思い出は残るけど、感情は時間が経つとどっかいっちゃうよね

こんにちは
今日は散歩中にふと考えていたことを書いてみます

失恋した時によく起こることとして
その人と行った場所や話した内容を、何かのきっかけに思い出して感情が揺れ動くというのがあると思います

散歩中にある店の前を通って、
「あーここ一緒に来たことあるな、あの時は楽しかったな」とか

スーパーで買い物をしている時にその人の好きだった食べ物を見つけて
「あの人はこれが好きって言ってたな」とか

特に失恋直後はそういうのが何度も何度も起こりがちかなと思います

そしてその度に
「何でこうなっちゃたんだろう」
「私がもっと彼に釣り合う人だったら」
なんて気持ちが湧き出てきて、悲しくなって涙が出るみたいな

こんな感じである思い出が蘇った後に、感情もセットで付いてくるからこそ失恋した時ってキツかったりします

感情はやがてどこかにいってしまう

ただ過去の失恋を思い返してみると
思い出は今でもうっすら覚えていますが、その時の感情はほとんど覚えていません

昔一緒に行ったことのある場所にまた訪れてみた時も「ここ昔来たな〜」という事実は覚えているけれど

その時感じた楽しかった感情やその人と別れるとなった時の悲しい感情は、思い出そうとしても漠然としか覚えてなかったりします

「確かにあの時、楽しかったり悲しかったりしたはずだけど、どんな感じだったっけ?」みたいな

感情の部分を思い出せなくなるまでの時間がどれぐらいかかるかは人によって、またその恋愛によって違いはありそうですが

その思い出に乗っかっている感情が徐々になくなっていくという事実はみんな共通のものなのかなと思います

失恋は時間が解決してくれるなんて話はよく聞きますが、まさにその時間の経過によって感情の部分が薄れていくからこそ、その恋に対しての執着みたいなものがなくなって立ち直っていけるのだろうなと思います

失恋の痛みは新しい恋で塗り替えるのが良いみたいなこともたまに耳にしたりしますが
これも同じで他の人への感情を強くすることで
前の人に対する感情を薄れさせることができるからという話なのかなと思います

感情が薄れるさみしさもある

感情が薄れるからこそ次に進もうと前向きになれるので、人間の脳は上手くできてるなと思います

とはいえ時間の経過とともに感情が薄れていくという事実に、ちょっとだけ寂しさも感じたりします

自分がその恋で感じたあらゆる感情は、いつかきっと消えちゃうんだなぁと思ったらなんだか儚いなと思います

だから今、失恋で感じている感情もきっといつか思い出せなくなるからこそ
せめて覚えている今だけはちゃんとこの感情と向き合いたいなとも思ったりします

多分来年の今頃にはこの感情も忘れちゃってるだろうなあ

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