お土産事件

金子は毎月家族旅行に行っている。
当然お土産など不倫相手に買ってくるわけがない。

だが、今回ディズニーに行くと聞いたりなは、
金子にお土産のおねだりをした。
すると金子が「いいよ」と。

金子が家族旅行に行ってる間は徹底していて、りなにラインを金子は一切送らない。いつまで連絡できない。だから今日は電話をしよう。と旅行の前日はりなに電話をしてくれるらしい。

旅行に帰ってきた金子が職場でこっそりりなにディズニーで買ってきたぷーさんのボールペンを渡した。りなは初めてお土産を買ってもらえた喜びと、すぐにボールペンを使いたくて金子に聞いた。
りな「早速職場で使ってもいい？」
金子「実は山田さんにもお土産買ってきてるから、りながそれ使い始めるとちょっとよくない」
りな「え？山田さんに？」

この会話で仕事に戻らなきゃだったので終わったらしい。

りなは仕事終わりに主に鬼電をかけてきた。

りな「山田にまでお土産買ってきてんだけど！！ありえない！！」
主「なんでいいじゃん、呑み仲間だし。」
りな「だって私だけだと思ってたのに何で山田なんかに！同じボールペンじゃないよね？」

めちゃくちゃ切れてて冷静に考えられていないのがわかる。

主「この間積み木の話したじゃん、それのお礼でしょ」
りな「おねだりしなかったら山田だけにお土産買ってたんかな、てかお土産なんだろ、、、」
主「積み木貰ったんなら奥さんも周知してるわけだし、買うなら大概お菓子でしょ。山田さんにも家族居るしさ」
りな「ボールペンじゃないよね？！」
主「いいじゃんボールペンでも」
りな「私だけに貰えると思ってた」
主「仕方ないよ。おもちゃ貰ってんだから。それにボールペンなら同じタイミングで渡してるから。口止めもさせる必要ないでしょ」
りな「すぐ使いたかったのに、、、山田にお土産何買ったか金子さんに聞いてもいいかな？」
主「それはやばい」
りな「気になるよー、、、今日帰りすれ違ったのにそっけなくしちゃった」
主「え？それやば、、、金子さんなんも悪く無くね？」
りな「怒りが収まらなくて金子さんとライン出来ない、、、、」

知らんがな
やることがあったのでいったん電話を切らせてもらった。

その後、、、２３時。
りなから電話。
「どーしよー、怒らせちゃったかも。」
「自分だけに買ってこなかったから怒ってるって気づかれたかも。」

そうなんだよ金子、この女は自分中心で戦略的。独占欲でまみれてるんだ。
気持ち悪いよな、お礼でお土産買ったら不機嫌になる女なんか。
仕方ない状況なのに何不機嫌になってんだよな、

このまま放置しておきたかったが早く寝たかったので

主「ボールペンすぐ使いたかったのに使えなかったからすねただけ、家で早速使ってみたよ、ありがとって言ったら」
りな「それいいね！！超助かるありがとう！」

アドバイスしちゃったよくそーーーー、、、

すぐこっちは寝れたけどさ。

翌日りなからお礼ラインが入っていた。
無事、仲直りできたって。
その時になにかったのー？って聞いちゃったって。
お菓子だったそうです。

山田、もっと爪痕のこせ！やってやれｗｗ

しょーもないのに付き合ってあげてる自分もしょーもな