「らくらく売る人のアタマの中(営業・集客の心のブレーキの外し方)」読書感想
今井 孝さんの著書、「らくらく売る人のアタマの中(営業・集客の心のブレーキの外し方)」を読んだ感想を書きます。
本書は、どのようにすれば、売れる営業マンや、たくさんの人をセミナーなどに集める事が出来る人になれるか、について書かれた本です。
しかし、私は、現在そういう仕事はしておりません。ですが、この本の最も核となる部分である、メンタルブロックを外していく方法について学びたいと思い、この本を読みました。
メンタルブロックとは、行動を妨げる思い込みのことです。
これまでに、蓄積されてきた悪い記憶が、頭の中の「脳内辞書」に書かれています。これが、行動にブレーキをかけてしまう、メンタルブロックになっているというのです。
本書では、このメンタルブロックを8つに分類して分かりやすく紹介されていました。
8大メンタルブロック(P40)
・失敗への恐怖 ・完璧主義 ・欠乏感
・楽したい気持ち ・他人の評価 ・確実性
・無価値感 ・短期的
そして、この8つ全てが、現在の私にも当てはまるように思えました。そこで、この本を読み、いかにしたら、そのメンタルブロックを外して、行動できるように変わっていけるだろうか、それを知りたいと思い読み進めました。
本書を読み、少しずつ私が変えていきたいと思った、3つのメンタルブロックの外し方について書きたいと思います。
メンタルブロック①失敗への恐怖について
私は、最初から失敗を恐れ、上手くやろうと思うあまりに、力が入ってしまい、なかなか行動できないばかりか、実際に行動するまでが遅くなっているのが現状でした。
本書には、” 「失敗するのが普通なのです。」” (P53)
目指すべきは、” 「失敗をリカバリしながら進められるようになることを目指すこと」です。” (P54)と書いてありました。
なので、この考え方を取り入れ、「まずはやってみる。」そして「失敗してもいいや、そこから学びを得よう!」そんな気持ちで行動していける自分に変えていこうと思いました。
また、” 「最悪の失敗のケースを考えて、それを受け入れると、怖さが消えて、逆にどんどん良いことが起こる」” (P70)と言うことも学びました。
そこで、何もしないのではなく、最悪な失敗をしたケースを予め考えてから、行動に移してみようと思いました。
メンタルブロック②欠乏感について
欠乏感とは、お金が足りないとか、売上げが足りないと思うことで行動がストップしてしまうメンタルブロックのことです。
その対処法として、本書で ”やって欲しいことは、自分を満たすということです。” また、 “「与えるためには自分が満たされてないといけません。」” (P86)と言うことを学びました。
さらに、” 「今の自分でも出来る」と思ったものは、すぐやると良い”(P88)と書いてありました。
そこで、今までの私は、「お金が無いし、高いから買えない、我慢しよう」と言う心理がありましたが、これからは、自分を満たしてあげるように、ほしい物を我慢しすぎないで、少しはご褒美に買ったりするように、少しずつ変えていきたいと思いました。
メンタルブロック③完璧主義について
私は、完璧主義のあまり、「やってみない?」と、人に聞かれ、チャンスが来たとしも、「ちょっと今、準備不足で出来ません」というように答えていました。
しかし、本書で、ナイキの創業者フィル・ナイトさんの話で、最初は副業から始まった話を知りました。
そして、”誰もが小さく、泥臭く、未完成でスタートしています。” (P154)ということを知らずに、出来上がった完璧な姿を見てしまっているため、完璧主義に陥っていると言うことが分かりました。
そのことに気づいたので、まずは行動に移すこと。小さいことからでも、やってみるということが何よりも大事なことなのだ、というふうに考え方が変わってきました。
最後に
心に残った1文を書きます。
”確実に結果が出る秘訣は、数多くのアクションを起こすこと、当たり前のことを徹底的にすることです。” (P210)
このことを別の言い方で、”いわゆる「大量行動」や「凡事徹底」と呼ばれるものです。” (P209)とも書かれています。
この1文を選んだのは、私は、まだまだアクションが足りなすぎるなと思ったからです。
そして、成功しようと思うのなら、それなりのアクションが大量に必要だという事に改めて気づきました。
行動しなければ何も起こりませんが、行動し続けなければ結果につながらないし、その結果はすぐにはでないということ。
そして、一度や二度の失敗にくじけたり、諦めたりしたらそこで終わってしまうという事だなと思いました。
なので、この読書感想noteもまだまだ始めたばかりです。少しずつではありますが、続けていき投稿の回数も増やしていこうと思いました。
そして、私のこの読書感想を読んでいただいた一人の方でも、「読んで良かった、気づきになったな」とか、「もっと詳しく本書を読んでみたい」と思っていただければとても嬉しく思います。
このように思いながら、楽しみながら書いていきたいと思いました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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