニアリングができる人もいます。そうするとお互いに機会(Chance)を紹介しあうことになります。

もちろん能力にはコミュニケーション能力も含まれるため、お互いに信頼しあえているほどコミュニケーション能力が高いと、どんどん機会(Chance)を紹介しあっています。

能力の高さを上-中-下にわけると、それごとに集まったコミュニティがあるのですが、中の上ぐらいまでは能力だけを上げれば上っていけます。そこから上で重要だと思うのは目的です。「何のために能力をあげるのか」「何をしたくていい人と出会うのか」です。

例えば「日本を良くしたい」とか「貧困をなくしたい」のようなよくある目的でも問題ないですし、結構共感してくれる人数も多いです。

上の上の集団はめちゃくちゃ人数が少ないですが、この精度が高くオリジナリティの純度が高いです。正しい目的をもって、高い能力をもてば、いくらでも名実ともにすごい人に会え、面白い機会(Chance)が手に入ります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?